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米国株やIPO投資、投資信託の積立をやりたい人には特におすすめ!
マネックス証券
投信積立でのポイント還元率は「1.1%」とトップクラスで、IPOの取扱銘柄数も多い。また、以前から米国株の取引サービスに力を入れており、取扱銘柄数が多いうえに一部の銘柄は日本時間の昼間でも取引可能! SNSで情報交換ができる単元未満株用の取引ツールや、長期投資を見据えた資産運用サポートなど、次々に新時代向けサービスを打ち出している。

※特に表記のないものに関しては、すべて2024年11月1日時点の情報です

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 マネックス証券は、SBI証券や楽天証券などと並ぶ五大ネット証券ひとつで、1999年に創業された旧マネックス証券が母体。2004年に同じく1999年創業の日興ビーンズ証券と合併し、現在のマネックス証券が誕生した。ちなみに「マネックス」という名称は、創業者である松本大氏の「未来の金融をつくりたい」という思いから、「MONEY」の最後の「Y」を一文字進めて「X」に変え、「MONEX」にしたとこのとだ。

 2024年にはNTTドコモと提携をスタート。2024年7月から「dカード」でのクレカ積立が開始されたが、今後、ドコモとの提携サービスのさらなる拡充を期待したい。

 この記事では、そんなマネックス証券のメリットから、売買手数料や利用可能な商品・サービス、お得なキャンペーンなどの基本情報を紹介しよう。

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米国株や単元未満株、IPO投資に挑戦したい人に!
◆マネックス証券
株式売買手数料(税込) 投資信託 外国株
1日定額 1約定ごと
〜100万円⇒550円 10万円⇒99円
20万円⇒115円
50万円⇒275円
1764本 米国株
中国株
マネックス証券のおすすめポイント
マネックス証券は、五大ネット証券のひとつ。投資信託を年会費無料の「dカード」や「マネックスカード」で積み立てた際の還元率が「最大1.1%」と高めなのが大きなメリットのひとつ。新NISAで投資信託の積立投資を始めてみたい人にもおすすめできる。さらに、以前から米国株に力を入れており、米国株の取扱銘柄数や注文方法などが充実米国株の買付時には為替手数料が無料なのもお得だ。さらに、IPOの取扱銘柄数は、大手証券を含めた全証券会社の中でもトップクラスなので、IPO投資にチャレンジしたい個人投資家は口座を持っていて損はないだろう。2023年10月にNTTドコモと業務提携を発表した。
関連記事
「マネックス証券」のメリット・売買手数料・取扱商品などを解説! 米国株やIPOが充実しているうえ、投資信託のクレカ積立の還元率が「1.1%」と高還元!
【証券会社おすすめ比較】マネックス証券の公式サイトはこちら
注)この表は2024年11月1日時点の情報に自動更新されているため、記事執筆時の情報とは異なっている場合があります。

マネックス証券の【主なおすすめポイント】
「投資信託の積立」や「米国株投資」「IPO投資」に多くのメリットが!

■おすすめポイント1
投資信託の積立をクレジットカードで購入すれば「最大1.1%」のポイントを還元!

 


 最近、投資信託の積立購入でクレジットカードを使ってポイントが貯められるネット証券が増えているが、マネックス証券は年会費無料の「dカード」や「マネックスカード」で投信積立をした場合のポイント還元率が高めなの大きなメリット。特に積立金額が月5万円までなら還元率は最大1.1%と、年会費無料のクレジットカードでは業界最高の還元率となっているので、投資初心者やインデックス投資をする人にはおすすめだ。

■「マネックス証券」クレカ積立のポイント還元率
毎月の積立金額 dカード
dカード GOLD(課税口座)
マネックスカード
dカード GOLD
(NISA口座)
5万円以下 1.1% 1.1%
5万円超~7万円以下 0.6%
7万円超~10万円以下 0.2%
※積立金額は銘柄ごとではなく、毎月のクレカ積立の合計額。

 マネックス証券のクレカ積立のポイント還元率は上の表の通り。年会費無料の「dカード」や「マネックスカード」で設定上限の月10万円を積み立てると、月730円分のマネックスポイントが貯まり、ポイント還元率は0.73%になる計算だ。
【※関連記事はこちら!】
主要な証券会社を「ポイントの貯まりやすさ」で比較! クレカ積立や投信保有などのポイント付与率が高く、自然にポイントが貯まる「お得なネット証券」とは!?

