中学英語を一瞬でネイティブ英語に変える法
会話力が10倍高まる50のテクニック
中学英語を一瞬でネイティブ英語に変える法
会話力が10倍高まる50のテクニック
書籍情報
- ロス・パーディ/伊東 明:著
- 定価:1650円(本体1500円+税10%)
- 発行年月:2013年11月
- 判型/造本:46並製
- 頁数:228
- ISBN:978-4-478-02561-1
内容紹介
「中学校で習った単語や言い回しに、プラスアルファの単語や言い回しを付け加える」、「教科書で出てくる会話例に、その『大人版』や『ネイティブバージョン』を付け加える」……。こうすることで、中学校で習った基本の英語がさらに何倍にも活きる! 「中学英語+プラスアルファ」という発想こそが、日本における英語力向
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目次
はじめに
本書の使い方
Chapter 1 「子どもの英語」を「大人の英語・知的な英語」に変える法
How to change childish English into intelligent, adult English
01 趣味の「My hobby is」はオタクっぽく聞こえる
→ 「I like」のほうがずっとナチュラル!
02 「面白い!」が “interesting”とは限らない
→ “fun”をもっと使ってみよう!
03 “very”は強い形容詞には使わない
→ 強い形容詞には“really”や“absolutely”を使う
04 “will”で急にあなたは俳優になってしまう!?
→ 未来の話なら“be going to”のほうが一般的
05 大人は「遊ぶ」を“play”とは言わない
→ “hang out”や“spend time”が大人の言い方
06 “many”は肯定文ではあまり使わない
→ 肯定文では“lots of”が正解
07 「○○を持っている」なら、“have”だ
→ “have got”のほうがよりナチュラル
08 「特に」は“especially”ではない
→ “particularly”を使おう
09 頻度を表す単語は、文の最初に来ない
→ 主語の後に持ってくるのが普通
10 「must=〜しなければならない」だけでは不十分
→ 「must=〜に違いない」がより一般的な使い方
11「動詞+please」はじつはあまり丁寧ではない
→ “Would you”を使おう
Column 1 ネイティブの英語は間違いだらけ!?
Chapter 2 「不自然な英語」を「ナチュラルな英語」に変える法
How to change unnatural English into natural English
12 “know”は個人的な知り合いに対して使う言葉
→ 単なる「知ってる」なら、“have heard of”を使おう
13 会社に「入る」は、“enter”ではない
→ 会社や学校は、“start”するもの
14 “sing a song”は不自然な表現
→ “sing”だけで十分
15 “a little”は使われすぎの感がある
→ “a bit”や“a little bit”も織り交ぜていこう
16 “almost”は間違って使われていることが非常に多い
→ 「ほとんど」と言いたいときには、“mostly”を使おう
17 “raw fish”(生魚)は奇妙に聞こえる
→ “sashimi”(刺身)のほうがナチュラルに聞こえる
18 英語の文には必ず「主語+動詞」がある
→ じつはそうとも限らない!
19 “is working”は一時的な状況を指す
→ 普通の意味なら、“work”と言おう
20 “pretty”はどこを強く言うかで、意味が大きく変わる
→ 「とても」なら、“pretty”の次に来る語を強く発音する
21 “like”を「○○が好き」だけに使うのはもったいない
→ 代表的な5つの使い方を覚えよう
22 「難しい単語=知的に響く」とは限らない
→ 「シンプルな句動詞」がレベルアップのカギ
Column 2 「簡単な単語=レベルが低い」は完全なる誤解
Chapter 3 中学英語で「続く会話」「満足な会話」を行う法
How to have a satisfactory conversation using junior high school English
23 知らない人には「ダイレクトな質問」を避けよう
→ “Do you know...”を付けて、やわらかくする!
24 通じなかったときに、下を向いてしまう
→ もう1度ゆっくり言い直してみよう
25 “What's your job? ”は一般的ではない
→ “What do you do? ”に変えよう
26 「えっとー」「じゃ」で英語力が低く見えてしまう
→ “um”や“let's see”で時間を稼ごう
27 “Are you hungry? ”は、ぶしつけな感じがする
→ “Have you eaten? ”で、「気遣いができる人」の印象に
28 疑問文の最後が上げ調子とは限らない
→ イエス・ノーの質問でも、下げ調子になることがある
29 聞き取れなかったとき、“repeat”はやめよう
→ “sorry”や“pardon”でお願いするのがナチュラル
30 “disagree”はとても攻撃的に聞こえる
→ 「ためらい」「不確かさ」で不同意を伝えよう
31 「尋問的な質問」では会話は続かない
→ 「自己開示」を適度に交ぜていこう
32 “How are you? ”とばかり聞かれるとは限らない
→ 「調子はどう?」にはたくさんの聞き方・答え方がある
Column 3 なぜネイティブはあなたの発音を直そうとするのか?
