• twitter
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

情報メディア白書 2014

  • 紙版

情報メディア白書 2014

書籍情報

  • 紙版
  • 電通総研:編
  • 定価:17600円(本体16000円+税10%)
  • 発行年月:2014年02月
  • 判型/造本:A4並製
  • 頁数:272
  • ISBN:978-4-478-02682-3

内容紹介

変貌する情報メディアの真の姿を600を超える統計データを基に徹底解析。広告、ネット、メディア関係者必携の書最新版。さらに各種の最新デジタル機器・サービスの動向や、消費者行動の変化を専門家が分析する。今年版より誌面全頁カラー化(一部フルカラー)

目次・著者紹介詳細を見る▼

目次

●次世代放送に向けたテクノロジーとコンテンツ制作トライアルがスタートする

●本白書の使い方

特集 Ⅰ 変化が明らかになったオーディエンスのメディア接触行動

「イエソト」でのメディア行動は? 電通アウターオーディエンスインサイト調査
 (1)街中でのオーディエンス
 (2)電車・バス内オーディエンス
 (3)運転時オーディエンス
 (4)同乗オーディエンス
 (5)駅構内オーディエンス
 (6)学校・職場オーディエンス
 (7)施設内オーディエンス
メディア多様化はオーディエンスの行動をどう変えるのか
2020年東京オリンピックへの過去/現在/未来ロードマップ

特集 Ⅱ 新しいメディアの潮流

 (1)2013年のメディア・IT企業の動向
    スマホ普及で端末メーカーもネット企業も大きく変化
 (2)スマホ/タブレット 世界的に携帯端末の中心はスマートフォンに
 (3)iPhone/iPad 年間1億台以上販売。ついに廉価版も投入
 (4)ソーシャルメディア メール代わりにLINEが急拡大
 (5)パズドラ スマホ向けゲームアプリで急成長
 (6)Spotify 無料でも利用可能な聴き放題音楽配信
 (7)著作権法改正 法改正がユーザーの実態に追いつくか
 (8)4K/8Kテレビ 試験放送開始を控える4Kテレビ

Ⅰ 部 情報メディア産業の動向

1 新聞

●生き残りに編集力と経営力の真価が問われる
●新聞産業構造図
 (1)市場 広告収入の増収も減少止まらぬ発行部数
 (2)市場/発行 茨城の地方紙 常陽新聞が経営難で廃刊
 (3)経営/広告 広告収入の減少傾向が打ち止めに
 (4)雇用/用紙 従業員数は減少も、新規雇用者は2年連続増加
 (5)全国紙・地方紙 増収傾向の全国紙、東北地方紙は震災からの復興の兆し
 (6)新聞販売店 新聞社との協力と地域貢献が生き残りの鍵
 (7)読者 世代間で開きがみえる新聞閲読状況
 (8)読者・電子サービス 普及する電子新聞、ニーズへの対応が成長の鍵
 (9)スポーツ新聞
    ①市場 売上高、発行部数ともに減少が続く
    ②発行 地域に特化した情報配信で新規読者開拓なるか
 (10)地域紙 配送地域以外での新たな読者の開拓を目指す
 (11)通信社/電子化 問われる通信社の経営力と有料コンテンツの拡大

2 出版

●電子化やIP活用で新たな出版業が生まれるか
●出版産業構造図
 (1)市場 出版社収入も3兆円割れ、雑誌の減少が止まらず
 (2)出版社
    ①社数 出版社数の減少傾向が続く
    ②売上高 主要出版社も売上減少傾向続く
    ③大手出版社 角川グループがグループ企業を再編
 (3)取次・書店 書店平均坪数が減少。大型化も1段落
 (4)書籍
    ①市場 微減続く新刊書籍市場は4000億円を割る
    ②ベストセラー/文庫本 単行本はノンフィクション、文庫本は映像化の原作が売上上位に
 (5)雑誌
    ①市場 創刊点数は100点を割り込み、販売金額も減少傾向
    ②月刊誌/週刊誌 低迷が続く中、女性週刊誌は前年を上回る健闘
    ③女性誌 苦戦する女性ファッション誌、小型版で部数増目指す
    ④テレビ情報誌/ムック/付録 多様化するムック、定番化した雑誌の付録は減少傾向に
 (6)マンガ
    ①市場 単行本が主流に
    ②単行本 オンライン公開作品が売上を伸ばす
    ③雑誌 大人向け週刊誌の落ち込みが顕著に
 (7)読者 雑誌の読書率が大幅に低下
 (8)電子出版 スマートフォンやタブレット向けが急拡大