 さらに「dカード GOLD」を使ってNISA口座でクレカ積立をすると、月10万円までポイント還元率1.1%に。「dカード GOLD」は年会費が1万1000円(税込)かかるが、NISA口座で毎月10万円を積み立てると毎月1100円分、1年間で1万3200円分ものポイントが貯まるので、年会費分は十分カバーできる計算となる。

 また、マネックス証券は、投資信託の保有や株式の売買などでもポイントを貯めることができる。例えば、投資信託を持っているだけで、月の平均残高の最大0.08%(年率)のポイントが自動的に付与される

■おすすめポイント2
「米国株」の取扱銘柄数や売買コストが業界トップクラス!


 マネックス証券のもっとも大きなメリットのひとつは、外国株の取引に強いこと。米国株には以前から力を入れており、その取扱銘柄数は業界トップクラス。また、中国株の取扱銘柄数も約2600銘柄と、SBI証券や楽天証券の2倍近い数を誇っている。

 米国株の売買コストについてもお得だ。売買手数料は競合のSBI証券や楽天証券など横並びだが、米国株を買い付けるための円から米ドルへの為替手数料に関しては、現在0銭(無料)となっている。売却時の為替手数料はSBI証券や楽天証券と同水準なので、買付+売却の合計で考えると実質半額と言える。なお、為替手数料は為替変動などにより定期的に見直されるが、ここ数年はずっと「買付時の為替手数料は0円」を保っている。

 また「米国ETF買い放題プログラム」対象の米国ETF21銘柄については、買付手数料が全額キャッシュバックされるので実質無料!「米国ETF買い放題プログラム」の対象には、個人投資家に人気の高い「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)」や「バンガード・S&P500ETF(VOO)」「インベスコ NASDAQ 100 ETF(QQQM)」なども含まれている。さらに、NISA口座なら米国株・中国株ともに買付時の売買手数料が全額キャッシュバックされ、実質無料になるのもお得だ。

 米国株を少しずつ積立購入したい人に便利なのが「定期買付サービス」。毎月設定した金額を上限に、指定の銘柄を自動的に買付してくれるサービスだ。また、指定した銘柄の配当金が出たタイミングで、配当金の金額を上限に指定銘柄を買付するよう設定することも可能だ。

 米国株の取引時間が長いことも大きなメリットだろう。まず、時間外取引「プレマーケット(現地時間:8:00〜9:30)」と「アフターマーケット(同17:00〜20:00)」に対応。さらに、一部の銘柄については、マネックス証券が相手方となる「店頭取引サービス」により、日本時間の12:00〜17:00にも売買できる
【※関連記事はこちら!】
「米国株」が買えるおすすめの証券会社(11社)を比較! 取扱銘柄の多さや、売買手数料&為替手数料の安さを調査して、有利に米国株投資ができる証券会社を紹介

■おすすめポイント3
「IPO」の取扱銘柄数が毎年業界トップクラス!


 IPO投資は、抽選がなかなか当たらないものの、もし当選して買うことができれば、単純に上場日の初値で売るだけで大きな利益が出やすく損をする可能性の低い「ハイリスク・ローリターン」の投資法として人気が高い。

 マネックス証券は、IPOにも力を入れており、IPOの取扱銘柄数は毎年トップクラス。2023年の実績では、下の表の通り、SMBC日興証券やみずほ証券といった大手証券会社を抑えて4位にランクインしている。IPO投資にチャレンジしたい投資家は、マネックス証券の口座を開設するだけ申し込めるIPOの数が大きく増えることだろう。

■おすすめポイント4
一般信用取引の売建が可能。信用取引のリスク管理サービスも充実!


