卒業後、一度は就職するものの、夢を捨てきれず単身ＮＹに渡ったダンサーＴＡＫＡＨＩＲＯ。ヒップホップの殿堂アポロシアターでのコンテストに挑むと決意したものの、当時家族と親友以外は誰も期待していなかった。だが、彼が披露した３分間のパフォーマンスは黒人オーディエンスに大絶賛され、さらにアポロシアターＴＶ版コンテストでは番組史上最高の９大会連続優勝記録を打ち立てプロデビューを果たした。

本書は、そんなＴＡＫＡＨＩＲＯが渡米から今日に至るまでの軌跡を、ワールドワイドな写真とともに辿る、自身初のフォトエッセイ。これまで雑誌やテレビでは語られることのなかったストリートダンスとの衝撃的な出会いやアポロシアターやマドンナツアーの舞台裏秘話、そしてダンスに対する熱い情熱から自身の恋愛観まで、胸の内すべてを綴った貴重な一冊となっています。

【著者プロフィール】
ＴＡＫＡＨＩＲＯ（本名：上野隆博）
１９８１年９月４日生まれ。ＮＹを拠点に世界で活躍するヒップホップダンサー、振付師。０６年にアポロシアターコンテストのＴＶ版に出場し、史上最高となる９大会連続優勝記録を打ちたて米国プロデビュー。０７年、Ｎｅｗｓｗｅｅｋ誌が選ぶ「世界が尊敬する日本人１００人」に選出。０８年にはＮＨＫ「関口知宏のファーストジャパニーズ」に出演。同年自身のソロ公演に成功。０９年、ＮＹＴｉｍｅｓ紙にて「驚愕の表現者」と評価される。同年にはマドンナの「ＳＴＩＣＫＹ＆ＳＷＥＥＴ　ＴＯＵＲ　０９」のステージダンサーに選抜され、ヨーロッパ１８ヵ国をまわる。そして２０１０年、自身初となるプロデュース公演「Ｓｉｘ　Ｄｏｏｒｓ」を赤坂ブリッツで公演予定。