ブックタイトル週刊ダイヤモンド19年8月24日号
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週刊ダイヤモンド19年8月24日号
特集決算書100本ノック!2019年版〈1売上総利益〉「売上高」から「売上原価」を引いた利益で、「粗利」とも呼ばれている。売上原価とは仕入れ代や原材料費などの費用。また、製造業では製造に関わる人件費はここに含まれる。〈2営業利益〉次が「本業の利益」と表現されることの多い営業利益。売上総利益から「販売費および一般管理費(販管費)」を引いたものだ。販管費とは、広告宣伝費やオフィスの家賃、運送費、営業・経理など製造部門以外の人件費のこと。つまり、モノやサービスを売るために必要な経費や企業の運営・管理にかかる費用のことだ。〈3経常利益〉営業利益に本業以外で発生したて、財務3表の中で最初に覚えてほしいのが、損益計算書(PL)である。結論から言えば、PLは全く難しくなく、直感的に理解可能だ。80円で仕入れたミカンが100円で売れた。だから、20円の利益が出た。ざっくり、こういうことを言っているにすぎない。つまり、PLでは売り上げが増えたか?もうかっているのか?ということが分かる。PLの一番上には「売上高」と書いてある。先ほどのミカンで例えるなら、これが100円。あとは、下に向かって順番に、原価や広告宣伝費、人件費などかかった費用を引いていくだけだ。たくさんの項目が並ぶが、覚えておくべきは以下の五つの利益だ。そこで決算書を定期的に発表するのだ。株式が売買される証券取引所に上場する企業には、公表が義務付けられている。ちなみに、決算書と一口に言うが、その中身はいろいろだ。決算短信や有価証券報告書、広義では企業の決算会見での説明資料も含まれるだろう。中でも重要なのは「財務3表」を理解することだ。損益計算書(PL)、貸借対照表(BS)、キャッシュフロー計算書(CF)について解説していく。損益計算書さ25週刊ダイヤモンド2019/08/24*任天堂の決算短信を基にダイヤモンド編集部作成Design by Yuuki Nara(25 ? 29ページ)