 マネックス証券では、一般信用取引で売建ができる。一般信用取引の売建は、株主優待取りなどに使う「クロス取引」や、値動きの激しい新興市場銘柄・新規上場銘柄のトレードで重宝する取引だ。

 マネックス証券の一般信用取引の売建銘柄数は、約1900銘柄(2022年7月時点)と充実しているのがメリット。ちなみに、決済期日などで「無期限」(返済期日なし)、「短期信用」(15営業日)、「ワンデイ信用」「スペシャル空売り」(当日)の4種類に分かれている。

 信用取引は自己資金以上の株を売買できる「ハイリスク・ハイリターン」の取引だが、マネックス証券は信用取引のリスク管理を行うサービスも充実している。例えば「スタート信用」を利用すれば、「建玉上限金額を500万円」「買建取引専用」など、一定の制限をかけることができる。また、損切りを自動で行う「みまもるくん(信用取引自動決済注文発注サービス)」も信用取引の初心者には便利な機能だ。信用取引をはじめて行う人には、まず「スタート信用」や「みまもるくん」を活用して、大きな損失を防ぎつつ、信用取引に慣れることを第一に考えることをおすすめしたい

■おすすめポイント5
投資と長くつきあうための「資産運用サポートツール」がおすすめ!


「人生100年時代だから投資と長くつきあっていきたい」という人におすすめしたいのが「MONEX LABS TOOLS(資産運用サポート)」として提供されている4つのツールだ。

 投資で長く利益を上げていくには、単純に「上がる株を買いたい」と考えるだけはなく、ポートフォリオ全体を俯瞰で見ながら検討する必要がある。株初心者には少し難しそうに感じるかもしれないが、「MONEX LABS TOOLS」が提供する4つのツールなら、資産全体の推移をわかりやすく表示してくれるうえ、将来のリターン予測や追加購入の提案、収支シミュレーション、さらには他の投資家とのパフォーマンス比較など、さまざまな機能で資産運用をサポートしてくれる

 「MONEX LABS TOOLS」の4つのツールを簡単にまとめたのが以下の表だ。マネックス証券の口座を持っていれば、「Monex Adviser」以外のツールは無料で利用できる。

■「MONEX LABS TOOLS(資産運用サポート)」の提供ツール
ツール名 概要
MONEX VIEW
【資産推移】
保有資産の推移をグラフやチャートで表示。利用料は無料。
MONEX VISION
【資産分析】
ポートフォリオ(資産構成)を分析・診断し、追加購入や取り崩しをアドバイス。将来についてシミュレーションもできる。利用料は無料。
Monex Adviser
【ロボアドバイザー】
専門家によるサポートを受けながら分散投資を行うロボアドバイザー。貸株サービスを併用して低コストの運用を実現している。月額サービス料は月中平均残高の0.33%(税込)の12分の1。
MONEX投資力診断
【パフォーマンス分析】
自身の収益率の標準偏差をTOPIXなどの各種指数や他の個人投資家と比較することで、自分の投資行動を評価できる。利用料は無料。

 「自分の株や投資信託などはトータルでどう推移しているか」「各種指数や他の投資家と比べて自分の投資成績はどうか」「今後の投資をどうするべきか」など、ここまで丁寧、かつ初心者にもわかりやすくポートフォリオを分析できるツールは、他のネット証券にはなかなか見当たらないだろう。

★★キャンペーン情報★★
新規口座開設やNISAでの投信買付などで、抽選で5人中2人に2000円分のdポイントが当たる!

【期間】
2024年10月8日〜11月30日
【内容】
期間中に証券総合取引口座の開設を申し込み、12月30日までに口座開設を完了してdアカウント連携をした人が対象。
【特典1】証券口座に合計1万円以上の入金で、5人に2人、2000円分のdポイントをプレゼント
【特典2】NISA口座での投資信託の買付で、5人に2人、2000円分のdポイントをプレゼント
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マネックス証券の【基本データ】
売買手数料・取扱商品・ポイントサービスなど解説

 ここからは、売買手数料や投資信託の取扱本数、ポイントサービスなど、マネックス証券の主なデータをまとめたので他社と比較する際の参考にしよう。

【目次】(※クリックで各項目へ移動します)
▼ 現物取引の売買手数料
▼ 1株単位の現物取引(単元未満株)の売買手数料
▼ 信用取引の売買手数料・金利
▼ 投資信託
▼ NISA
▼ ポイントサービス
▼ IPO取扱銘柄数(主幹事数)
▼ その他の取扱商品
▼ 取引ツール・アプリ
▼ 会社概要

マネックス証券の【現物取引の売買手数料】
1株単位(単元未満株)の買付手数料が無料!

