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さまざまな商品・サービスが揃っているうえ、ポイントも貯まる!
楽天証券
口座数では業界最大手のネット証券。日本株はもちろん、トップクラスの本数を取り扱う投資信託や外国株、NISA、iDeCoからポイント投資まで、株初心者から中上級者まで満足するようあらゆる金融商品が揃っている。楽天ポイントが貯まるのもメリット。

※特に表記のないものに関しては、すべて2024年11月1日時点の情報です

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 楽天証券は、前身であるディーエルジェイディレクト・エスエフジー証券までさかのぼると、ネット証券の黎明期である1999年に誕生した証券会社で、現在では五大ネット証券のひとつに数えられる。個人投資家でもリアルタイムで株価情報が見られる画期的な取引ツール「マーケットスピード」をいち早く提供したのも楽天証券だった。

 近年では、楽天ポイントを核とする「楽天経済圏」の拡大と若者の間での投資人気があいまって、年々、口座数が増大する人気の証券会社となっており、2024年の「J.D. パワー個人資産運用顧客満足度調査<ネット証券部門>」では総合1位を受賞した。

 この記事では、そんな楽天証券のメリットから、売買手数料や利用可能な商品・サービス、お得なキャンペーンなどの基本情報を紹介しよう。

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楽天ポイントを貯めたい人には特におすすめ!
◆楽天証券
株式売買手数料(税込) 投資信託 外国株
すべて0円 2567本 米国株
中国株
など
楽天証券のおすすめポイント
ここ数年で、急速に口座数を伸ばしているのがこの楽天証券。2023年10月から国内株式の現物取引と信用取引の売買手数料が完全無料(0円)、さらに単元未満株の売買手数料も0円に引き下げた。売買手数料が安く、利用できる商品・サービスが豊富なので、SBI証券と同じく欠点がほとんど見当たらない「優等生」的な証券会社と言える。取引や投資信託の保有などで楽天ポイントが貯まるうえ、楽天グループの「スーパーポイントアッププログラム」の倍率もアップするので、楽天カードや楽天市場、楽天ペイなどのユーザーには特におすすめ投資信託の積立購入の際にクレカ(楽天カード)で決済し、楽天ポイントを貯められるのも他の証券会社にはないお得なサービスだ。また、取引や情報収集に役立つ無料の取引ツール「マーケットスピード II」も人気。ツール内で日本経済新聞社が提供する「日経テレコン(楽天証券版)」が利用できるのも、楽天証券ならではのメリットだ。2024年の「J.D. パワー個人資産運用顧客満足度調査<ネット証券部門>」では総合1位を受賞。
関連記事
「楽天証券」のメリット・売買手数料・取扱商品を解説! 売買手数料が安く、投資初心者にもおすすめ! 取引や投資信託の保有で「楽天ポイント」も貯まる!
【証券会社おすすめ比較】楽天証券の公式サイトはこちら
注)この表は2024年11月1日時点の情報に自動更新されているため、記事執筆時の情報とは異なっている場合があります。

楽天証券の【主なおすすめポイント】
売買コストがお得で、商品・サービスの充実度は業界トップクラス!

■おすすめポイント1
日本株(現物取引、信用取引、単元未満株)の売買手数料が完全無料!


 ネット証券の手数料無料化の流れが加速するなか、楽天証券は2024年10月2日約定分から、日本株の売買手数料を完全無料にすることを決定。日本株であれば、現物取引はもちろん、信用取引も単元未満株「かぶミニ」も売買手数料は0円となる。

 特に売買頻度の高い短期トレーダーにとって株の売買手数料はバカにならないコストだが、この「売買手数料0円」を上手に活用することで、よりお得に投資を実践できるだろう。
【※関連記事はこちら!】
証券会社「売買手数料」比較&おすすめランキングを発表!“手数料が無料”でお得なおすすめ証券会社は? (※現物取引「1日定額制&1約定ごと」ランキング)

■おすすめポイント2
株や投資信託の取引をするだけで「楽天ポイント」が貯まる!