Chapter 4 基礎的な英語を「もっと好印象」
「もっと効果的」な英語にレベルアップさせる法
How to change standard English to likeable, effective English
33 “I want”はあまり好印象には映らない
→ “I would like”のほうがずっと感じが良い
34 “Please wait.”は会話ではあまり使われない
→ “One moment, please.”がベストな言い方
35 ただ問題点を指摘するだけのクレームはダメ
→ 「何をしてほしいか」をきちんと言うこと
36 “co-woker”や“colleague”は、冷たく聞こえる
→ “friend from work”で親しさを表現できる
37 相手の悪い点をただ並べるのはやめよう
→ 悪い点は、良い点のなかに包んで伝える
38 “I think”は自信なさそうに聞こえる
→ “I believe”で自信や強さを出そう!
39 “been”と“gone”では大きく意味が違う
→ 戻ってきたなら“been”、今はいないなら“gone”
40 “problem”は非常にネガティブな響きを持つ
→ ビジネスでは、“issue”や“challenge”が適している
41 多くの人が「日本人らしさ」を隠そうとする
→ 「日本人っぽく聞こえる」ことを怖れない
42 “soon”は「すぐに」ではない
→ 「今すぐに」は“right away”
Column 4 「正しい英語」をめぐっての争い
Chapter 5 「古い英語」を「最新の英語」にアップデートする法
How to change old English into new English
43 “trendy”を使うのは、トレンディではない
→ “cool”は使って間違いのない言葉
44 受動態は「be+過去分詞」のみではない
→ 「get+過去分詞」が広まっている
45 “whom”はもはや古くなっている
→ “who”が使われる傾向が強くなっている
46 有名熟語には「使い古された」ものが多い
→ 減らせば、知性とオリジナリティが出る
47 昔ならOKだが、今はNGという単語がたくさんある
→ アップデートの必要あり!
48 IT世界の英語は急速に変化している
→ “friend”は動詞としても使われるようになっている
49 ダイエットや健康に関する話は、けっこう難しい
→ 背景を知っておけば、話がスムーズになる
50 新しい言葉の作り方にはパターンがある
→ パターンを知れば、意味が想像しやすくなる
Column 5 英語の上達が早いのはどんな人?
著者
ロス・パーディ(Ross Purdy)
1981年、イギリス・サマセット州で生まれる。アングリア・ラスキン大学哲学科卒業後、ロンドン大学(東洋アフリカ研究学院)にて最優秀グレード成績(Distinction)とともに修士号を獲得。その後、エクスター大学大学院博士課程中退。「言語と政治の関係性」を専門とする。
大学講師、テレビ番組の脚本制作、出版社でのマーケティング等の職を経た後に来日。大手英会話スクールでは、自ら講師として教えるだけでなく、講師たちを選定・トレーニングする「teacher trainer」に昇格。主に企業セールス部門に在籍し、有名企業や大学での指導経験が豊富にある。
現在は、イギリス・デヴォン州に在住しながら、オンライン英会話スクール「Eiremes」を主宰し、世界中の人たちに英語を教えている。ブログやレッスンの情報については、http://www.eiremes.comまで。
[翻訳/監修]
伊東 明(いとう・あきら)
心理学者(博士)。株式会社東京心理コンサルティング代表取締役。
早稲田大学政治経済学部卒業後、NTT勤務を経て、慶應義塾大学大学院にて博士号を取得。ビジネス心理学と男性・女性心理学を中心として、企業研修やコンサルティングを行っている。また、テレビ・ラジオ番組の出演や番組監修、雑誌記事の執筆など、マスコミでの活動も幅広い。『「聞く技術」が人を動かす』(光文社)、『実戦コーチング・マニュアル』(ダイヤモンド社)、『男は3語であやつれる』(PHP研究所)などのベストセラーを含めた著書が多数ある。
翻訳業務の他、国際企業での「グローバル・コミュニケーションスキル」「英語プレゼンテーション技法」の研修など、英語関係の仕事も多く行っている。
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