■現物取引の売買手数料(税込)
1約定ごと
(取引毎手数料コース)
〜5万円 ⇒ 55円
〜10万円 ⇒ 99円
〜20万円 ⇒ 115円
〜50万円 ⇒ 275円
〜100万円 ⇒ 535円
〜150万円 ⇒ 640円
1日定額制
(1日定額手数料コース)
〜100万円 ⇒ 550円
100万円超 ⇒ 300万円ごとに2750円
※1日の売買代金のうち、約定金額300万円ごとの売買を「ボックス」と呼び、月間利用ボックス数21回目からは2475円、121回目からは1815円となる。約定金額100万円以下は、ボックスにカウントされない。

 1約定ごとに手数料がかかる「取引毎手数料コース」は、ライバルとなる他の大手ネット証券と同水準。「1回の約定代金が5万円までなら55円(税込)」と少額取引の売買手数料が安く抑えられているのもメリットだ。

 一方、1日の約定金額の合計で手数料が決まる料金プラン「1日定額手数料コース」では、1日の約定金額が「100万円まで550円」「100万円超は300万円ごとに2750円」となっている。SBI証券や楽天証券、auカブコム証券など他の大手ネット証券には「1日の約定代金が100万円まで売買手数料0円」のような無料枠があるため、マネックス証券は少し割高と言えるだろう。
【※関連記事はこちら!】
証券会社「売買手数料」比較&おすすめランキングを発表!“手数料が無料”でお得なおすすめ証券会社は?(※現物取引「1日定額制&1約定ごと」ランキング)

■1株単位の現物取引(単元未満株)の売買手数料(税込)
買付 無料(0円)
売却 0.55%(最低52円)

 1株から日本株を売買できる単元未満株取引サービス「ワン株」は、買付時の手数料が無料なので、コストを抑えた投資が可能だ。同じく単元未満株が売買できるauカブコム証券と比較すると、売却時の手数料が「0.55%(最低52円)」というのは同レベルなので、「買付時+売却時」の合計で考えるとトータルの手数料は約半額となっている。

 上場しているほぼすべての銘柄を1株から買える点もメリットだ。NISAにも対応。NISAなら売却手数料がキャッシュバックされ実質無料で取引できる。

 なお、SNS型投資アプリ「ferci」を使えば、投資SNSで他の個人投資家とコミュニケーションを取りながら、1株単位での株式取引ができる。「ferci」は、iOSやAndroid、各種ブラウザに対応している(PCブラウザでは、SNSの閲覧のみ可能)。

マネックス証券の【信用取引の売買手数料・金利】
1約定ごとプランは大手他社と同水準。1日定額プランは少し割高

■信用取引の売買手数料(税込)
1約定ごと
(取引毎手数料コース)
〜10万円 ⇒ 99円
〜20万円 ⇒ 148円
〜50万円 ⇒ 198円
50万円超 ⇒ 385円
1日定額制
(1日定額手数料コース)
〜100万円 ⇒ 550円
100万円超 ⇒ 300万円ごとに2750円
※1日の売買代金のうち、約定金額300万円ごとの売買を「ボックス」と呼び、月間利用ボックス数21回目からは2475円、121回目からは1815円となる。約定金額100万円以下は、ボックスにカウントされない。
■信用取引の金利・貸株料(税込)



買い
(金利)
2.80%
売り
(貸株料)
1.15%



買い
(金利)
無期限 ⇒ 3.47%
1D(日計り/1約定100万円未満) ⇒ 1.80%
1D(日計り/1約定100万円以上) ⇒ 0.00%
売り
(貸株料)
無期限 ⇒ 1.10%
短期 ⇒ 3.90%
1D(日計り/1約定100万円未満) ⇒ 1.80%
1D(日計り/1約定100万円以上) ⇒ 0.00%

※スペシャル空売りの場合、別途スペシャル空売り料がかかります。

 マネックス証券の信用取引手数料は、1約定ごとプラン「取引毎手数料コース」の場合、SBI証券や楽天証券といった他の大手ネット証券と同水準に収まっている。ただ、信用取引に関しては「売買手数料無料」という証券会社も多いので、低コストを目指すならそうした証券会社を選択する手もあるだろう。

 1日定額制プランの「1日定額手数料コース」は、1日の信用取引と現物取引の合計額で売買手数料が決まり、「約定金額100万円までは550円」などとなっている。一方、SBI証券や楽天証券など他の大手ネット証券では「1日の約定金額の合計が100万円まで売買手数料0円」といった無料枠があるので、マネックス証券は割高となるので要注意だ。

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マネックス証券の【投資信託・NISA】
1700本以上の投資信託をラインナップ!

