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がん保険を疑え!

保険会社が教えてくれない「あなたの損得」

  • 紙版
  • 電子版

がん保険を疑え!

保険会社が教えてくれない「あなたの損得」

書籍情報

  • 紙版
  • 電子版
  • 後田亨 著
  • 定価:1430円(本体1300円+税10%)
  • 発行年月:2011年08月
  • 判型/造本:46並製
  • 頁数:206
  • ISBN:978-4-478-01659-6

内容紹介

いまや生命保険会社ももっとも営業の力を入れる「がん保険」。それは、もっとも儲かる商品だからではないだろうか。その販売方法や価格設定には多くの疑問があり、それらを保険のプロがすべて明かす。具体的な商品名を出しながら、高すぎる商品、比較的良心的な商品など、がん保険の真実を明かす。

目次・著者紹介詳細を見る▼

目次

まえがき

第1章 「がん保険」は霊感商法に似ている?

キャッチコピーの妙
保険金を「御利益」とは言わないが
アンケートが意味するもの
保険会社は、「平均」が大好き?
推奨プラン向けのデータを抽出?

第2章 あまりにも情報開示が遅れている

がん保険は「2人に1人」に保険金が支払われているのか
アフラックの公開資料を紐解いてみる
がん保険における手数料は謎だらけ
情報を開示したほうが保険会社のメリットが大きいのでは

第3章 「がん保険」の保険料は異様に高い!?

「定期保険」の価格設定の謎
ひょっとして保険の原価は相当低いのか
団体保険の価格を見ると、がん保険は劇的に安くなる?

第4章 3つの「がん保険」の価格を検証する

アクサ生命「収入保障のがん保険」はコンセプトは斬新だが、高い!
あんしん生命「がん治療支援保険」も高い!
注目のアフラック「Days」も価格は期待はずれ!

第5章 そもそも「がん」に罹るといくらお金が必要か?

「高額療養費制度」の落とし穴
がんに罹ると働けなくなるのか?
「多数該当限度額」があっても

第6章 それでも「がん保険」に入るなら(1)

    ——がん保険選びの3つのポイント

「終身」より「定期」を優先的に利用する
各種の「特約」に目移りしない
「先進医療特約」はタダで付加できるはず!?
「通院保障」強化なども会社の都合!?
「診断一時金」を最重要視する
再発対応はどう考える?
「上皮内がん」対応は重視しない

第7章 それでも「がん保険」に入るなら(2)

    ——しいておすすめ5つのがん保険

ネクスティア生命「カチッとがん保険」—向こう10年安く利用したい人向け
セコム損保「メディコム」—治療費について一切心配したくない人向け
オリックス生命「ビリーブ」—終身型ではコストパフォーマンスが高い
富士生命「がんベスト・ゴールド」—大きめの一時金を安く買いたい人向け
私が入っている「がん保険」

第8章 すべての疑問に答える「がん保険」Q&A

●「医療保険」に入っているだけではダメでしょうか?
●がんに罹ったことがある人も入れる「がん保険」はありますか?
●「がん特約」を付加した大手の保険に入っていますが、どうしたらいいでしょうか?
●世代別の「入り方」ってありますか?
●契約後のことを考えると、通信販売やインターネットでの加入よりも、代理店や営業担当者を通したほうがよいのでは?
●「がん保険」の入り直しは損ですか?
●加入中の保険会社から新しく発売された「がん保険」の「特約」に魅力を感じていますが、どうしたらいいでしょうか?
●解約した後になって発病したら・・・と考えるとなかなか踏み切れませんが、どうしたらいいでしょうか?
●マネー誌などの「おすすめのがん保険ランキング」は信用できますか?

第9章 本書への想定される「反論」に反論します

●誰しも元気な時は「保険なんか……」と思いがちなもの。しかし、入れなくなってから後悔するのも事実。やはり入っておくほうがいい
●保険の「価値」は価格で決まらない。お客様が保険に求めているのは「安心感」だ
●「がん保険」が複雑になったのは「お客様のニーズ」に応えて進化してきたからだ
●保険で大切なのは、保険料や商品性という「入口」ではなく、保険金の支払いという「出口」だ
●「保険金が支払われて本当に助かった」と言う人たちが実在する。やはり「がん保険」はお客様の役に立っている素晴らしい商品だ
●「がん家系」だから入っておくべきだ

終章

保険会社の志はどこへ?
借り物ではない言葉の強さ
なぜシンプルで安い保険が生まれないのか
業界で働く人が口を閉ざしていいのか
ベンチャーだった「生保」のDNAはどこに
生命保険業界の歴史と伝統に恥じない「がん保険」を

参考文献

あとがき





著者紹介

後田 亨(うしろだ・とおる)
1959年生まれ。1995年に日本生命に転職。2005年より(株)メディカル保険サービス役員。2007年発売の『生命保険の「罠」』(講談社+α新書)がベストセラーとなり、以後、主に執筆・セミナー講師・個人向け有料相談を手掛ける。他の著書に、『“おすすめ”生命保険には入るな!』(ダイヤモンド社)、『生命保険のウラ側』(朝日新書)。日経電子版「保険会社が言わないホントの保険の話」他、連載・メディア掲載多数。

公式サイト
http://www.seihosoudan.com/

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