目次

INTRODUCTION　なぜ、いま英語勉強法を書いたのか？

CHAPTER １　なぜか英語が身につかない人の５つの誤解

Rule　１　「とにかく単語を暗記すればいい」という誤解
　　　２　「話せないのは語彙力がないから」という誤解
　　　３　「英語学習はスキマ時間でやればいい」という誤解
　　　４　「１万時間勉強すれば英語は身につく」という誤解
　　　５　「中学・高校の英語は無駄だった」という誤解

CHAPTER ２　英語は「伝える」ためにある

Rule　１　英語ペラペラになる必要はない
　　　２　世界のVIPが話す「シンプルな英語」
　　　３　ジョブズのスピーチは究極にわかりやすい
　　　４　ゴールドマン・サックスの上司に説得力があった理由
　　　５　相手のペースで聴き、自分のペースで話す
　　　６　シンプルな英語を構成する５つの要素

CHAPTER ３　「シンプル英語勉強法」の全貌

Rule　１　「目指すべき姿」を間違えてはいけない
　　　２　ネイティブの子どもはなぜ英語を身につけられるのか？
　　　３　「だらだら３年」ではなく「集中して３ヵ月」勉強する
　　　４　「シンプルな英語」を習得するための６ステップ

CHAPTER ４　「ブロークン」でもいいからとにかく話す　ステップ１

Rule　１　英語で「伝える」楽しさを味わう
　　　２　まわりを気にせずブロークンでもいいから話す
　　　３　きちんと握手をし、魅力的な自己紹介をする

CHAPTER ５　正しい発音を「まず頭で」理解する　ステップ２

Rule　１　つまらなくても「発音練習」が大切なのにはワケがある
　　　２　日本語にない英語特有の音を「頭で」理解する
　　　３　「Ｌ」と「Ｒ」の発音の違いを理解しているか
　　　４　辞書を引いたらアクセントと母音を確認する
　　　５　カタカナ発音からの脱却の鍵は「音節」にあり
　　　６　「音のつながり」のルールを理解する
　　　７　シャドーイングが発音の練習に最適な理由

CHAPTER ６　英文を「前から」解釈しながら読む　ステップ３

Rule　１　英文を読めないのは、語彙力でも文法力のせいでもない
　　　２　「誰が／何が」「どうする／どんなだ」がわかれば英文の８割は理解できる
　　　３　「単語から類推」ではなく「骨格でつかむ」
　　　４　英文を「前から」読むクセをつける
　　　５　「前から理解する力」はこうして鍛える
　　　６　英語を英語のまま理解するための「イメージ力」
　　　７　おすすめ教材はハーバードのケーススタディ

CHAPTER ７　「音読とセットで」ひたすら聴く　ステップ４

Rule　１　ハーバードのディスカッションが聴き取れなかった本当の理由
　　　２　「音を聴き取る力」は「発音」と表裏一体
　　　３　なぜ日本人はリスニングが苦手なのか？
　　　４　前から理解する力は「読むこと」で鍛えられる
　　　５　「要は何が言いたいのか」を意識する
　　　６　「丁寧な音読」が聴く力を劇的に高める

CHAPTER ８　結論と根拠を明確にして「ロジカルに」書く　ステップ５

Rule　１　「伝わる発言」に共通するシンプルな構造
　　　２　ロジカルに「書く」を徹底的に繰り返す
　　　３　「身近なトピック」について書く
　　　４　ひとことで表せる英単語を見つける
　　　５　自分の意見を明確にしてこなかった日本人

CHAPTER ９　かならず「フルセンテンスで」話す　ステップ６

Rule　１　会議で英語を話すことの難しさ
　　　２　きちんと「文章で」質問する
　　　３　質問されたらフルセンテンスで答える
　　　４　「日本人どうし」の英会話でフルセンテンス力を高める
　　　５　英語を話すときに大切な「山を途中で下る」勇気

CHAPTER 10　英語のテクニックより大切なもの

Rule　１　あなたが伝えたいメッセージはなんですか？
　　　２　「日本人として」世界でどう振る舞うか

CONCLUSION　日本人ビジネスパーソンが目指すべき場所

著者

戸塚隆将（Takamasa Totsuka）
1974年東京都生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。ゴールドマン・サックス勤務後、ハーバード経営大学院（HBS）でMBA取得。マッキンゼー・アンド・カンパニーを経て、2007年、シーネクスト・パートナーズを設立、代表取締役に就任。同社にて企業のグローバル事業開発およびグローバル人材開発を支援するほか、HBSのケーススタディ教材を活用した短期集中型実践ビジネス英語プログラム「ベリタスイングリッシュ」を主宰。グローバル人材を輩出し続けている。著書に『世界のエリートはなぜ、「この基本」を大事にするのか？』（2013年、朝日新聞出版）があり、本書は20万部のベストセラーになった。