新・独学術
外資系コンサルの世界で磨き抜いた合理的方法
新・独学術
外資系コンサルの世界で磨き抜いた合理的方法
書籍情報
- 侍留啓介 著
- 定価:1650円(本体1500円+税10%)
- 発行年月:2017年06月
- 判型/造本:46並製
- 頁数:256
- ISBN:978-4-478-06564-8
内容紹介
「ビジネスに必要な教養」をすべて最速で身につける! 「思考力」「知識」「論理力」「英語力」……仕事に使える知的リソースを最大化する方法とは? 外資系エリートの世界で次々と降りかかる難題を解決するために駆使してきた最も合理的な「頭の強化法」。これが現代ビジネスマンに最も求められる「知性」の磨き方!
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目次
はじめに ── ビジネスに必要な知的能力を高める
MBAもコンサルタントも「エリート」ではない
「賢さ」の正体は知識量と論理力にある
第1章 高いレベルで働くための「独学の技法」 ビジネスに特化した「知識と論理」の磨き方
1 なぜ日本のビジネスパーソンは、学習しても能力が向上しないのか?
圧倒的に「学習量」が足りない日本のビジネスパーソン
世界は「超」学歴社会になりつつある
「意識が高い」だけでは生き残れない
2 ビジネスで使える「知識」を増やす
知識が増えれば「視野」が広がる
ほとんどの人は「日経新聞」も読めていない
3 「論理」で知識をつなぎ合わせる
論理がなければ「提案」できない
「接着剤」としての論理
4 「時間効率」の高い方法で取り組む
「参考書」以上に効率的なテキストはない
問題を解くことで、知識が「自分のもの」になる
「コストパフォーマンス」が高い
Column 「学歴」と「優秀さ」は相関するのか?
第2章 最重要の「教養」を効率的に取り込む 政治、経済、哲学……「使える知識」を鷲づかみにする
1 「政治・経済」を知らないビジネスパーソンは出世しない
なぜ「政治・経済」を学ぶべきなのか?
「政治と経済の流れ」を理解する
経済ニュースから「ビジネスチャンス」をつかむ
「高校生レベルの政治知識」で外国人とも話せる
新聞をもう一歩深く読む
世の中の問題を「自分ごと化」する
2 経済用語は「書く、読む、聞く」で覚える
最も重要な「20%」を覚える
目と耳で知識を「定着」させる
3 倫理で「ビジネスマインド」を育てる
そもそも「倫理」とは何なのか?
経済思想は「キャリア戦略」に使える
心理学は「怒り」を静める
古典の「ブックガイド」としての倫理
「宗教知識」はグローバルビジネスの基礎教養
倫理で学ぶ「ビジネス分析」の手法
4 「幅広い思想」を効率よく頭に入れる
宗教学は正面からぶつかると99%「挫折」する
難解な概念が「簡単な問題」で理解できる
思想の対比で「ビジネス分析のセンス」を養う
「似たようなもの」の差を見抜く
「バイアス」を外して本質をつかむ
Column ビジネスに「しゃべりのうまさ」は必要ない
第3章 最強の知的武器「論理力」を鍛える 頭の回転は「現代文」と「小論文」で最速化する
1 なぜ現代文を学ぶと「論理的」になれるのか?
現代文で「本物の論理力」が身につく
「相手の主張」を正確に理解する
「ファクト」を押さえるスキルが上がる
問題を深掘りする「Why」思考
結論を導き出す「So what」思考
「ビジネススキル」と「現代文」の重要な共通点
2 「どういうことか問題」で説明力を磨く
問題集の解答には「質のばらつき」がある
「どういうことか」とは、どういうことか?
