本物の自信を手に入れる セルフ・ファシリテーション
自分を変える54のスキル
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本物の自信を手に入れる セルフ・ファシリテーション
自分を変える54のスキル
書籍情報
- 森 時彦 著/田中 淳子 著
- 定価:1540円(本体1400円+税10%)
- 発行年月:2013年09月
- 判型/造本:A5並製
- 頁数:192
- ISBN:978-4-478-02521-5
内容紹介
ファシリテーターのワザを自分の気持ちや思考を整理するために使う——すると新しいアイデアに気づいたり、モチベーションが高まったりします。それがセルフ、つまり自分で、自分の気持ちや思考を促す、つまりファシリテートするということです。そのためのワザや道具を紹介します。
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目次
序章 自分の中にファシリテーターを育てよう
自分で自分をファシリテーションする“化身”の力
自分の中にファシリテーターを育てよう
高いところから自分を客観視する「神さま視点」
スッキリ考えるスキル
セルファシ思考は応用範囲が広い
第1章 イキイキ・わくわくポジティブマインドをつくろう
すぐに落ち込むのは、思考プロセスに問題がある
「わかっちゃいるけど、やる気になれない」脳の構造
セルファシは脳を活性化させる
リフレーミング1──「時間軸」を変えてモチベーションUP
リフレーミング2──「比較対象」を替えてモチベーションUP
最高のときをイメージする「セルフ・ヒーローインタビュー」
「緊張⇔開放」を意識的にやってみよう
コラム 日本人はネガティブ思考?
第2章 ウジウジ悩まない、スッキリ考えよう
残業時間を減らす!
グルグル思考を絵にしてみよう
「モデル化」してスッキリ考える
「広角レンズ」「顕微鏡」「座標変換」で発想を広げる
抽象思考だけでは行き詰まる──「具体化⇔抽象化」を繰り返せ
判断する前にじっくり観察する──「観察→記録→分析」
悩んだときには、問題をシンプルに2分割して考えてみる
混乱してきたら、目的と手段を整理してみよう
「解ける問題文」を書けますか?──ボトルネックを見つけよう
アイデアを生み出すための「ひとりブレスト」──アイデアマンになろう
平均値が出てきたら「全体の分布」を想像する
判断に迷うときは、「デシジョンツリー」を描いてみよう
気づいていないことに気づく「オポチュニティマッピング」
あらかじめ、軸を決めて考えると、答えが見つけやすくなる
「マインドマップ」で発想を広げよう
第3章 他人は変わらない。だったら自分を変えよう
“嫌がっている自分”を「神さま視点」で見る
嫌なことがあっても全身で受け止めないコツ──「着ぐるみ」でいこう
自分の失敗談を集めてみる──自己開示が他人の心を開く(「ジョハリの窓」)
5つのギアを切り替えて対立に強くなる
関係性をよくする──「チームビルディング」の応用
印象に残る自己紹介──「アイスブレーク」の応用
なるほど! こんなふうにできるんだ!──「I(アイ)メッセージ」で褒めて動かす
名づけ親になると気持ちが落ち着く
初対面でも話題に困らない「ワールドカフェ」の話術
第4章 ドンドン・がんがん行動力・継続力をつけよう
自己変革の定石
意志に頼るから継続できない──「継続するためのファシリテーション」
やっていることを記録していく「測るだけ継続力」
中断しても、やめてしまわなければいい──再開力のススメ
停滞期があっても気にしない。S字カーブをイメージしよう
自分にメールを書いてリフレクション──振り返りのススメ
自分を変えるための「憲法」をつくろう
What When Who──「3W」を使って具体的にすべきことを決める
グズグズを退治する──何を恐れているのかを明確にしよう
自分の仕事を分析し、価値の低いものを排除する「パレート思考」
やるべきことを選択するための「ペイオフマトリックス」
気が散ってしまうときには、「パーキングエリア」を利用しよう
コラム 「神さま視点」で英語をマスター
第5章 心に響く、伝わるプレゼン力を身につけよう
WOW! はあるか?
プレゼン上手の3段階──「Why me? Why we? Why now?」
「何が言いたいのかわからない」と、言われないために「PREP法」
短い時間で自分をアピールする「エレベータースピーチ」
リフレーミングを応用しよう
「神さま視点」のプレゼンテーション
説明上手な人を真似する──「ロールモデル」を見つけよう
第6章 リーダーになってからでは遅い!
いまからリーダーシップを身につけよう
チームを元気にする
「コアバリュー」を繰り返し声に出してみる
こうなりたいというビジョンをつくり、語りかける
結果ではなく、プロセスのよさを認めよう、考えさせよう
内向きになっているメンバーを元気にする
「抱え込み症候群」を克服しよう!
部下や後輩に任せることで、自分の時間をつくり出せ
「サンドイッチ方式」でやる気にさせる
半径3メートルからのリーダーシップ
「リーダーズ・インテグレーション」でメンバーからの信頼を得よう
非日常の時間をつくって対話を始めよう
あとがき
著者
森時彦(もり・ときひこ)
大阪大学、マサチューセッツ工科大学(MIT)卒。工学博士(PhD)、経営学修士(MBA)。神戸製鋼所勤務の後、日本GE役員、テラダイン(日本法人)代表取締役を経て、2007年に㈱リバーサイド・パートナーズの代表に就任。中堅企業を対象に、事業承継・成長支援などのアドバイザリーを行なう。BBT大学・日本工業大学大学院客員教授。日本ファシリテーション協会フェロー。著書に『ザ・ファシリテーター』『ザ・ファシリテーター2』『ファシリテーター養成講座』『ファシリテーターの道具箱』(いずれもダイヤモンド社)、『“結果”の出ない組織はこう変えろ!』(朝日新聞出版)がある。
<e-mail>SNB13753@nifty.com
田中淳子(たなか・じゅんこ)
グローバル ナレッジ ネットワーク株式会社勤務。人材教育コンサルタント。産業カウンセラー。1986年上智大学文学部教育学科卒。日本ディジタルイクイップメント(日本DEC)を経て、1996年グローバル ナレッジ ネットワーク入社。ヒューマンスキル分野での人材育成に従事。2003年からは企業のOJT制度支援も手掛けている。著書に『速効! SEのためのコミュニケーション実践塾』(日経BP社)、『はじめての後輩指導』(日本経団連出版)などがある。
<ブログ>「田中淳子の“大人の学び” 支援隊!」
<Facebookページ>TanakaJunko
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