3 音楽

●独自路線を行く日本の音楽市場の未来は?
●音楽産業構造図
 (1)市場
    ①国内市場 ユーザー支出ベースの音楽関連市場規模は微増
    ②海外市場 世界音楽市場は1999年以来の前年比増
 (2)レコード
    ①生産 レコード生産は14年ぶりに前年比増
    ②メーカー/流通 メーカー売上高の減少続く
 (3)配信
    ①市場 スマホ普及は配信市場の持ち直しにつながるか?
    ②コンテンツ別/ヒット作品 サブスクリプションの存在感が増す
 (4)映像 ビデオソフト生産実績が過去最高に
 (5)イベント コンサート市場規模が過去最大を記録
 (6)カラオケ
    ①市場 カラオケ市場は1996年度以来の前年度比増
    ②カラオケボックス カラオケボックス施設数・ルーム数は微増
 (7)ユーザー
    ①全体動向/機器 デジタルサービスの利用が一般的に
    ②属性別 中高年層のマーケットシェアが拡大

4 劇映画・ビデオソフト

●邦画と洋画で明暗が分かれる
●劇映画・ビデオソフト産業構造図
 (1)劇映画
    ①市場 封切本数の増加で市場は2000億円目前に回復
    ②配給 東宝がヒット作を連発
    ③映画館 2年連続でスクリーン数減少
    ④経営 東宝が過去最高の売上高
    ⑤利用 興収上位にシリーズ作品が並ぶ
 (2)ビデオソフト
    ①市場 セル市場は下げ止まりも、レンタル市場の縮小が続く
    ②メーカー出荷 アニメと親和性の高いブルーレイ
    ③流通 流通の主流はオンライン
    ④レンタル店 DVD、ブルーレイともに貸出枚数が増加
    ⑤利用 ブルーレイ作品が年間売上トップに

5 アニメーション

●コンテンツビジネスが多様に
●アニメーション産業構造図
 (1)市場 ネットワーク配信市場が拡大
 (2)劇場用 大人をターゲットとした作品がヒット
 (3)放送 アニメの年間放送量が増加
 (4)ビデオソフト ブルーレイタイトルが増加
 (5)配信/海外展開 配信市場はスマホ向けが伸長
 (6)ユーザー 20代、30代のアニメ映画鑑賞が増加

6 ゲーム

●ゲーム市場は新たな局面へ
●ゲーム産業構造図
 (1)市場 ゲーム市場は新機種の登場を待望
 (2)ビデオゲーム
    ①市場 7年ぶりに5000億円を割り込む
    ②経営 任天堂は2期連続の赤字
    ③ハードウェア 携帯型ハードが7割を占める
    ④ソフトウェア 人気シリーズが売上数100万本を超える
    ⑤ユーザー 注目はMMORPG
 (3)オンラインゲーム・モバイルゲーム
    ①市場 スマートフォン市場が急成長
    ②ユーザー 有料プレイが当たり前に
 (4)アーケードゲーム
    ①市場 アーケードゲーム市場は引き続き縮小
    ②経営 店舗数減少も1店舗当たりの売上は増加
    ③ヒット シリーズ化されたゲームのみの厳しい状況
    ④ユーザー 家族・親子での利用が増加