■投資信託
取扱本数(買付手数料無料の本数) 1764本(1764本)
最低積立金額 100円
積立頻度 毎日、毎月
※2回までボーナス月指定が可能
※一部銘柄を除く

 マネックス証券は、1700本以上の投資信託をラインナップしており、そのすべてが買付手数料が無料(ノーロード)となっている。SBI証券や楽天証券など、投資信託の取扱本数がトップクラスのネット証券と比較すると取扱本数は少ないが、「eMAXIS Slim」シリーズや「ひふみプラス」など、個人投資家に人気の高い投資信託はほとんどそろっているので、「買いたい投資信託の扱いがない」と困るケースはほとんどないだろう。

 投資信託の積立の際、「つみたて定期自動入金」を使えば、金融機関(都市銀行、地方銀行、ゆうちょ銀行などに対応)から毎月無料で投資信託の購入代金を自動的に引き落とすことが可能だ。

 また、投信のポートフォリオづくりに役立つ「投信ポートフォリオ診断」や、将来の目標資金達成の運用に役立つ「ライフプランシミュレーション」など、投信初心者に役立つ便利なツールが無料で利用できるのもメリットと言える。

■NISAの取扱銘柄銘柄数
つみたて投資枠 投資信託 インデックス型 189本
アクティブ型 45本
ETF
成長投資枠 1176本

 マネックス証券のNISAは「つみたて投資枠」「成長投資枠」ともに​多くの対応ファンドを揃えており、選択肢はかなり多い。「つみたて定期自動入金サービス」を使えば、金融機関(都市銀行、地方銀行、ゆうちょ銀行などに対応)から月間の積立金額と同額を、毎月無料で引き落とし⇒証券口座への自動入金ができて便利だ。

 また、NISA含め、投資信託の積立購入や保有でマネックスポイントが貯まるポイントサービスも充実している。詳細については次の「ポイントサービス」の項目で解説するが、特につみたてNISAの場合は投資信託を長期間に渡って積立&保有をするので、クレジットカードでの購入時に「最大1.1%」、さらに投資信託の保有額の「最大0.08%」のポイントが貯まるのはかなりお得だ

 つみたてNISAで利用すると便利なのが、無料のポートフォリオツール「MONEX VISION」だ。自分の口座(証券、NISA、iDeCo、外部資産のファンド)のポートフォリオ分析からリターン予測、追加購入、さらにはリバランスのアドバイスまでしてくれるので、投資初心者にとってはかなり頼りになるツールとなるだろう。

 また、パフォーマンスの高さで定評があるロボアドバイザー「ON COMPASS」は、NISA口座(成長投資枠)に対応しており、月々1000円から積立設定が可能だ。

マネックス証券の【ポイントサービス】
「dカード」や「マネックスカード」なら、年会費無料クレカを
使ったクレカ積立としては、ポイント還元率がトップクラス!

■ポイントサービス
ポイントの種類 dポイント、マネックスポイント
投資信託の購入でポイントが貯まるクレジットカード dカード」「dカードGOLD」「マネックスカード」で積立購入(つみたてNISAを含む)をすると、最大1.1%分のdポイントかマネックスポイントを付与。

 マネックス証券はポイントサービスも充実している。

 まず、投資信託の保有額に応じて最大0.26%分のマネックスポイントが貯まる。ただし、信託報酬率の低い銘柄などはポイント付与率が0〜0.03%となる。ちなみに個人投資家に人気の高い人気の高い「eMAXIS Slim 全世界株式」シリーズは、ポイント付与率0.0175%となっている。

