目次

はじめに

Chapter １「投資の主体者」を理解する

１-１ 株式投資の仕組みを理解する ──「業績相場」か「金融相場」か？
１-２ 市場をリードする「主体者」の動きを知る
１-３ 主体者とは誰か、いつ動きやすいのかを想像する
１-４ 主体者の投資パターンを理解する
１-５「１年間の投資パターン」を理解する
１-６「１カ月の投資パターン」を理解する
１-７「１週間の投資パターン」を理解する
１-８「１日の投資パターン」を理解する
Column 01「逆イールド現象」は「不景気の信号」
Column 02 市場に流れるレポートの癖を覚える

Chapter ２　銘柄をどう選び、どう売買するか？ 「市場の入り方」を知る

２-１ 投資する銘柄はどう選べばいいか ── テーマと関連銘柄をまとめる
２-２ 株価が動いた銘柄を分類して有望銘柄を探す ── 証券会社の情報もチェック
２-３ 「効率的市場仮説」を理解しておこう ── 超過リターンは得られない？
２-４ いつ変化するかを考えて売買の計画を立てる ── 相場の波を捉える
Column 03 運用者の気持ちを探り、行動理由を考える ──「効率的市場仮説」を実装する

Chapter ３「資産管理」で身につける「儲ける基本」

３-１ 自分の商いデータを記録して破産確率を知る ──「リスクリワード」とは何か
３-２ １回のトレードで取り戻せる範囲で設定する ── 損切りの仕方
３-３ 伸びしろの大きい銘柄を探す ── 優位性の高め方
３-４ 損失を最小限に抑え、儲けを最大化する ── 利益確定の法則
３-５ 日々の売買記録と１年間の損益を把握する ── 資産の管理法
３-６ 失敗したら、反省と経験をしっかり活かす

Chapter ４ 「自分」と「市場」を理解して「儲かる投資家」になる！　源太流・禁断の戦法

４-１ 強気相場の買い集めや弱気相場での売却で利用される ──「計らい商い」を学ぶ
４-２ 上がるか、下がるか……市場の変化を把握する方法 ── 簡単な板の見方
４-３ 動いている銘柄に対し、動いていない銘柄を見る ── 対角の考え方
４-４ 銘柄同士の値動きの関係性を見極める ── 同一ファンドの考え方
４-５ 「将来を買う投資」と「過去を買う投資」の違い ── グロース投資とバリュー投資
４-６ プロの売買動向を把握して儲ける ── 需給要因の活用法
４-７ 投資カレンダーを作って自分で計画を立てる ── チャートの形を確かめる
Column 04 同時刻に細かく出された注文はアルゴ注文の可能性が高い

Chapter ５　もう１ランク上を目指すために！　源太流・13の実践ルール

５-１「成長企業」を見極めて資産を増やす ── テンバガーはこうして狙え
５-２ 上がった銘柄の理由を考え、相場のテーマを調べる ── 銘柄を絞る
５-３ 決算発表後の株価の反応で儲ける ── 決算ギャンブルの基礎
５-４ 震災、パンデミック……有事に備えて資産を増やす方法 ── 有事は予測できない。反撃方法を考えておく
５-５ 30万円、50万円を元手に少額からスタート ── 資産を10倍にする方法
５-６ 相場の流れを左右する大手証券の先物の手口を理解する
５-７ 株価を左右するイベントのスケジュールに注目 ── 相場の方向を予測する
５-８ 10年先に何が儲かるか、何が社会を変えるのかを考える ── 急落時に買う銘柄を見極める
５-９ チャートは形だけを覚えても役に立たない ──「形の意味」を理解する
５-10 テクニカルを利用した売買タイミングの見極め方
５-11 短期売買で利益を確保する ── 板読み投資法
５-12 注文方法をマスターする ── 売買タイミングから金額の決め方まで
５-13 買いのチャンスは１回、どこで買うかを見極める ── 短期売買の注文の出し方

おわりに

著者

大岩川源太（おおいわがわ・げんた）
1981年、大阪の老舗今川證券（現リテラ・クレア証券）入社。個人営業、株式ディーラー、事業法人・金融法人部門等を経験。1997年、今川證券を退社。1998年、ウェブサイト「ファイナンシャルスクウェア」を立ち上げると同時に、アセットレボリューションを設立。インターネットの投資顧問として先駆け的存在になる。その後、BS放送の「源太の即効投資戦略」（2004年10月〜2006年２月放送）のレギュラー司会を担当。「週刊オリラジ経済白書」などメディアに出演。独特の分析と口調は、日経マネーデジタル「大岩川源太の『株・１WEEK』」、日本証券新聞兜町ネット「大岩川源太の朝の一言」の連載などネットを中心に浸透。毎年制作している「源太カレンダー」は、プロ投資家の間で人気アイテムになっている。ラジオ日経のレギュラー番組は多数あり、「源太緑星株教室」（2022年１月放送終了）に出演のほか、その他の番組でもコメンテイターとして活躍していた。現在は日曜日朝８:45からラジオ日本の「深掘りマネー塾」で活躍中。