ブックタイトル週刊ダイヤモンド16年11月5日号
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週刊ダイヤモンド16年11月5日号
特集格安スマホ最終決断スマホ事業者」と言い換えている。選択肢が広がりサービスも充実格安だが実力あり 話を戻そう。なぜこの1年で格安スマホの普及が急速に進んでいってきたこと。50㌻で示したように、3万?4万円台のミドルレンジを中心に、高性能で高品質な新製品が続々投入されている。 第四に、格安スマホとしてiPhoneも使えるようになったこと。大手キャリアで購入したiPhoneは、購入後6カ月以上経過すれば、SIMロック解除(56?57㌻キーワード参照)できる(6s以降の機種)。 第五は、行政が格安スマホ普及による携帯電話料金の引き下げを後押ししていること(60㌻参照)。 格安スマホ普及の条件はそろった。乗り換えてお金を浮かせるか、高い料金をそのまま支払い続けるか、決めるのはあなただ。るのか。背景には大きく五つの理由がある。 第一に、何といっても圧倒的に料金が安いこと。大手キャリアと比べると半額から3分の1くらいの水準だ。あまりの安さに当初は疑心暗鬼だったユーザーも、実際に使ってみてほとんど不便を感じないことが分かってきたようだ。 第二に、サービスが充実してきたこと。新規参入が増え料金プランの選択肢が広がった。弱点といわれてきた通話サービスも改善されており、格安とはいえ、〝実力?も備えるようになっている。 第三に、端末の種類が豊富にな格安スマホの基本の「 き 」基本その1基本その2電話番号などの情報が記録されたICカードのこと。これを携帯電話やスマホに挿し込んで使う。これがないと通話やデータ通信ができない●MVNO(仮想移動体通信事業者)と呼ばれる事業者が、大手通信事業者の通信網を借りて提供する格安な通信サービス●SIMカードのみを提供する事業者と、SIMカードと端末をセット販売する事業者がある通信設備への投資や全国的な店舗網の整備にお金を使う必要がないため、格安の料金でサービスを提供できる大手通信事業者の通信網格安スマホ大手通信事業者のスマホSIMカードって何?格安スマホって何?大手通信事業者(NTTドコモなど)格安スマホ事業者(MVNO)通信網を間借りSIMカード今後2年で2倍に急成長格安SIMの市場規模(契約回線数)推移*各年3月末 出所:MM総研02004006008001,0001,20018(予測)17(予測)2013年 14 15 16(万回線)29 週刊ダイヤモンド 2016/11/05