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1000人の看取りに接した看護師が教える 後悔しない死の迎え方

  • 紙版
  • 電子版

1000人の看取りに接した看護師が教える 後悔しない死の迎え方

書籍情報

  • 紙版
  • 電子版
  • 後閑愛実 著
  • 定価:1430円(本体1300円+税10%)
  • 発行年月:2018年12月
  • 判型/造本:46並製
  • 頁数:248
  • ISBN:978-4-478-10637-2

内容紹介

人は自分の死を自覚した時、あるいは死ぬ時に何を思うのか。16年間にわたり医療現場で1000人以上の患者と家族に接してきた看護師が体験した、現実でのさまざまな死の迎え方を紹介しつつ、死に際した本人や家族にとって後悔を残さない最期の迎え方の秘訣を具体的に説いていく。

目次・著者紹介詳細を見る▼

目次

はじめに

第1章 幸せな死には「感謝」がある

すべてを帳消しにしてくれた最期の「ありがとう」
長寿の秘訣は笑顔と「ありがとう」
「100歳まで生きる」という約束を守った母
幸せな死を迎えるために、思い出を語ろう

第2章 後悔しない看取りのためにできること

意思疎通は雰囲気だけでできる
死にゆく人は第六感が鋭くなる
「どうなるか」という不安より「どうするか」という意思を
病室に飾る写真には選び方にコツがある
「死を受け入れる」ということ
看護師は患者さんの寿命をどこまで予測できるのか
医療スタッフの表と裏
死は生をまっとうした証

第3章 最期までの時間の幸せなすごし方

人はそこにいてくれるだけで、ありがたい
家族の絆は死の時間さえ延ばす
息が止まった瞬間が「死に目」とは限らない
最期まで人に囲まれる人、誰もいなくなる人
「悲しい」のはそこに愛が存在した証
最期まで食べられることで幸せを感じられる
最期の時間を幸せにする「中治り現象」

第4章 延命治療の正解とは

過度な延命治療は本人も家族も不幸にする
「延命治療は望みません」が医師や看護師を悩ませる
なぜ老衰が理想的な看取りなのか
終末期の人に“点滴神話”は通用しない
胃ろうは必要以上に“悪者”扱いされている

第5章 旅立つ人が本当に望んでいること

「人の役に立ちたい」が生きるエネルギー
最期に思い出すのはいちばん愛してくれた人
最期に思うのは「私を忘れないで」
自分の人生に意味があったと胸を張れるようにしよう
「孤独死」は本当に不幸な死に方なのか
救急車を呼ぶ前に知っておいてほしいこと
人は「死に時」を選んでいる

第6章 よりよく生きるために知っておいてほしいこと

地位・名誉・お金が幸せの条件ではないと知るとき
子は親の死に方も見ている
がんになってよかったと、心から思えた
治療に関しての責任は医師50%、患者50%
突然やってくる死もある
「何もない日常」が最上の幸せ

おわりに これが私の「看取りの着地点」

これから起こりうること





著者

後閑愛実(ごかん・めぐみ)
正看護師。BLS(一次救命処置)及びACLS(二次救命処置)インストラクター。看取りコミュニケーター。
看護師だった母親の影響を受け、幼少時より看護師を目指す。2002年、群馬パース看護短期大学卒業、2003年より看護師として病院勤務を開始する。以来1000人以上の患者と関わり、さまざまな看取りを経験する中で、どうしたら人は幸せな最期を迎えられるようになるのかを日々考えるようになる。看取ってきた患者から学んだことを生かして、「最期まで笑顔で生ききる生き方をサポートしたい」と2013年より看取りコミュニケーション講師として研修や講演活動を始める。また、穏やかな死のために突然死を防ぎたいという思いからBLSインストラクターの資格を取得後、啓発活動も始め、医療従事者を対象としたACLS講習の講師も務める。
2014〜2018年3月まで私立高校で養護教諭補佐を務める。
現在は病院に非常勤の看護師として勤務しながら、研修、講演、執筆などを行っている。

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