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NEW POWER これからの世界の「新しい力」を手に入れろ

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NEW POWER これからの世界の「新しい力」を手に入れろ

書籍情報

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  • ジェレミー・ハイマンズ 著/ヘンリー・ティムズ 著/神崎朗子 訳
  • 定価:1980円(本体1800円+税10%)
  • 発行年月:2018年12月
  • 判型/造本:46並製
  • 頁数:440
  • ISBN:978-4-478-06760-4

内容紹介

統制型からシェア型へ。競争からコラボへ。プロからアマへ。世界は変わってしまった。これが新しい世界のルール。FB、Airbnb、ブロックチェーンからISIS、トランプの台頭まで、世界の凄まじい変化はすべてこれが理由だった。自分のパワーを一瞬で何万倍にもできる! 世界的ベストセラー、ついに日本上陸!

目次・著者紹介詳細を見る▼

目次

目次

第1章 ニューパワーの世界へようこそ ── これからの時代を生き抜く力を手に入れる

「ニューパワー」とはなにか?
「絶対権力」が通用しない世界になった ── #ミートゥーvsハーヴェイ・ワインスタイン
素人が「専門知識」を活用できる ── 患者vs医師
「個人」が国より大きな力を使いこなせる ── 女子学生vs国務省
テクノロジーの変化が「新たな考え方」を生んだ
「テトリス思考」から「マインクラフト思考」へ
本書のミッション ── 新しいパワーの使い方を伝授する
「絶大な力」をもっとも効果的に利用する
新しい時代に「強者」になるメカニズムとは?

第2章 オールドパワーvsニューパワー ── いったい、なにがどう変わったのか?

NASAが「すさまじい成果」をあげた
なぜ「壁」にぶつかったのか?
「立場を奪われたくない」意識が邪魔をする ── 「ラボこそ我が世界」vs「世界こそ我がラボ」
オールドパワーとニューパワーの「価値観」の違い
「非公式」に物事を前に進める ── フォーマルな統治vsインフォーマルな統治
「協力したい」本能を活用する ── 競争vs協力
「透明性」を求める意識が高まっている ── 機密保持vs徹底的な透明性
権威的意見より「口コミサイト」が伸びている ── 専門家vsメイカー
「気軽な参加」の傾向が高まっている ── 長期的な所属vs一時的な所属
ニューパワー・マトリックス ── オールドパワーの組織、ニューパワーの組織とは?
クラウド:モデルも価値観もニューパワー
チアリーダー:価値観だけがニューパワー
キャッスル:モデルも価値観もオールドパワー
懐柔者:モデルだけがニューパワー
あなたはマトリックスの「どこ」に位置しているか?

第3章 「ミーム」を投下せよ ── 自分の「影響力」を爆発させる

恐るべき「ミームの威力」が明らかになった
「ミーム・ドロップ」で情報を拡散する
アイデアを「記憶」に焼きつかせる
「拡散」されるアイデアの3つの条件
A:「行動」をうながす ── バズフィードの“アクショナブル”な記事方針
C:「つながり」を生む ── フェイスブックの“コネクト”の力
E:「拡張性」がある ── “エクステンド”できるから広げたくなる
一発の流行を狙わず「ACE原則」で長く広める
ISISが試みた「巧妙な拡散戦略」
実態をはるかに超える「スケール」を演出できる
正論より「ゆるいコミュニティ」で人を動かす
アイデアを速く拡散し、持続させる ── 「真実」だけでは力が足りない

第4章 「群衆」をつくれ ── 「史上最強の味方」の行動原則

一度だけ動かすのでなく「うねり」を生む
小規模な運動を急激に大きくする
「群衆」を生む5つのステップ
STEP1:「コネクテッド・コネクター」を見つける
STEP2:「ニューパワー・ブランド」をつくる
STEP3:「参加の障壁」を下げる
STEP4:「参加のステップ」を上らせる
STEP5:「3つの嵐」を利用する
嵐のなかで必ず起こる「ハンガー・ゲーム」

