松屋フーズホールディングス(9887)は、2024年3月期の業績予想を修正し、前期比および前回予想比で「増収・増益」とする予想を、2023年11月6日の15時に発表した。この業績予想通りの着地となれば、"2期連続「増収・増益」"を達成することになる。
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松屋フーズホールディングスは2024年3月期の業績予想を修正し、
売上高:1234億円
営業利益:35億円
経常利益:40億円
親会社株主に帰属する当期純利益:22億円
とすると発表した。
前回予想比では、
売上高:+98億円(+8.6%)
営業利益:+25億円(+250.0%)
経常利益:+26億円(+185.7%)
親会社株主に帰属する当期純利益:+18億円(+450.0%)
となり、前回予想比で「増収・増益」の見通しとなった。
松屋フーズホールディングスによると、「既存店の売上高増加より、固定費の売上高に占める割合が低下し、売上高、営業利益、経常利益、 親会社株主に帰属する当期純利益が、前回予想を上回る見込み」であることから、今回の「業績予想の上方修正」を発表したとのこと。
なお、前期比では、
売上高:+168億200万円(+15.8%)
営業利益:+20億3200万円(+138.4%)
経常利益:+8600万円(+2.2%)
親会社株主に帰属する当期純利益:+9億4500万円(+75.3%)
となり、前期比でも「増収・増益」となる見通しだ。
松屋フーズホールディングスの過去5期の業績の推移は?
■松屋フーズホールディングス(9887)の過去5期の業績の推移 | ||||
期 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期純利益 |
2020/3 | 1065億円 | 50億円 | 54億円 | 26億円 |
2021/3 | 944億円 | -16億円 | 0.3億円 | -23億円 |
2022/3 | 944億円 | -42億円 | 63億円 | 11億円 |
2023/3 | 1065億円 | 14億円 | 39億円 | 12億円 |
2024/3 (予想) |
1234億円 | 35億円 | 40億円 | 22億円 |
松屋フーズホールディングスは2023年3月期に「増収・増益」となっているため、2024年3月期が業績予想通りの着地となれば、2期連続の「増収・増益」を達成することになる。
参考として、松屋フーズホールディングスの株価も確認しておこう。松屋フーズホールディングスの株価は、2021年3月の終値3500円から発表当日(2023年11月6日)の終値4510円まで、28.8%上昇した水準で推移している。
■松屋フーズホールディングス(9887)の株価チャート/月足・5年
松屋フーズホールディングスの配当利回りは?
松屋フーズホールディングスの2023年11月6日時点の株価(終値)は4510円なので、配当利回り(予想)は以下のようになる。
【※松屋フーズホールディングスの配当利回り】
株価:4510円
年間配当額:中間12円+期末12円=24円
配当利回り:24円÷4510円×100=0.53%
松屋フーズホールディングスの配当利回りは0.53%。2023年10月の東証プライムの平均利回りは2.34%(配当実施企業のみ)なので、松屋フーズホールディングスの配当利回りは「低め」と言える。
なお、松屋フーズホールディングスは、100株以上を1年以上継続保有することで「松屋、松のや、マイカリー食堂、松軒中華食堂、ステーキ屋松、terrasse verte、すし松で利用可能な『お食事券』」がもらえる株主優待を実施している。
松屋フーズホールディングスは、「牛めし」や「とんかつ」などの飲食事業を主軸とする持株会社。厨房機器・設備に関する事業やランドリー事業なども手掛けている。2024年3月期(通期)の連結業績予想は、売上高15.8%増、営業利益138.4%増、経常利益2.2%増、親会社株主に帰属する当期純利益75.3%増と好調(すべて前期比)。
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■松屋フーズホールディングス | |||
業種 | コード | 市場 | 年間配当額(予想) |
小売業 | 9887 | 東証プライム | 24円 |
株価(終値) | 最低投資金額 | 最低投資金額 | 配当利回り(予想) |
4510円 | 100株 | 45万1000円 | 0.53% |
【※松屋フーズホールディングスの最新の株価・配当利回りはこちら!】
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※株価などのデータは2023年11月6日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。 |