「具体と抽象の往復」で仕事の質が上がる
経営者が「古典」を必死に読む理由
3 「なぜか問題」で因果関係に強くなる
主張の背景にある「ロジック」を見極める
知識と経験の「応用力」が上がる
現代文で名著の「エッセンス」をつかむ
4 「説明力」を上げる最高のトレーニング法
小論文は「知識量と論理力がある人」しか書けない
思考のオリジナリティを磨く「そもそも」の視点
5 読んで書いて「発想力」を鍛える
「具体的かつシンプルな解決案」を考える
難解なテーマの「論点」を短時間で頭に入れる
小論文で「発想」が豊かになる
6 シンプルに伝わる文章を書くコツ
これだけ守れば「伝わる文章」になる
「悪文チェック」の3つの鉄則
英語でも「悪文チェックの3原則」が使える
「メール」で仕事中に文章力を鍛える
Column 小論文を書くと「プレゼン力」が上がる
第4章 必要な「英語力」を最速で手に入れる ビジネスパーソンのための「非常識な英語学習法」
1 まずは英語をあきらめる
「本物の英語力」なんて身につかない
読み書きすら怪しい「日本人の英語」
「英語はできなくていい」という人も絶対に学習すべき
英語ができると「情報」が一気に増える
「最低限」のスコアと読み書き能力があればいい
2 成果を意識して「集中」してやり抜く
苦手でもとにかく「3か月」続ける
「モチベーション」を上げる2つの工夫
3 「読み書き」は辞書とグーグルで鍛える
辞書で「読み書き能力」を伸ばす
同じ意味でも「違う単語」で表現する
「冠詞」を攻略する
「グーグル」を辞書代わりに使う
4 「リーディング」の盲点は3つある
「背景知識」がないからわからない
「句動詞」を知れば、わかる範囲が一気に広がる
「文法」は「読む」ときにこそ真価を発揮する
5 「リスニング」は笑いながら身につける
「リエゾン」を理解すれば聞き取れる
30分程度の「コメディドラマ」を集中して聞く
6 「シンプル&わかりやすい」話に落とし込む
外国人が呼びやすい「ニックネーム」をつくる
深みよりも「わかりやすさ」を優先する
さらに上を目指すなら「通訳学校」に通う
Column 帰国子女でなくても「完璧な英語」を身につけた人の話
第5章 独学の効果を「最大化」する 知的好循環が続く「現実的」な方法
1 独学を続けるための「時間術」
「目と手」で学習時間を分ける
知識を定期的に「ひけらかす」
時間を生み出す方法
2 「資格試験」の問題集で知識に磨きをかける
テストを受けない「資格学習法」
簡単にできる分野に手を出す
資格試験の学習であらゆる知識を伸ばせる
3 自分を「賢く見せる」3つの方法
賢さだけでなく「賢く見せる技術」も重要
有能な人は「空気を読まない」
「そもそも」は視野が広い人の口癖
賢い人は「一言でまとめる」
コンサルタントの「口癖」
4 いますぐ、周りからの「評価」を上げる
周りの人はどういうときに「この人はダメ」と思うのか?
ビジネスでは「黙っている人」に価値はない
「難しい」「わからない」を禁句にする
Column MBAの「入試エッセー」でキャリアの棚卸しをする
おわりに
参考書の「知識」は絶対のものではない
100%正しい「論理」はない
それでもなぜ「知識と論理」を身につけるのか?
謝辞
付録■ビジネスパーソンに本当に効く本
著者
侍留啓介(しとみ・けいすけ)
岡山県生まれ。早稲田大学卒業後、三菱商事にて金融投資業務を担当。その後、シカゴ大学経営大学院にてMBA(経営学修士)を取得。帰国後、マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社し、金融・消費財・製造業など幅広い業界において経営コンサルティング業務に従事。現在は、外資系投資ファンドであるCLSAキャピタルパートナーズにて投資実行・経営支援に従事。大手学習塾の取締役を務めるなど教育ビジネスにも精通。また、京都大学博士後期課程にてファイナンス理論(専門はコーポレートガバナンス)を研究している。
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