脳の毒を出す食事
脳の毒を出す食事
書籍情報
- 白澤 卓二 著/小田 真規子 その他
- 定価:1540円(本体1400円+税10%)
- 発行年月:2021年01月
- 判型/造本:46並
- 頁数:192
- ISBN:9784478110256
内容紹介
40代から脳の認知機能の衰えは始まる! 脳の毒を出す食事をすると、頭が冴えてくる。仕事もはかどる。そして認知症や脳の病気、生活習慣病の予防をすることになる。全身がうまく動くように指令を出しているのは脳なので、脳を健康な状態にすることで、なくなる不調は多いのだ。当然、精神衛生上もよく、気分が安定する。
目次・著者紹介詳細を見る▼
目次
はじめに
第1章 脳の毒を出して健康長寿になる
「もの忘れ」は、認知機能低下のサイン
最新認知症治療から学ぶ、認知機能低下を防ぐ方法
なぜ脳に毒が溜まるのか?
脳に毒が溜まると体に何が起こるのか?
アルツハイマー病は脳の毒が原因だった!
脳の毒はどこから入るのか?
【食事で気を付けるべき毒とは?】
【医薬品・サプリメントで気を付けるべき毒とは?】
【化粧品で気を付けるべき毒とは?】
【呼吸で気を付けるべき毒とは?】
【日用品で気を付けるべき毒とは?】
【歯科治療・歯周病菌で気を付けるべき毒とは?】
脳の中にも歯周病菌が住んでいる⁉
腎臓と肝臓は体内の解毒マシン
腸の悪玉菌が増えるとアンモニアが発生する
第2章 脳に毒を入れない食事
脳に毒を入れない秘策とは? 糖質制限の本当の実力
毒になる油から、薬になる油に代える
「焦げた魚を食べるとがんになる」は都市伝説? ゆでる・煮る・蒸す調理法が無難
肉食派は、赤身で決まり!
卵は「平飼い」が第一選択
まぐろはひと月に2回まで
ひじきは週に1回まで!
人工甘味料を避ける
グルテンは腸の炎症を起こす
牛乳が毒になる人もいる
生産効率を優先して育てられた作物を避ける
第3章 脳の毒を出す食事
脳の毒は食べもので出せる!
脳はブドウ糖だけでは働けない
アルツハイマー病からがんまで引き起こす「ホモシステイン」の攻略法とは?
自然塩のすすめ
食物繊維が脳を救う
牡蠣で水銀・鉛を解毒する
白澤式カレー生活で、脳の疲れがとれる
小腹が減ったらナッツと果物
脳の毒を出す食品リスト
【解毒作用のある食品】
【整腸作用のある食品】
【発酵食品・発酵調味料・お茶】
【抗酸化作用のある食品】
【ビタミンB6を多く含む食品】
【ビタミンB12を多く含む食品】
【葉酸を多く含む食品】
【亜鉛を多く含む食品】
脳の毒を出す食事をはじめる前に自分の認知機能レベルを確認しよう
脳の毒を出す食事 7つのルール
1日1回毎日食べる 「毒出し小皿」作り置き
わかめとパプリカのマリネ/カリフラワーと大豆のピクルス/甘酒の水キムチ/ブロッコリーとちりめんじゃこのガーリック和え/さば缶とごぼうのみそそぼろ/きのこのしょうゆ煮/切り昆布と玉ねぎのしょうゆ漬け
1日1回50g食べる 「かさ増し玄米」作り置き
雑穀玄米/ごまのせ玄米/ちりめんじゃこ玄米
脳の毒を出す食事 7日間実践レイピ
1日目
朝食 せん切りキャベツとしょうがのみそ汁
昼食 にらとトマトの卵炒め/クレソンとしらすのサラダ
おやつ グレープフルーツミント和え
夕食 豚ヒレの照り焼き/わかめとパプリカのマリネ/玄米おにぎり/ブロッコリーのマスタード和え
2日目
朝食 きのこのスープ
昼食 アボカドとゆで卵のサラダ
おやつ ナッツ&チョコレート
夕食 豆乳スープ/カリフラワーと大豆のピクルス/玄米おにぎりちりめんじゃこトッピング/えびとアスパラガスのにんにく炒め
3日目
朝食 かぶとトマトのバターみそ汁
昼食 しらすのせ 薬味たっぷりそば
おやつ ブルーベリーとりんご
夕食 ささ身のピカタ/甘酒の水キムチ/ごぼうときのこのきんぴらスープ
4日目
朝食 ミネストローネ
昼食 えびとグレープフルーツ、ルッコラのサラダ
おやつ ミックスナッツ
夕食 ブロッコリーとちりめんじゃこのガーリック和え/レンチン蒸し鶏/玄米おにぎりすりごまトッピング/トマトと玉ねぎのサラダ
5日目
朝食 ルッコラと玉ねぎのレモンスープ
昼食 オープンオムレツ
おやつ ブラックチョコミント
夕食 玄米おにぎり/さば缶とごぼうのみそそぼろ/豚しゃぶホットサラダ
6日目
朝食 トマトの温玉のせ
昼食 もつ鍋風豚汁/雑穀玄米おにぎり
おやつ 蒸し黒大豆オリーブオイルかけ
夕食 サーモンのたたきサラダ/きのこのしょうゆ煮/焼き野菜
7日目
朝食 ケールとりんごのスムージー
昼食 アボカドのキムチ和え/青梗菜と卵のスープ
おやつ ブラジルナッツ
夕食 玄米おにぎり/キャベツのおかか和え/切り昆布と玉ねぎのしょうゆ漬け/牛ステーキ バターソース
第4章 脳の毒を出す習慣
「噛む」ことは脳のジョギング
脳の解毒は「寝ている間」に行われる
「睡眠時間」を確保するための考え方
「便秘」「水分不足」「運動不足」を解消せよ!
「手のひら日光浴」でビタミンDを作る
「口内」環境をよくする
家の「カビを退治」する
「太極拳」「ヨガ」「スイミング」はいかが?
お酒は赤ワインを2杯
「自分の楽しみ」を見つけてストレス解消
「薬のいらない体」を目指して
おわりに
著者
白澤卓二(しらさわ・たくじ)
医学博士。1958年神奈川県生まれ。1982年千葉大学医学部卒業後、呼吸器内科に入局。1990年同大学院医学研究科博士課程修了。東京都老人総合研究所病理部門研究員、同神経生理部門室長、分子老化研究グループリーダー、老化ゲノムバイオマーカー研究チームリーダーを経て、2007年より2015年まで順天堂大学大学院医学研究科加齢制御医学講座教授。
2017年よりお茶の水健康長寿クリニック院長、2020年より千葉大学予防医学講座客員教授就任。日本ファンクショナルダイエット協会理事長、日本アンチエイジングフード協会理事長、アンチエイジングサイエンスCEOも務める。
専門は寿命制御遺伝子の分子遺伝学、アルツハイマー病の分子生物学、アスリートの遺伝子研究。
料理
小田真規子(おだ・まきこ)
料理研究家・栄養士。女子栄養大学短期大学部卒業後、料理家のアシスタントを経て現職に。
「健康に配慮した、誰もが作りやすく、おいしい家庭料理」をテーマに、雑誌、テレビ、ウェブなどでオリジナルレシピを紹介。手軽な作り置きや、料理の基本についてなどの著書多数。
電子書籍は下記のサイトでご購入いただけます。
(デジタル版では、プリント版と内容が一部異なる場合があります。また、著作権等の問題で一部ページが掲載されない場合があることを、あらかじめご了承ください。)