ブックタイトルダイヤモンドクォータリー(2018年秋号) 顧客創造の実学 DIAMOND Quarterly

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概要

ダイヤモンドクォータリー(2018年秋号) 顧客創造の実学 DIAMOND Quarterly

DIAMOND Quarterly 16 セコムは?現状打破の精神?により、水と空気と安全はタダといわれた日本において、安全という誰も手掛けたことのない新たなビジネスを起こし、数兆円規模のセキュリティ産業を根付かせた。しかも、掛け売り・後払いが当たり前だった日本の商慣行を否定し、3カ月前納制を創業当初から敢行。1966年には、オンラインネットワークによる機械警備システムを開発し、機器レンタル制というイノベーションまで実現した。 1980年代後半には?社会システム産業?というビッグピクチャーを描き、?会社にとっての正しさではなく、社会にとっての正しさの追求?という基本理念に沿って、先進的な技術開発とサービスシステムで社会インフラを構築。?社業を通じ、社会に貢献する?を旗印に、半世紀以上にわたって実践的なCSR?企業の社会的責任?を追求してきた。世の中の変化を見据えてみずからを変革し、業態を進化させてきたセコムの歩みは、世界でも類を見ない、安全・安心の?プラットフォーム構築?と、新たなマーケットを生み出した?顧客創造?の歴史そのものだった。 そして2016年、社長に就任した中山泰男氏は、?企業理念の透徹??社員満足を原点とする全員経営?を打ち出し、翌年には2030年に向けた新たなグループビジョンにおいて、?あんしんプラットフォーム?構想をC - S U I T E I N T E R V I E W構成・まとめ|森 健二、宮田和美 撮影|佐藤元一「プラットフォーム構築」と「顧客創造」のさらなる原動力へセコム流 全員経営セコム代表取締役社長中山泰男Yasuo Nakayama聞き手|森 健二