はじめに
序章 「忙しすぎる」人たち
デキる男 正樹
頑張る女 ケイコ
休めない女 陽子
焦る起業家 勇二
「忙しすぎる」という問題の本質
1 高生産性シフトの衝撃
本質的な問題
UberとAirbnbが有効活用した資源
これからの時代の判断基準
学校教育がダメダメな理由
グローバル企業が税金を払いたがらないワケ
同床異夢のベーシックインカム論
「働かないでほしい」と望まれる人たち
文字(テキスト)が持つ価値
長文メールを書く人はなぜ嫌われるのか?
シェアエコノミーの本質
社会と個人が進むべき方向
2 よくある誤解
楽しくない?
クリエイティブになれない?
偶然の出会いを逃す?
人に優しくない?
3 どんな仕事がなくなるの!?
こんな働き方、していませんか?
仕事は遅いほうが得というトンデモ理論
デキる人と残念な人の違いとは?
淘汰されるのはどんな仕事?
こんな仕事が生き残る!?
4 インプットを理解する
希少資源に敏感になろう
お金と時間は、両方とも“見える化”しよう
お金も時間も最大限に活用しよう
お金と時間以外の希少資源
5 アウトプットを理解する
欲しいモノを明確にしよう
バックパッカーが手に入れたいものとは
超危険な「似て非なるモノ」
頑張るほどわからなくなる「欲しいモノ」
「やるべきこと」と「やりたいこと」
6 生産性の高め方①
まずは働く時間を減らそう
生産性の定義と高め方
ブラジルと日本の農業の違いにヒントがあった
ワーキングマザーと外資系企業の社員を見習おう
インプットを制限する具体的な方法
その1 1日の総労働時間を制限する
その2 業務ごとの投入時間を決める
その3 忙しくなる前に休暇の予定をたてる
その4 余裕時間をたくさん確保しておく
その5 仕事以外のこともスケジュール表に書き込む
働く時間を増やすのは“暴挙”
7 生産性の高め方②
全部やる必要はありません
メディアが求める完璧な女性
スゴイ人の内実
人手不足の原因となる「ひとりで全部やれ」思想
無駄な時間を減らすための具体的な方法
その1 「すべてをやる必要はない!」と自分に断言する
その2 まず「やめる」
その3 「最後まで頑張る場所」は厳選する
その4 時間の家計簿をつける
変わり始めたトレンド
8 高生産性社会に生きる意味
新ビジネス普及の鍵は生産性格差にある
医療や現金制度も大きく変わる
高生産性シフトが経済成長の新たな源泉に
個人にとっての意味
社会の生産性を左右する個人の意識
働き方も変わる
チームの生産性を高めるというチャレンジ
貧困問題と生産性
終 それぞれの新しい人生
さらにデキる男 正樹
吹っ切れた母 ケイコ
ラオスにて 陽子
世界を目指して 勇二
さいごに 〜人生のご褒美〜
参考文献
ちきりん
関西出身。バブル期に証券会社に就職。その後、米国での大学院留学、外資系企業勤務を経て2011年から文筆活動に専念。2005年開設の社会派ブログ「Chikirinの日記」は、日本有数のアクセスと読者数を誇る。シリーズ累計23万部のベストセラー『自分のアタマで考えよう』『マーケット感覚を身につけよう』(ダイヤモンド社)、『「自分メディア」はこう作る! 』(文藝春秋)など著書多数。