 さらに、投資信託の積立購入の際に「dカード」や「dカード GOLD」、「マネックスカード」で決済すれば、最大1.1%分のポイントが還元される

 まず、「dカード」と「dカード GOLD」でクレカ積立をした場合のポイント還元率は以下の表の通り。

■「マネックス証券+dカード/dカード GOLD」クレカ積立のポイント還元率
毎月の積立金額 dカード dカード GOLD
課税口座 NISA口座 課税口座 NISA口座
5万円以下の分 1.1% 1.1% 1.1%
5万円超〜7万円以下の分 0.6% 0.6%
7万円超〜10万円以下の分 0.2% 0.2%
※積立金額は銘柄ごとではなく、毎月のクレカ積立の合計額。

 つまり、年会費無料の「dカード」や「dカード GOLD(課税口座)」なら月5万円までポイント還元率は1.1%で、設定上限の月10万円だと0.73%。また、NISA口座で「dカード GOLD」を使ってクレカ積立をすると、毎月の積立金額によらずポイント還元率は1.1%となる。

 例えば、投資信託を毎月10万円積立購入して「dカード GOLD」で決済すると、それだけで毎月1100円、1年間で1万3200円分ものdポイントが貯まるので非常にお得だ。

 一方「マネックスカード」の場合は月5万円までならポイント還元率は1.1%、設定上限の月10万円だと0.73%となる。

■「マネックスカード」でクレカ積立したときのポイント還元率
毎月の積立金額 ポイント還元率
5万円以下の分 1.1%
5万円超~7万円以下の分 0.6%
7万円超~10万円以下の分 0.2%
※積立金額は銘柄ごとではなく、毎月のクレカ積立の合計額。

 例えば、投資信託を毎月10万円積立購入し、「dカード」で決済すると、それだけで毎月730円、1年間で8760円分ものマネックスポイントが貯まる計算だ。

 マネックスポイントは、株式売買手数料や投資信託の買付に充当(1ポイント=1円)したり、暗号資産(ビットコイン、イーサリアム、リップル)にリアルタイムレートでの交換が可能だ。また、企業グループの垣根を越え、dポイント、Amazonギフト券、マイルなど、さまざまポイントなどとも交換することができるので、使い勝手に困ることはないだろう。
【※関連記事はこちら!】
主要な証券会社を「ポイントの貯まりやすさ」で比較! クレカ積立や投信保有などのポイント付与率が高く、自然にポイントが貯まる「お得なネット証券」とは!?

マネックス証券の【IPO取扱銘柄数(主幹事数)】
IPOの取扱銘柄数が業界最多クラス!

■IPO取扱銘柄数(主幹事数)
取扱銘柄数
(主幹事)
2023年:53社(0社)
2022年:61社(0社)
2021年:65社(1社)
2020年:50社(0社)
2019年:45社(0社)

 マネックス証券は、毎年IPOの取扱銘柄数がトップクラスなので、IPO狙いの投資家ならぜひ口座開設しておきたい証券会社のひとつだ。「新規公開・公募株アラートメール」という便利な機能を使えば、IPOの公募を見逃すこともないだろう。

 IPOの抽選の際には、基本的に1人1票として抽選が行われる。取引実績や資金量に当選確率が左右されないので、株初心者でも当選が期待できる。また、NISAでもIPOに参加できるので、節税対策もばっちりだ。

 なお、マネックス証券は、IPOの抽選に申し込む時点で口座に買付可能額を用意しておく必要があるので注意しよう。

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マネックス証券の【その他の取扱商品】
米国株からやオプション取引、FX、金まで、幅広い金融商品に対応!

■その他の取扱商品
貸株
夜間取引(PTS取引)
外国株 米国株 4860銘柄
売買手数料:約定代金の0.495%(最低0米ドル、上限22米ドル)
その他 中国株
日経225先物/
日経225オプション
FX
CFD (暗号資産)

 マネックス証券は、米国株の取扱銘柄数が多いのが大きな魅力のひとつ。SBI証券や楽天証券と比較すると、米国株の売買手数料に関しては同水準だが、現在、米国株取引のための円から米ドルへの為替手数料が0円(無料)なので、トータルの取引コストは割安となっている。なお、NISA口座の場合、米国株と中国株の売買手数料が全額キャッシュバックされる。
【※関連記事はこちら!】
「米国株」が買えるおすすめの証券会社(11社)を比較! 取扱銘柄の多さや、売買手数料&為替手数料の安さを調査して、有利に米国株投資ができる証券会社を紹介