7 地上放送

●テレビ視聴動向の変化に次の一手は?
●地上放送産業構造図
 (1)市場 地上放送市場は4期連続でほぼ横ばい
 (2)経営 売上高、利益とも在京キー局が半分を占める
 (3)収支構成/設備投資 設備投資が再び増加
 (4)広告 テレビ広告費が2年ぶりに増加
 (5)各社売上高/自社制作番組比率 テレビ朝日が伸び率トップ
 (6)放送時間・視聴率 「音楽」「コメディ」の視聴率が上昇
 (7)テレビ世帯視聴率 テレビ朝日が2位に浮上
 (8)聴取・視聴パターン 曜日で異なるラジオとテレビの接触パターン
 (9)ラジオリスナー 1日平均聴取時間は約2時間
 (10)制作プロダクション 1社平均売上高は約10億円

8 衛星放送・ケーブルテレビ

●“さらなる飛躍へ”模索続ける
●衛星放送・ケーブルテレビ産業構造図
 (1)市場 衛星・ケーブル合計で1兆円を超える
 (2)NHK衛星放送 衛星契約数は1706万契約
 (3)無料BS民放
    ①経営 無料BS民放普及率は73.3%
    ②接触率 全日平均世帯接触率は8.2%に上昇
 (4)WOWOW 売上高700億円を突破
 (5)多チャンネルサービス
    ①市場 多チャンネルサービス契約数は1276万契約
    ②経営・接触率 加入世帯数上位はアニメ専門チャンネル
 (6)ケーブルテレビ
    ①市場 自主放送を行なうCATV普及率は51.8%
    ②多チャンネル化 多チャンネル契約世帯数は795万世帯
    ③事業者 営業収益が2年連続で減少

9 通信

●通信事業の新時代に対応する各キャリア
●通信産業構造図
 (1)市場
    ①電気通信事業 電気通信事業の売上高減少が継続
    ②携帯電話/インターネット 注目されるNTTドコモのシェア減少傾向の行方
 (2)経営
    ①3大キャリア/経営状況 移動通信事業好調キープも新たな事業戦略構築へ
    ②3大キャリア/ARPU 携帯電話の非音声ARPUの上昇トレンドは継続
    ③売上高構成/その他の主な電気通信事業者 電気通信事業に占める移動通信の売上は5割を超える
 (3)加入者回線/加入電話/IP電話 加入者回線に占める光ファイバー回線の割合は3割を超える
 (4)携帯電話
    ①契約数 移動通信系の契約数は約800万契約増加
    ②端末 携帯電話出荷台数の7割はスマートフォンに
 (5)ブロードバンド
    ①契約数(FTTH/DSL/CATV/携帯電話) LTE普及によりモバイルブロードバンドが急伸長
    ②契約数(LAN/WAN/専用線) 急増する公衆無線LAN契約
 (6)無線 携帯電話の国内生産金額は減少傾向が継続
 (7)トラヒック
    ①加入電話/携帯電話/PHS 深夜に活発化するPHS利用、トラヒックも増加に転じる
    ②ブロードバンド ブロードバンドのトラヒックは8年前の6.6倍
 (8)ユーザー
    ①情報通信機器 固定電話の世帯保有率は8割を切る
    ②携帯電話 スマホ利用者の携帯端末2台持ちは10人に1人
    ③インターネット 年々高まる高齢者層のインターネット利用

10 コンテンツ・サービス

●スマホ普及の影響で変化するコンテンツ・サービス市場
●コンテンツ・サービス産業構造図
 (1)市場
    ①全体 スマホ市場の成長により市場拡大
    ②ジャンル別 各市場において存在感を増すスマホ経由の売上
 (2)モバイルコンテンツ 2012年、縮小傾向に転じたフィーチャーフォン市場
 (3)コマース(電子商取引) 2012年のBtoC EC市場は9兆5130億円
 (4)広告/クラウドサービス 増加続くインターネット広告費
 (5)電子マネー 続々と登場するプリペイドカード
 (6)経営 躍進するガンホー・オンライン・エンターテイメント
 (7)ウェブサイトアクセス
    ①接触数 推定接触数はYahoo!がトップに
    ②カテゴリー別 ソーシャル・コミュニティ系ではTwitterがトップ
 (8)ユーザー
    ①全体 インターネット利用で最も多いのは電子メール
    ②ソーシャルメディア LINEの利用が20.3%とトップ
    ③スマートフォン スマホの登場でモバイル端末の利用行動に変化

