悩まない
あるがままで今を生きる
悩まない
あるがままで今を生きる
書籍情報
- 矢作 直樹:著
- 定価:1430円(本体1300円+税10%)
- 発行年月:2014年07月
- 判型/造本:46並製
- 頁数:208
- ISBN:978-4-478-02722-6
内容紹介
そもそも人の悩みとは、すべて欲や執着に起因するものとして、欲も執着もなくなれば悩みもなくなるという信条を持つ著者が、日頃より心がけ実践していることを示しながら、悩まずに生きるための秘訣を紹介します。人の生死を身近にしてきた臨床医ならではの視点で語る、延命よりも人生の質を重視したい人へ向けた一冊。
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目次
はじめに
第1章 持たない
物が多くなると、不自由になる
必要な物、不要な物の分類から始めよう
人は皆、もとは一つの魂
悪口を言う人の仲間入りをしない
虚心坦懐に見る、考える
予断を持たせない仕組みが必要
自分がイライラする状況を知っておく
あるがままを受容する
想念というパワーを活用する
余計な考えは何かに熱中することで消えていく
何よりも「対面する」ことが重要
第2章 こだわらない
融通無碍に生きる
幸せも不幸せも受け止め方しだい
過去は学んでもこだわらない
一つの縁を切ると、新しい縁が生まれる
家族には期待せず、つかず離れず
うまくいかないことには意味がある
他人ではなく、自分の目標と比べよう
熱中できれば、勝ち負けのレベルを超えられる
すべての宗教が、実はみな同じ
認めてもらうより、やりがいを
迷ったら、流れに逆らわずに歩いてみる
知識よりも知恵を持て
人の言葉に振り回されない
過度に貯め込まず、適度に回す
お金は天下で回すもの
「無私」を目指す
第3章 思い込まない
全員が同じ意見なら危うい
毎日、生きていること自体が修行
定期的に思考をリセットしよう
情報は両方の意見を取り入れること
「気づき」がすべてを変える
健康は自分の意思しだい
やるべきことは逆算思考で見えてくる
伝え方もタイミングも大切
聞いた話だけで人を判断しないこと
第4章 心配しない
うまくやろうと思うより、精一杯やってみる
体の声を聴く
自分を客観視して正確に知る
自分にダメ出ししない
喪失感を味わうのにも意味がある
別れも学びの一つ
ストレスが病気の元凶
すべては時間が解決する
どこで死のうが、行く場所は同じ
第5章 悩まない
やることを決め、心配事を解消しておこう
視点を変えれば出口が見える
基本は「おかげさま」と「お互いさま」
動けばきっと変わる
直観を信じる
最も大切なのは「誰に相談するか」
許すも許さないもない
人は、誰かのおかげで生きている
医師が他人の力を感じる瞬間とは
あの世では「愛」の質が変わる
過去を悔やむのではなく、今を生きる
謝辞
著者
矢作直樹(やはぎ・なおき)
1981年、金沢大学医学部卒業。その後、麻酔科を皮切りに救急・集中治療、内科、手術部などを経験。1999年、東京大学大学院新領域創成科学研究科環境学専攻および工学部精密機械工学科教授。2001年より東京大学大学院医学系研究科救急医学分野教授および医学部附属病院救急部・集中治療部部長。現在に至る。
著書に、『人は死なない』(バジリコ)、『天皇』(扶桑社)、『いのちが喜ぶ生き方』(青春出版社)、『おかげさまで生きる』(幻冬舎)、『お別れの作法』(ダイヤモンド社)などがある。
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