識学(7049)は、2025年2月期の業績予想を修正し、前期比および前回予想比で「増収・増益」とする予想を、2024年10月11日の15時30分に発表した。

識学は、独自のマネジメント理論「識学」を用いた経営・組織コンサルティングなどを手掛ける企業。識学は、独自のマネジメント理論「識学」を用いた経営・組織コンサルティングなどを手掛ける企業。
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 識学は2025年2月期の業績予想を修正し、
売上高:53億円
営業利益:3億700万円
経常利益:3億2300万円
親会社株主に帰属する当期純利益:3億9300万円
とすると発表した。

 前回予想比では、
売上高:+5500万円(+1.0%)
営業利益:+1億3900万円(+82.7%)
経常利益:+1億5700万円(+94.5%)
親会社株主に帰属する当期純利益:+3億5600万円(+962.1%)
となり、前回予想比で「増収・増益」の見通しとなった。

 識学によると、「上期の組織コンサルティング事業の売上高が適切なコスト管理を前提とした施策展開やサービスの価格見直しを行った結果、予算数値対比上振れで着地」「M&A仲介事業等を撤退」「投資有価証券売却益の計上」などを受けて、今回の「業績予想の上方修正」を発表したとのこと。

 なお、前期比では、
売上高:+4億7100万円(+9.7%)
営業利益:+4億2000万円(前期は1億1300万円の赤字)
経常利益:+4億3400万円(前期は1億1100万円の赤字)
親会社株主に帰属する当期純利益:+4億9000万円(前期は9700万円の赤字)
となり、前期比でも「増収・増益」となる見通しだ。

 ちなみに、「業績予想の上方修正」などが発表されたことを受けて、識学の株価はSBI証券の夜間取引(PTS取引)で一時、発表当日(2024年10月11日)の終値615円より53円高い668円(+8.61%)を記録しており、来週の株式市場でも注目を集めることになりそうだ。
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識学の過去5期の業績の推移は?

■識学(7049)の過去5期の業績の推移
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
2021/2 25億円 1.3億円 1.9億円 -0.4億円
2022/2 38億円 3.5億円 3.4億円 2.2億円
2023/2 44億円 -0.5億円 -0.7億円 -2.5億円
2024/2 48億円 -1.1億円 -1.1億円 -0.9億円
2025/2
(予想)
53億円 3.0億円 3.2億円 3.9億円

 識学は2024年2月期に前期比で「営業減益」となっているものの、2025年2月期が業績予想通りの着地となれば、前期比で「増収・増益」となる見通しだ

 参考として、識学の株価も確認しておこう。識学の株価は、約1年前にあたる2023年10月の終値537円から発表当日(2024年10月11日)の終値615円まで、14.5%上昇した水準で推移している。

■識学(7049)の株価チャート/月足・5年

識学の配当利回りは?

 識学の2024年10月11日時点の予想配当は「1株あたり0円(無配)」のため、配当利回り(予想)は0.00%。なお、2024年9月の東証プライムの平均利回りは2.33%(配当実施企業のみ)となっている。また、識学は株主優待を実施していない。

識学は、独自のマネジメント理論「識学」を用いた経営・組織コンサルティングなどを手掛ける企業。2025年2月期(通期)の連結業績予想は、売上高が前期比9.7%増の53億円、営業利益が3億700万円(前期は1億1300万円の赤字)、経常利益が3億2300万円(前期は1億1100万円の赤字)、親会社株主に帰属する当期純利益が3億9300万円(前期は9700万円の赤字)と好調。
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■識学
業種 コード 市場 年間配当額(予想)
サービス業 7049 東証グロース 0円
株価(終値)     最低投資金額     最低投資金額     配当利回り(予想)
615円 100株 6万1500円 0.00%
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