 楽天証券は、株の売買や投資信託の保有で楽天ポイントが貯まるので、普段から楽天市場や楽天カードなど、楽天グループのサービスを活用している人におすすめだ。楽天証券で特定の取引をすると、楽天市場でのポイント還元率が上がる「SPU(=スーパーポイントアップ)」のもお得。貯まった楽天ポイントは、楽天グループの各サービスに使えるほか、楽天証券で日本株や米国株、投資信託の購入など、直接投資に使うこともできる。また、楽天カードや楽天モバイルなど、楽天グループの他のサービスと連携したキャンペーンも数多く行われているので、楽天ユーザーにはぜひ活用して欲しい。
⇒ポイントサービスについての詳細はこちら!

■おすすめポイント3
投資信託と米国株のラインナップが業界トップクラス


 楽天証券は、投資信託の取扱銘柄数が証券会社の中でもトップクラスなうえ、そのすべてが取引手数料無料。また、つみたてNISAの取扱銘柄数についても、金融庁が指定する対象商品の9割近くを網羅している。
⇒投資信託についての詳細はこちら!

 また、米国株や中国株といった外国株が充実しているのも楽天証券のメリットだ。 特に海外ETFの取扱数が多く、米国ETF約350本を含む約400本と業界トップクラス。海外ETFのうち15銘柄は買付手数料が0円となっている。なお、米国株を積立購入することも可能だ。
【※関連記事はこちら!】
「米国株」が買えるおすすめの証券会社(11社)を比較! 取扱銘柄の多さや、売買手数料&為替手数料の安さを調査して、有利に米国株投資ができる証券会社を紹介

■おすすめポイント4
PC用の「マーケットスピード」とスマホ用アプリ「iSPEED」が便利


 楽天証券は、PC用取引ツールとして、長年、個人投資家に利用されてきた実績のある「マーケットスピード」と、より進化して最新機能を詰め込んだ「マーケットスピード II」が無料で利用できる。ダウンロード型の取引ツールはWindows版しか対応していない証券会社が多いなか、「マーケットスピード」はMac版が用意されている点も高ポイントだ。一方、PC並の多彩な機能が利用できるスマホ用アプリ「iSPEED」も提供。日本株、米国株ともに現物・信用取引の両方に対応。さらに楽天CFDの取引まで可能だ。
⇒取引ツール・アプリについての詳細はこちら! 

■おすすめポイント5
日経テレコン(楽天証券版)が利用できるほか、
旬の記事や動画など独自コンテンツが充実!


 楽天証券では、「やさしい投資超入門」といった基本的な解説記事や、現在ホットな投資の話題、さらにはおすすめ銘柄の紹介など、初心者向けから中上級者向けまで、個人投資家に役立つ情報を幅広く提供してる。Youtubeで動画も配信中だ。

 無料の取引ツール「マーケットスピード II」とスマホ用アプリ「iSPEED」では、「日経テレコン(楽天証券版)」が利用可能。「日経テレコン(楽天証券版)」は、日本経済新聞が運営するオンラインサービス「日経テレコン」の機能限定版。それが誰でも手軽に使えるのは楽天証券ならではメリットだ。

 また、楽天証券でNISAもしくはiDeCoを開設していると、マネー雑誌各紙を毎月3誌まで無料で読めるお得なサービスも提供している。

★★キャンペーン情報★★
NISA・成長投資枠で投資した人全員で1000万ポイントを山分け! 

【エントリー期間】
2024年10月1日9時〜12月30日16時
【取引対象期間】
2024年10月1日〜12月30日受渡分
【内容】
期間中にキャンペーンにエントリーし、新NISAの成長投資枠で対象商品を約定した人全員で1000万ポイントを山分けでプレゼント! 1人当たりの付与上限は200ポイント。成長投資枠の取引対象商品は、国内株式(現物)、外国株式(米株・中株・アセアン株含む)、投資信託(一部除く)。かぶミニやかぶツミ、米株積立も含む。投資信託は期間中の買付があれば、スポット買付と積立買付のどちらでもOK。
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楽天証券の【基本データ】
売買手数料・取扱商品・ポイントサービスなど解説

 ここからは、売買手数料や投資信託の取扱銘柄数、ポイントサービスなど、楽天証券の主なデータをまとめたので他社を比較する際の参考にしよう。

【目次】(※クリックで各項目へ移動します)
▼ 現物取引の売買手数料
▼ 1株単位の現物取引(単元未満株)の売買手数料
▼ 信用取引の売買手数料・金利
▼ 投資信託
▼ NISA
▼ ポイントサービス
▼ IPO取扱銘柄数(主幹事数)
▼ その他の取扱商品
▼ 取引ツール・アプリ
▼ 会社概要

