会社にお金を残したいなら今すぐ経費を増やしなさい
グレーゾーンが白になる47の節税ルール
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会社にお金を残したいなら今すぐ経費を増やしなさい
グレーゾーンが白になる47の節税ルール
書籍情報
- 福岡雄吉郎 著
- 定価:1650円(本体1500円+税10%)
- 発行年月:2018年09月
- 判型/造本:46並製
- 頁数:256
- ISBN:978-4-478-10655-6
内容紹介
会社にとって、存続して成長することが何よもり重要。会社が大きくなる前に、つぶれてしまっては元も子もない。納税するのは、安定して利益を稼げるようになってからで十分。それまで、中小企業はどんどん節税して、お金を貯めるべきなのだ。正しい経理処理とエビデンスがあれば、正々堂々経費が落せる。税務調査も怖くない
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目次
はじめに 経営者が陥る3つの勘違い
第1章 税金はこの世で一番見返りのないコスト
1 日本人は税金について誤解している
2 なぜ、経営者は粉飾してまで税金を払おうとするのか?
3 税理士は顧客のことなど考えていない
4 銀行や業界審査はどこを見るのか
5 優秀な経営者ほど、稼いだお金の社外流出を防いでいる
第2章 会社を小さくすれば社外流出はなくなる
1 会社の優劣は規模では決まらない
2 中小企業というメリットを生かしなさい
3 減資をして資本金を1億円以下にする
4 小さい会社には税務調査もやってこない
第3章 電話1本、届出1枚でキャッシュをつくる
1 電話加入権は1本1000円で売る
2 年間240万円の経営セーフティー共済に加入する
3 全額損金の生命保険に加入する
4 役員賞与も経費で落とす
5 家賃を1年間分前払いする
第4章 売掛金や在庫の多い会社のお金の残し方
1 回収できない売上代金は経費で落とす
2 ほったらかしの貸付金も経費で落とす
3 現場主義で不良在庫を処分する
4 貯蔵品は経費で落とす
5 在庫の評価を見直す
第5章 不動産の多い会社のお金の残し方
1 特別に上乗せして減価償却費を増やす
2 含み損を持つ土地、建物を売却する
3 オフバランスにまつわるQ&A
4 オフバランスに反対する税理士
5 見積書、請求書は2枚に分ける
6 使わない機械は除却する
7 「原状回復」の工事は修繕費で落とす
第6章 「マサカの坂」に備えたお金の残し方
1 高額の役員報酬をとる
2 親族を役員にする
3 高額の退職金をとる
4 小さな子会社で所得分散、目立たなければ調査も来ない
5 家族しかいない会社(ファミリーカンパニー)をつくる
6 日当に税金はかからない
第7章 設備投資をすべて経費で落とそう
1 期限付きの即時償却を見逃すな
2 強い会社は投資を早く回収している
3 投資計画は絵に描いた餅でいい
第8章 社長は高額の退職金をもらいなさい
1 高額退職金は30年に一度の税務対策
2 中小企業でも3億〜5億円の退職金をとれる
3 退職金は受け取ったあとも気が抜けない
4 退職金にまつわる税理士のダメダメ発言
5 本音は「やっぱり欲しい!」
第9章 税務調査は怖くない
1 税理士から「税務調査は怖いものだ」と洗脳されている
2 簡単にはできない「行為計算否認」
3 エビデンスがあれば税務調査は怖くない
4 いままでの常識はもう古い! 税務調査の方法が変わった
5 おみやげは絶対に渡さない!
6 重加算税はもってのほか
7 税務調査を受ける心得とは?
著者
福岡雄吉郎(ふくおか・ゆうきちろう)
アイ・シー・オーコンサルティング主任コンサルタント。公認会計士、税理士。
名古屋大学卒業後、大手監査法人へ入社。年商数億円から1000億円を超える企業まで、さまざまな業種の監査業務に従事。2012年、アイ・シー・オーコンサルティング入社。わが国屈指の経営コンサルタントである井上和弘のもとで、オーナー会社における財務改善のための具体的かつ実践的なノウハウを学ぶ。節税対策、資金繰り改善指導、不正監査をはじめ、最近では、事業承継やM&Aの指導で全国を奔走している。著書に『決算書で面白いほど会社の数字がわかる本』(あさ出版)がある。
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