ブックタイトルシックス 2018 SPRING
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シックス 2018 SPRING
072ROL EXエアキング腕時計の実用性を飛躍的に高めたのが、1926年に開発されたオイスターケースだ。金属の塊をくり抜いて作られたケースにリュウズと裏蓋をねじ込み式にすることで、オイスター(牡蠣)のように高い機密性を実現し、ケース内部への水やチリ、埃の侵入を防いだのだ。その実用性は、ロンドンの速記者メルセデス・グライツ氏がこの腕時計をしたままドーバー海峡を渡りきり、その後も時計が動いていたことで実証された。「エアキング」の名は飛行のパイオニアたちへのオマージュだ。自動巻き、SSケース、40㎜径 59万円 問/日本ロレックス ?03-3216-5671不朽の名作いまや定番となった名作ウォッチのほとんどは、誕生当初、驚きをもって迎えられている。つまり、自由な、新しい発想こそ、普遍性を生み出すのだ。写真=奥山栄一 文=福留亮司