 また、他のネット証券では取り扱いの少ないユニークな商品として、暗号資産CFDの「マネックスビットコイン」が挙げられる。CFD(差金決済取引)は、少額の資金(証拠金)で自己資金以上の取引ができるのが特徴。取り扱っている暗号資産はビットコイン(BTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)の4銘柄。土日も含め、原則24時間365日取引ができる。

マネックス証券の【取引ツール・アプリ】
投資対象に合わせて、最適な取引ツールやアプリを提供

■取引ツール・アプリ(ダウンロード型)
パソコン用 マネックストレーダー:国内株、先物オプション
マーケットライダープレミアム:国内株
※どちらもWindows版のみでMac OSには未対応
スマホアプリ マネックストレーダー株式スマートフォン:国内株
マネックストレーダー先物スマートフォン:先物
マネックストレーダー米国株スマートフォン:米国株
トレードステーション米国株 スマートフォン:米国株(現物・信用)
マネックストレーダーFXスマートフォン:FX
マネックス証券アプリ:国内株、先物、米国株、FX、資産管理
MONEX TRADER CRYPTOスマートフォン:暗号資産CFD
SNS型投資アプリ「ferci」:国内株(単元株、単元未満株)、投資信託、NISA取引、資産管理

 無料で使えるPC用ダウンロードツール「マネックストレーダー」は、発注からニュース閲覧、チャート表示、各種ランキング、注文・約定照会など、株式投資で求められるほとんどの機能をカバーする“オールインワンツール”だ。板からの「逆指値発注」や、スピード発注が可能な「2WAY注文」といった中上級のトレーダー向け機能だけでなく、銘柄情報やチャート、ニュースなど、さまざまな情報を一画面に表示できる「Trading One」のような投資初心者にも使いやすくて便利な機能も備わっている。利用料が無料なのもうれしいポイントだ。

 スマホ用アプリには、マネックス証券のサービス全体にアクセスできる総合アプリ「マネックス証券アプリ」がある一方で、国内株用の「マネックストレーダー株式スマートフォン」や米国株用の「マネックストレーダー米国株スマートフォン」など、金融商品ごとのアプリも提供している。

 また、単元未満株の取引が可能な「ferci」は、株の売買以外に、投資SNSで個人投資家同士でコミュニケーションを取ることもできるので、ベテラン投資家のアドバイスを聞きたい株初心者は上手に活用しよう。

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米国株や単元未満株、IPO投資に挑戦したい人に!
◆マネックス証券
株式売買手数料(税込) 投資信託 外国株
1日定額 1約定ごと
〜100万円⇒550円 10万円⇒99円
20万円⇒115円
50万円⇒275円
1764本 米国株
中国株
マネックス証券のおすすめポイント
マネックス証券は、五大ネット証券のひとつ。投資信託を年会費無料の「dカード」や「マネックスカード」で積み立てた際の還元率が「最大1.1%」と高めなのが大きなメリットのひとつ。新NISAで投資信託の積立投資を始めてみたい人にもおすすめできる。さらに、以前から米国株に力を入れており、米国株の取扱銘柄数や注文方法などが充実米国株の買付時には為替手数料が無料なのもお得だ。さらに、IPOの取扱銘柄数は、大手証券を含めた全証券会社の中でもトップクラスなので、IPO投資にチャレンジしたい個人投資家は口座を持っていて損はないだろう。2023年10月にNTTドコモと業務提携を発表した。
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マネックス証券の【会社概要】
会社名称や所在地、金融商品取引業者の登録番号など

■会社概要
会社名称 マネックス証券株式会社
所在地 〒107-6025 東京都港区赤坂1-12-32
電話番号 0120-430-283(固定電話以外:03-6737-1667)
登録番号 関東財務局長(金商)第165号

※本記事の情報は定期的に見直しを行っていますが、更新時期の関係で最新の情報と異なる場合があります。最新情報は各証券会社の公式サイトをご確認ください。