楽天証券の【現物取引の売買手数料】
現物取引も単元未満株も、売買手数料はすべて「0円」

■現物取引の売買手数料(税込)
1日定額制 すべて0円
1約定ごと
■1株単位の現物取引(単元未満株)「かぶミニ」の売買コスト(税込)
買付 リアルタイム取引:売買手数料0円+スプレッド0.22%
寄付取引:売買手数料0円スプレッド0%
売却

 国内株式の現物取引と信用取引の売買手数料が完全無料(0円)に! さらに単元未満株「かぶミニ」の売買手数料も0円に引き下げた。この手数料改定により楽天証券は、株の売買コストについては、同じく売買手数料無料を打ち出したSBI証券と並んで業界最安レベルとなった。
【※関連記事はこちら!】
証券会社「売買手数料」比較&おすすめランキングを発表!“手数料が無料”でお得なおすすめ証券会社は? (※現物取引「1日定額制&1約定ごと」ランキング

 ただし「かぶミニ」の取引方法には、市場が開いている時間に売買する「リアルタイム取引」と、引け後から朝までに注文し、寄付価格で売買する「寄付取引」の2種類がある。リアルタイム取引の場合、売買手数料は無料だが、別途、約定代金の0.22%分のスプレッドを負担する必要があるので注意しよう。

 取扱銘柄は2070銘柄、そのうち740銘柄はリアルタイム取引もできる。

■「かぶミニ」の2つの取引の違い
  リアルタイム取引 寄付取引
注文受付時間 9:00~11:30、12:30~15:25 17:00~翌日8:45
取引時間 リアルタイム 翌日の前場寄付
取扱銘柄数 約740銘柄 2070銘柄

 ちなみに「かぶミニ」は楽天ポイントでの購入も可能だ。2024年から始まる新NISA枠も使えるので、非課税メリットを生かして投資をすることもできる。さらに、単元未満株の積立サービス「かぶツミ」も利用可能。最低金額3000円で1株から株の積立ができるので、少ない資金でコツコツと買い増しをしたい人にはおすすめだ。

楽天証券の【信用取引の売買手数料・金利】
売買手数料0円に加え、一般信用取引のデイトレなら金利・貸株料も無料!

■信用取引の売買手数料(税込)
1日定額制 すべて0円
1約定ごと
■信用取引の金利・貸株料(税込)



買い
(金利)
2.80%
売り
(貸株料)
1.10%



買い
(金利)
無期限 ⇒ 2.80%
日計り(いちにち) ⇒ 0%
売り
(貸株料)
無期限 ⇒ 1.10%
短期 ⇒ 3.90%
日計り(いちにち) ⇒ 0%

 楽天証券は、前述した通り、2024年10月2日約定分から、信用取引を含んだ日本株の売買手数料を0円に引き下げる。デイトレーダーなど取引頻度が高く、コストを重視する人には非常に魅力的な手数料プラント言えるだろう。

 信用取引の金利や貸株料は、同じく売買手数料0円を打ち出したライバルのSBI証券とまったく同じで、業界全体を見ても比較的低水準と言える。

 なお、一般信用取引のデイトレード「いちにち信用」は、金利と貸株料が無料と非常にお得。楽天証券の一般信用は、約3300銘柄が売建てできるので、上手に利用したい。

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楽天証券の【投資信託・NISA】
投資信託のラインナップが豊富で「100円」から気軽に積立投資ができる

■投資信託
取り扱い本数(販売手数料無料の本数) 2567本(2567本)
最低積立金額 100円
積立頻度 毎月。年2回までボーナス月指定が可能
※一部銘柄を除く

 楽天証券は、投資信託の取り扱い本数では業界トップクラスで、そのすべてが手数料無料で購入できる。また、最低積立金額が100円以上1円単位と少額から積立投資が可能なのも、投資初心者には高ポイント。積立頻度は月1回のほか、年2回までボーナス月の指定ができる。

