地中海に面した北アフリカに位置するアルジェリアはアフリカで一番広い国土を有する大国。政情不安から入国が厳しく、日本人には馴染みが薄かった国ですが、近年は治安も安定しつつあり、ヨーロッパを中心に旅行者の数も増えつつあり、注目を集めるデスティネーションとなっています。見どころも豊富で、保存状態のよいローマ遺跡のティムガッドやジェミラ、迷宮都市カスバとフランス風の町並みが同居する首都アルジェ、サハラの秘境に残る新石器時代の壁画で知られるタッシリ・ナジェールなど7つの世界遺産を抱えています。アルジェリアのビジュアルガイドとしては日本初となる本書は、カメラマンの大塚雅貴氏による迫力ある写真を中心にアルジェリアの見どころとその魅力に迫ります。

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