第5章 ニューパワー・コミュニティという武器 ── 群衆から「驚異的な献身」を引き出す

膨大な人を誘い込むレディットの仕組み
ボランティアが勝手に運営してくれる
一瞬で「トラフィック」が全滅する
「0.2パーセント」の規制が命取りになる
ニューパワー・コミュニティを構成する「3つの存在」
三者の「バランス」をつくりだす
同じようなサービスのまったく違うアプローチ ── お抱え運転手「ウーバー」vs友だちの車「リフト」
「身内への負担」をスムーズに導入する
突き放さずに「懐」に入れる
「人間的な対応」がパワーを発揮する
コミュニティの「5つの課題」に取り組む
1.「報酬」は誰がどれだけ、なにを得るのか?
2.誰がどんな「ステータス」を獲得するのか?
3.どんな「フィードバック」で牽引するのか?
4.「信頼」をどのように構築するのか?
5.誰が「采配」を振るのか?
大人が否定し、子どもが絶賛した映画
スーパー参加者が「ネットワーク」を築く
コミュニティが「驚異的な献身」を行う

第6章 影響範囲を「拡大」する ── いかにして、もっと広く浸透させるか?

狙って情報を「急拡散」させた手法
「大ヒット」が運動の終焉を招く
「メンバーの役割」がなくなったため衰退した
なぜ誰もが「ウーバー」を消したのか?
「トライアングル」の支持がなければ生き延びられない
経済活動より「コミュニティ」を軸にする
使える「データ」は全部シェアする
プラットフォームを「自分」でつくる
「誰が、なにを、いつ見るか」がコントロールされている
「サークルテスト」で参加を決める

第7章 がっちりつかんで離さない ── 人を引き込むまっとうでクレイジーな方法

ビッグ・バン ── 壮大すぎる構想を持つ
宇宙の出現 ── ぎこちないスピーチの力
宇宙の急膨張 ── 投機心と支援の気持ちに訴える
目標を上げられるところまで上げる
「具体的な見返り」と「目的意識」を組み合わせる
「参加」のチャンスをかけあわせる
「スーパーファン」をつくりだす
「イケア効果」が絶大な力を発揮する
資金調達の「ニュースキル」と「オールドスキル」
「ブリュードッグ」のクレイジーな資金戦略
自由にカネを集められる「すばらしい新世界」
合理的なだけでは支持されない
リスクはバグではなく「仕様」である
群衆から「200万ドル」を集めた方法
1000のロジックより「パンダ」が効く
「完成させない」という資金調達法

第8章 オールドパワーから「ジャンプ」する ── 新たなパワーをつかむ最速戦略

ニューパワーは使い方次第で「破滅」を招く
「表面的な問い」には表面的な反応が返ってくる
群衆のアイデアに「乗っかる」方法を考える
ニューパワーを使うときに検討すべき「4つの問い」
老舗「レゴ」がインターネットに勝機を見出す
隠れているスーパー参加者を「発掘」する
ファンを「プロ」として認める
群衆を生かす「プラットフォーム」をつくる
ツイッターで細かく「つながり」をつくる
パーティーに「お邪魔する」という発想を持つ
ニューパワーの「チーム」をつくる
シェイプシフター:「変身できるリーダー」が変革を率いる ── 「ディスラプター」はニセ預言者
ブリッジ:「橋渡し役」が新旧の世界をつなぐ ── 「デジタル・イノベータ—」はニセ預言者
解決策の探求者:「柔軟な人材」が最良の答えを見つける ── 「問題解決者」はニセ預言者
スーパー参加者:「コアの群衆」が最大の利益をもたらす ── 「ステークホルダー」はニセ預言者

第9章 新しい「リーダー」になる ── ニューパワーで人を動かす

次々と「群衆」を仲間にしたオバマの手法
堂々と「サクラ」を動員したドナルド・トランプ
無視されるはずの群衆を「後押し」する
「最悪の瞬間」に最高にフォロワーが増えた
「プラットフォームの強者」の作法 ── 人びとを黙らせるより「興奮」させる
群衆は「型」にはめると機能しなくなる
「自由」が群衆の力をひきだす
「型破りなローマ教皇」が最初にしたこと
時代と「逆行」する組織を立て直すには?
ニューパワーで人を動かす「3つのスキル」
1.「シグナル」を送る ── 現代のイコンは一瞬で拡散する
2.「仕組み」をつくる ── 群衆が参加できるかたちにする
3.「規範」を示す ── 自分から動いてもらう
新しい「リーダー」が力を入れるべきポイント
自分に「注目」を集めつつ群衆を立てる
「電子」のリーダーシップで率いる
「モンスター」を解き放つ ── レディ・ガガのコミュニティ戦略
「参加型」のリーダーシップの秘訣
スタバの「反差別」運動はなぜ炎上したのか?
最初から最後まで「ひとり」の運動だった
「ハッシュタグ」をストリートにひっぱりだす
「みんながリーダー」を強調する
クラウド・リーダーは「あえて」まかせる