 また、ロボアドバイザーサービス「ウェルスナビ」と提携した「ウェルスナビ×R」を提供。その場合、ロボットに運用をお任せしながら、同時に楽天カードや楽天キャッシュを利用して、楽天ポイントを貯めたり、楽天ポイントを利用した購入・積立が可能となる。「ウェルスナビ×R」はNISA口座にも対応。

■NISAの取扱銘柄銘柄数
つみたて投資枠 投資信託 インデックス型 194本
アクティブ型 46本
ETF
成長投資枠 1269本

 楽天証券はNISA口座数が業界NO1(2024年3月末時点)。NISAの取扱銘柄数は「つみたて投資枠」「成長投資枠」ともにトップクラスで、もちろん販売手数料はすべて無料だ。積立頻度は月1回と1日1回のどちらか好きなほうを指定できる。なお、楽天証券でNISAもしくはiDeCoを開設していると、マネー雑誌各紙を毎月3誌まで無料で読めるお得なサービスも提供。

 また、投資信託の保有や購入(NISAを含む)で楽天ポイントが貯まるのが楽天証券ならではのメリット。ポイントサービスについては、次のパートでくわしく解説しよう。

楽天証券の【ポイントサービス】
日々の取引や投資信託の保有で「楽天ポイント」が貯まる!

■ポイントサービス
ポイントの種類 楽天ポイント楽天証券ポイント
投資信託の購入でポイントが貯まるクレジットカード 楽天カード

 楽天証券では、毎日の取引や投資信託の保有によりポイントが貯まる。ポイントは、共通ポイントである「楽天ポイント」と、独自ポイントの「楽天証券ポイント」の2種類から選べるが、使い勝手を考えると楽天ポイントを選ぶのがおすすめだ。貯まった楽天ポイントは、投資信託などの投資をすることもできるし、楽天市場など楽天グループの他のサービスに使うこともできる

 楽天証券では、さまざまな取引などでポイントが付与される。例えば、手数料コースを「超割コース」にすると、国内株や外国株、先物オプション取引の売買手数料100円ごとに1ポイント(大口優遇は2ポイント)の楽天ポイントが貯まる

 また、投信積立(つみたてNISAを含む)を楽天カードで決済するとポイントが貰えるのもメリット。信託報酬のうち販売会社(楽天証券)の受け取る手数料が「年率0.4%(税込)以上の投資信託」は1%分、「0.4%(税込)未満の投資信託」は「楽天カード」の場合だと0.5%分、「楽天カード ゴールド」の場合だと0.75%分、「楽天カード プレミアムカード」の場合だと1%分の楽天ポイントを還元。さらに「楽天ブラックカード」だと、ポイント還元率はすべての投資信託で一律2%となる。なお、積立投資の設定上限はすべて月10万円までだ。

■「楽天カードの種類+投資信託の代行手数料」でポイント還元率が決まる
カードの種類 ポイント還元率
代行手数料0.4%未満 代行手数料0.4%以上
楽天カード
[年会費無料]
0.5% 1.0%
楽天ゴールドカード
[年会費:2200円(税込)]
0.75%
楽天プレミアムカード
[年会費:1万1000円(税込)]
1.0%
楽天ブラックカード
[年会費:3万3000円(税込)]
2.0%
※投資信託の信託報酬のうち販売会社の受け取り分。

 投資信託の代行手数料とは、信託報酬のうち販売会社である楽天証券の受け取り分のこと。代行手数料が0.4%以上の投資信託のほうがポイント還元率は高いが、投資信託の人気ランキングを見ると上位は「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」など、代行手数料が低い、いわゆる低コストインデックスファンドが上位を占めている。そのため、他の証券会社と比較検討する際などは「代行手数料が0.4%未満」のポイント還元率のほうが重要となるだろう。

 また、電子マネー「楽天キャッシュ」でも毎月5万円まで投信積立(つみたてNISAを含む)の決済が可能。このときも0.5%分の楽天ポイントが付与される。

 なお、楽天カードでのクレカ積立と楽天キャッシュでの投信積立は併用できるので、合計で月15万円まで投資信託の積立購入でポイントをもらうことが可能だ。
【※関連記事はこちら!】
主要な証券会社を「ポイントの貯まりやすさ」で比較! クレカ積立や投信保有などのポイント付与率が高く、自然にポイントが貯まる「お得なネット証券」とは!?