11 広告

●デジタル領域との融合で、広告領域が拡大
●広告産業構造図
 (1)市場 2012年の広告費は5兆8913億円
 (2)経営 2012年好調の反動で2013年は減少に転じる企業も
 (3)マス4媒体
    ①広告費 マス4媒体は前年比102.9%と増加
    ②出稿量 媒体によって異なる業種別広告主
 (4)インターネット広告
    ①市場 2012年インターネット広告費は8680億円
    ②webインテグレーション/スマホ 領域拡大するインターネット広告
 (5)交通広告 交通広告は1975億円と5年ぶりに増加
 (6)屋外広告 プロジェクションマッピングを使ったイベントが登場
 (7)折込広告 震災前の水準に回復した折込広告
 (8)フリーペーパー・フリーマガジン webとの連動進む、フリーペーパー・フリーマガジン
 (9)POP広告 POP広告は微増
 (10)広告評価 認知はテレビ、理解度を深めるためにはインターネット

12 通信販売

●インターネット通販に新しい波
●通信販売産業構造図
 (1)市場 ネット通販が牽引し市場規模拡大
 (2)経営 高まるインターネット経由の売上比率
 (3)媒体 紙媒体利用率が増加し、インターネットとの併用が進む
 (4)受注 インターネットと電話が受注の中心
 (5)配送/支払方法/商品 事業者にとって負担の大きい「送料無料」
 (6)テレビ通販 伸び悩むテレビ通販市場
 (7)インターネット通販
    ①市場 スマートフォン普及により市場規模拡大
    ②プレイヤー 圧倒的な存在感を示すアマゾンジャパン
 (8)ユーザー
    ①概況 ネット利用増の一方、カタログなどの紙媒体利用も堅調
    ②商品/支払方法 通販で重視されるのは効率性

13 イベント

●多様化するイベントのあり方
●イベント産業構造図
 (1)市場 イベント参加人口は延べ1億人
 (2)遊園地・テーマパーク 遊園地市場は約4500億円
 (3)コンテンツ
    ①見本市 世界各国からの出展者が増加
    ②ユーザー参加型イベント 参加型イベントが盛況
 (4)興行・スポーツ 2010年の年間売上高は8425億円

Ⅱ 部 情報メディア関連データ

 (1)情報利用時間
    ①『国民生活時間調査』
    ②『MCR』
 (2)情報支出(家計調査)
 (3)情報支出(家計消費状況調査)
 (4)ハード普及率
 (5)情報メディア関連産業
    ①情報サービス業
    ②印刷
    ③郵便
    ④写真
    ⑤車載メディア
 (6)ハード出荷
 (7)情報価格
 (8)主要情報メディア産業
 (9)マクロ統計
 (10)海外メディア関連データ






編者紹介

電通総研 メディアイノベーション研究部
メディアとオーディエンスを取り巻く環境変化や将来展望について、独自の視点と手法から知見を開発して情報を発信しながら、メディア産業に関わる企業のコンサルティング活動などを行なっている。

【連絡先】
(株)電通 電通総研 メディアイノベーション研究部
〒105-7001 東京都港区東新橋1-8-1 電通本社ビル
電話:03-6216-8093 FAX:03-6217-5865 e-mail:infomedia@dentsu.co.jp
ホームページ:http://www.dentsu.co.jp/marketing/mil/
facebook http://www.facebook.com/mediainnovationlab

プリント版書籍は下記のストアでご購入いただけます。
  • Amazon で購入
  • e-hon で購入
  • HMV&BOOKS online で購入
  • 紀伊国屋BookWeb で購入
  • セブンネットショッピング で購入
  • TSUTAYAオンラインショッピング で購入
  • BOOKFAN で購入
  • Honya Club で購入
  • ヨドバシカメラ で購入
  • 楽天ブックス で購入

(ストアによって販売開始のタイミングが異なるためお取り扱いがない場合がございます。)

  • twitter
  • このエントリーをはてなブックマークに追加