第10章 パワーを「ブレンド」する ── この組み合わせが劇的な効果をもたらす

非公式な「小グループ」をたくさん育てる ── 「全米ライフル協会」が勝ち続けるメカニズム
「下心」を見せずにつながり続ける
オールドパワーで「勢い」を過熱させる
長期戦で「カルチャー」を変える
「正当な理由」で熱意をリードする
「超高額」でエリートを囲い込む ── 「TED」の秘密結社のような組織モデル
コアのサービスを「無料」で開放する
VIPと一般人を「同時」に満足させる
オーガナイザーに自主的に「運営」させる
好きなことに「貢献」できる機会を与える
「開放型」のステージに踏み出す
群衆の力でもっとも斬新な商品をつくる ── 「古い業界」でニューパワーを発揮するには?
交流のなかから「偶然」を引き出す
ロイヤルティの支払いは「最低限」にとどめる
「現実的な革命」を起こす ── 「理念」で人を動かせないならどうするか?
オールドメディアで「人気者」になる
「自分たちの活動」と思わせる
パワーの「ブレンド」がすさまじい力を生む
高揚感があるときこそ「現実的」になる
新旧の「2つのスキル」を身につける

第11章 「未来」の波に乗る ── ニューパワーの「最高傑作」をつくる

ニューパワーを否定する「未来予測」
「よりスムーズなもの」が勝ち続ける
「店」になることを拒否する
「ユニコーン」でなく「ラクダ」を目指す
もっとも機能するプラットフォームをつくる ── 「ツイッターを買う」とは?
群衆の「小口の出資」を促進する
革命的な「ニューパワー・プラットフォーム」
「透明性」を高める原則を徹底する
人は自分の運命を「他人ごと」のように眺めている
多様な「スタック」を積み重ねる
「読むだけの人」をつくり手に引きこむ ── 「出版」を新たに発明する
「5秒」で自分の価値を実感させる ── 「閉ざされた仕事」を開放する
ついやりたくなる「確定申告」の仕組みを考えよ
個人で「ニューパワー」のモデルを考えだす
ニューパワーの混沌たる「最高傑作」

訳者あとがき

NEW POWER用語集





著者

ジェレミー・ハイマンズ(Jeremy Heimans)
ニューヨークに本拠を置き、世界中で21世紀型ムーブメントを展開する「パーパス」の共同創設者兼CEO。「ゲットアップ」共同創設者。194か国、4800万人以上のメンバーを持つ世界最大規模のオンラインコミュニティ「アヴァース」共同創設者。ハーバード大学、シドニー大学で学び、マッキンゼー・アンド・カンパニーで戦略コンサルタント、オックスフォード大学で研究員を経て現職。世界経済フォーラム「ヤング・グローバル・リーダーズ」、世界電子政府フォーラム「インターネットと政界を変える10人」、ガーディアン紙「サステナビリティに関する全米最有力発言者10人」、ファスト・カンパニー誌「ビジネス分野でもっともクリエイティブな人材」、フォード財団「75周年ビジョナリー・アワード」などに選出。ヘンリー・ティムズと共にハーバード・ビジネス・レビュー誌に寄稿したニューパワーに関する論文は、同テーマのTEDトークが年間トップトークの1つになり、CNNの「世界を変えるトップ10アイデア」に選ばれるなど大きな話題となった。

ヘンリー・ティムズ(Henry Timms)
マンハッタンで144年の歴史を持ちながら、ファスト・カンパニー誌「もっともイノベーティブな企業」リストに入る「92ストリートY」の社長兼CEO。約100か国を巻き込み、1億ドル以上の資金収集に成功した「ギビング・チューズデー」の共同創始者。スタンフォード大学フィランソロピー・シビルソサエティ・センター客員研究員。世界経済フォーラム・グローバルアジェンダ会議メンバー。


訳者

神崎朗子(かんざき・あきこ)
翻訳家。上智大学文学部英文学科卒業。おもな訳書に『やり抜く力』(ダイヤモンド社)、『スタンフォードの自分を変える教室』『申し訳ない、御社をつぶしたのは私です。』『フランス人は10着しか服を持たない』(以上、大和書房)、『食事のせいで、死なないために(病気別編・食材別編)』(NHK出版)、『Beyond the Label(ビヨンド・ザ・ラベル)』(ハーパーコリンズ・ジャパン)などがある。

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