 さらに、楽天銀行と口座連携をする「マネーブリッジ」に申し込んで「ハッピープログラム」にエントリーすると、以下のように楽天ポイントをもらうことができる。

■「ハッピープログラム」で付与される主な取引とポイント
 対象商品 付与ポイント
日本株(現物・信用) 売買手数料100円ごとに1ポイント
外国株式 売買手数料100円ごとに1ポイント
投資信託
※2022年4月〜
月末時点の残高がはじめて以下の金額に到達したときに楽天ポイントを付与(それぞれ1回のみ)
・10万円 ⇒ 10ポイント
・30万円 ⇒ 30ポイント
・50万円 ⇒ 50ポイント
・100万円 ⇒ 100ポイント
・200万円 ⇒ 100ポイント
・300万円 ⇒ 100ポイント
・400万円 ⇒ 100ポイント
・500万円 ⇒ 100ポイント
・1000万円 ⇒ 500ポイント
・1500万円 ⇒ 500ポイント
・2000万円 ⇒ 500ポイント

 例えば、投資信託は、月末時点の残高が一定金額を超えるたびに楽天ポイントが付与される。付与されるポイントは上の表の通りだが、条件を達成してもそれぞれ1回ずつしかポイントはもらえないので注意しよう。

 なお「投信残高ポイントプログラム」の対象となる4ファンド(「楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド」「楽天・S&P500 インデックス・ファンド」など)については毎月ポイント還元を実施。特定・一般口座だけでなく、NISA口座にも対応している。

 楽天証券の利用でSPU(=スーパーポイントアップ)の倍率が上がるのも楽天市場ユーザーにとってはありがたいサービス。具体的には、「マネーブリッジ」に申し込み、「楽天ポイントコース」を選択したうえで、投資信託と米国株のポイント投資(買付代金の全部、または一部にポイントを利用)を月に3万円以上行うと、楽天市場で買い物した際のポイント還元率が投資信託と米国株でそれぞれ+0.5倍、合計で最大+1倍になる。楽天市場でよく買い物している人にとっては、馬鹿にできないメリットだろう。

 なお、「家族プログラム」により、家族が開設している楽天証券口座をオンライン登録(無料)すると、以下のようなさまざまな特典やポイントを獲得できる。

(1)超割コースのポイントプログラムでのポイント進呈率が+1倍
(2)投資信託残高達成時の進呈ポイントに+10%を追加
(3)楽天グループ各サービスで使えるお得なクーポン・特典を進呈

【IPO取扱銘柄数(主幹事数)】
IPOにも注力しており、2023年は取扱銘柄数が業界3位に!

■IPO取扱銘柄数(主幹事数)
取扱銘柄数
(主幹事)
2023年: 61社(0社)
2022年: 65社(0社)
2021年: 74社(0社)
2020年: 38社(0社)
2019年: 26社(0社)

 楽天証券はIPOにも注力しており、ここ数年で取扱銘柄数が増加。2023年には61社ものIPOを取り扱ったが、これはSBI証券に続き、全証券会社のなかで3番目に多い

 楽天証券に配分されたIPO株は、基本的に100%が抽選に回される。「取引実績による抽選の優遇」といったルールはないので、取引実績の少ない一般投資家にも平等に当選のチャンスがある。抽選方法は「1単元1票」なので、資金を用意して多くの単元数を申し込んだ人ほど有利になるが、より多くの人に配分されるよう、銘柄ごとに1人が抽選に申し込める数量上限が設定されている。

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楽天証券の【その他の取扱商品】
数多くの外国株やオプション取引、FX、金など、幅広い金融商品に対応!

