Life Kinetik® 脳が活性化する世界最先端の方法
Life Kinetik® 脳が活性化する世界最先端の方法
書籍情報
- ホルスト・ルッツ 著/繁田 香織 訳
- 定価:1980円(本体1800円+税10%)
- 発行年月:2020年08月
- 判型/造本:46並
- 頁数:304
- ISBN:9784478108871
内容紹介
1日10分! 1週間で60分やるだけで、脳のネットワークを増やし、脳のさまざまなエリアを刺激して脳が活性化する手法。幼稚園、福祉施設、プロスポーツ、企業と幅広い分野で活用されているメソッドで、記憶力、集中力、運動能力、学習障害、認知症予防などに、驚くような効果を発揮。
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目次
まえがき
第1章 あらゆる能力が向上するライフキネティックの成り立ち
どのようにしてライフキネティックが生まれたのか
ライフキネティックの開発
ライフキネティックが注目されたきっかけ
ユルゲン・クロップ監督との出会い
ドイツから世界へ
スポーツ以外の分野でも多大な効果を発揮
第2章 脳内ネットワークを改善し、脳のあらゆる領域を活用させる
運動が脳をつくる
数字と色を使った2つのエクササイズ
数字と色を組み合わせたエクササイズ
脳内でまだ利用されていない領域を活動させる
第3章 人は3つのタイプに分かれる
あなたのタイプは?
タイプ1:野心的な人
タイプ2:満足している人
タイプ3:探し求めている人
第4章 慣れていない新しいことに挑戦するつもりはあるか?
コンフォートゾーンから抜け出そう
脳の能力を改善させる必要性
第5章 身体と同じように脳もケアする
モチベーションとは?
脳が生活のすべてを操っている
第6章 ライフキネティックで脳細胞同士のつながりを増やす
脳の能力を上げるために必要な3つの条件
6・1 運動に関連する脳領域の神経可塑性 ── 身体活動で脳細胞は増える
6・2 認知能力に関連する脳領域の神経可塑性 ── 記憶力と情報処理能力が向上する
6・3 感情に関連する脳領域の神経可塑性 ── 新しいことを始めるときに、「感情」を利用する
第7章 ライフキネティックで生活を改善できる
生活の質を上げる7つのポイント
7・1 ケガをしない身体の動きを手に入れる
7・2 知覚能力を上げる
7・3 集中する ── 脳を働かせる!
7・4 ストレスを減らす ── リラックスが必要!
7・5 新しいことを体験する ── 好奇心を持ち続ける
7・6 楽しみを持つ
7・7 身体にいい食事をとる
脳によい栄養を与える
水分の適切な摂取量は?
7・8 運動能力と知覚能力、集中力を改善できる
第8章 脳全体を鍛えていくライフキネティックの全貌
ライフキネティックトレーニングの構成要素
【要素1】運動・トレーニング学
【要素2】機能解剖学
【要素3】最新の脳研究
【要素4】機能検眼学
ライフキネティックの目的
第9章 知覚と動きと認知能力を一緒に高めていく
脳はどのように働くのか?
9・1 脳のどこに何がある?
9・2 脳はこう働く
9・3 脳の解明
9・4 ライフキネティックにおける脳の分類
9・5 知覚と動きと認知のチームワークを高める
第10章 ライフキネティックはできなことがメリットになるエクササイズ
ライフキネティックで鍛えることができる能力
10・1 身体の動きを自在に操る能力
身体を自由にコントロールできる2つのこと
10・1・1 基本的な動き
10・1・2 動きのチェンジ
10・1・3 動きの複合化
10・1・4 動きの円滑化
10・1・5 日常生活におけるアドバイス
10・2 知覚能力
10・2・1 視覚
10・2・2 聴覚
10・2・3 平衡感覚
10・2・4 触覚
10・2・5 知覚の分野でライフキネティックができること
10・2・6 日常生活におけるアドバイス
10・3 認知能力
10・3・1 ワーキングメモリ
10・3・2 注意力
10・3・3 流動性知能
10・3・4 把握力
10・3・5 迅速な行動力
10・3・6 結晶性知能
10・3・7 5つの能力をどのようにして高めるのか?
10・3・8 日常生活におけるアドバイス
第11章 脳と体の老化を楽しみながら食い止める
1週間に合計60分間のトレーニングで明るい未来になる
11・1 あらゆる人の能力を上げる
11・2 早く始めるほど効果が表われる
11・3 授業に集中できて学校が楽しくなる
11・4 年をとっても元気でいられる ── 精神的にも身体的にも!
11・5 高齢になると、なぜ認知症になるのか?
第12章 子どもからお年寄りまで同じことができるライフキネティック事例集
よりよい生活を目指す7のプロジェクト
12・1 クロキ幼稚園 ── 子どもの能力が驚くほど進歩
12・2 「託児所にスポーツを」プロジェクト ── 子どもたちの可能性を広げたい
12・3 イップス・アン・デア・ドナウ ── 失敗が前進するために必要なステップ
12・4 母子生活支援組織 ── 子どもと親が同じことに挑戦
12・5 ドイツスキー連盟 ── 頭脳を鍛えて身体を鍛える
12・6 ボルシア・ドルトムント ── 競技能力を向上させる効果がある
12・7 インジョイ・ダンメ ── どの年齢層でもトレーニングの効果が得られて楽しめる
あとがき
参考文献
著者
ホルスト・ルッツ(Horst Lutz)
体育教師やトレーナー、講師として長年、運動指導を行なってきた経験を活かし、「Life Kinetik(R)(ライフキネティック)メソッド」を開発。2007年からは、そのメソッドに基づいたトレーニングプログラムの普及に専念し、個人・教育施設・企業・競技スポーツ選手へのレッスンやコーチング、トレーナーの教育に取り組む。
クライアントには、サッカー監督のユルゲン・クロップ、アルペンスキー選手のフェリックス・ノイロイター、ボルシア・ドルトムントを始めとするブンデスリーガのサッカークラブ、ほかにもさまざまなスポーツのプロチームがいる。
このようなトップスポーツ界での成功を収めながらも、最大の目標として「すべての幼稚園、すべての学校、すべての企業、すべての高齢者施設にLife Kinetik(R)を提供し、誰にでも有効なLife Kinetik(R)によって、みんなが潜在能力を発揮すること」を目指している。
訳者
繁田香織(しげた・かおり)
翻訳家。青山学院大学文学部史学科(ドイツ史専攻)卒。ハイデルベルク大学留学後、ドイツやオーストリアにおいて、世界陸上競技選手権大会などのコーディネーターや通訳者として活動。帰国後、メディカルトリビューン社で約20年間、医師向け医学新聞に掲載するドイツ発の最新医学会発表や論文の選定、翻訳、校正、編集を行なう。現在は、幅広い分野の翻訳に従事し、医学ジャーナリストとしても活動している。訳書に『自然の力で治す』(サンマーク出版)などがある。
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