■その他の取扱商品
貸株
夜間取引(PTS取引)
外国株 米国株 5131銘柄
売買手数料:<現物取引>約定代金の0.495%(最低0米ドル、上限22米ドル)/<信用取引>約定代金の0.33%(最低0米ドル、上限16.5米ドル)
為替手数料:無料(0円)
その他 中国株、アセアン株(シンガポール、タイ、マレーシア、インドネシア
日経225先物/
日経225オプション
FX
CFD

 楽天証券は、幅広い金融商品を提供している。

 外国株は、米国株、中国株、アセアン株と取扱国が豊富。特に海外ETFの取扱数が多く、米国ETF約370本など業界ナンバーワンを誇っている

 米国株の信用取引も利用可能で、売買手数料は約定代金の0.33%(最低0米ドル、上限16.5米ドル)となっている。さらに、2024年12月からは米ドルの為替手数料を0円の超低コストに引き下げた。2024年8月からは、CFDによる米国株(29銘柄)と米国株ETF(7銘柄)の取り扱いを開始。CFDを利用すれば、手数料無料(スプレッドあり)なうえ、少額からレバレッジが使え、ほぼ24時間取引ができる。
【※関連記事はこちら!】
「米国株」が買えるおすすめの証券会社(11社)を比較! 取扱銘柄の多さや、売買手数料&為替手数料の安さを調査して、有利に米国株投資ができる証券会社を紹介

 PTS(私設取引システム)を利用した夜間取引も利用できる。PTSの取引時間は「8:20〜16:00、17:00〜23:59」。東証の立会時間も利用でき、運が良ければ東証よりも有利な株価で取引することも可能だ。

 また、楽天証券は、海外先物と商品先物の取引ができる数少ない証券会社のひとつ。S&P500やNASDAQ-100、WTI原油、金、小麦などの先物を、本場アメリカのCME、CBOT、NYMEX、COMEXといった市場で売買することができる。

楽天証券の【取引ツール・アプリ】
投資対象に合わせて、最適な取引ツールやアプリを提供

■取引ツール・アプリ(ダウンロード型)
パソコン用 マーケットスピード II:国内株、米国株、国内先物オプション、国内商品先物、CFD
マーケットスピード II RSS:国内株、国内先物オプションマーケットスピード:国内株、国内先物オプション、米国株、海外先物
マーケットスピード for Mac:国内株、国内先物オプション、米国株、海外先物

マーケットスピード FX:FX
※Windows版のみでMac OSには未対応
スマホアプリ iSPEED for iPhone/Android:国内株、米国株、楽天CFD
iSPEED for iPad:国内株
iSPEED FX:FX
iSPEED 国内先物オプション:指数先物、商品先物

 楽天証券は、ダウンロード型のPC用取引ツールとして、「マーケットスピード」と「マーケットスピード II」の2つを提供している。初代の「マーケットスピード」がリリースされたのは2000年5月で、当時としては画期的な機能を備えた「日本の取引ツールの元祖」とも呼べる存在だった。そのマーケットスピードを2018年に全面的にリニューアルして進化させたのが「マーケットスピード II」という位置づけだ。

 「マーケットスピード II」の特徴のひとつは、事前に登録した条件に合致したときに自動的に注文を出す「アルゴ注文」が使えることで、他社の取引ツールと比較しても、かなり複雑な注文条件を設定できるようになった

 従来からの「マーケットスピード」のほうも未だに利用者が多く、現在でもダウンロードできる。最新機能という面では「マーケットスピード II」に一歩劣るものの、長年使われてきた取引ツールだけあって操作感はかなりこなれている印象。取引ツールの使い勝手は人によって合う合わないがあるので、両方をダウンロードして使い比べてみるといいだろう。

 なお、「マーケットスピード」はダウンロード型の取引ツールには珍しく、Windows版だけではなくMac版も用意されている。Macで本格的な取引ツールを使って株式取引をしたい人は、楽天証券とSBI証券以外の選択肢はほとんどないと考えておこう

 また、取引ツール「マーケットスピード」や「マーケットスピードII」、スマホ用アプリ「iSPEED」では、日本経済新聞の朝刊・夕刊、日経産業新聞、日経MJなどが載っている「日経テレコン(楽天証券版)」が利用できるのも大きなメリット。他社が同様のサービスを廃止していくなか「日経テレコン」が利用できるのは楽天証券の大きなアドバンテージだ。

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すべて0円 2567本 米国株
中国株
など
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■会社概要
会社名称 楽天証券株式会社
所在地 〒107-0062 東京都港区南青山2-6-21
電話番号 0120-188-547(携帯からは03-6739-3355)
登録番号 関東財務局長(金商)第195号

※本記事の情報は定期的に見直しを行っていますが、更新時期の関係で最新の情報と異なる場合があります。最新情報は各証券会社の公式サイトをご確認ください。