書籍・雑誌・オンラインなど多用な媒体を通じた強力なコンテンツと、
企業のニーズを捉えたソリューションで、経済社会の発展に貢献します。
読者の人生を、そして世の中を、少しでも良くすることに貢献したい──。
ダイヤモンド社が100年以上にわたって出してきたすべての書籍には、
そうした思いが脈々と流れています。
創業者・石山賢吉が『決算報告の見方』を刊行した1915年、書籍事業の歴史は始まりました。この1冊目に象徴されるとおり、以後100年の歩みはビジネス書を中心に展開されます。ピーター・ドラッカーの著作に代表される硬派な経営書や経済書、それらを平易に説く『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』等の入門書、あるいは『伝え方が9割』のようなビジネススキルを磨く解説書──こうした本を刊行するなかで、ビジネス書版元として広く認知されてきたのです。
一方で、自己啓発、生活実用などの分野にも早くから取り組み、近年では女性ファッションから児童書、小説等のジャンルにも果敢に挑んでいます。アドラー心理学ブームを生んだ『嫌われる勇気』や、半沢直樹シリーズの『ロスジェネの逆襲』といったヒット作はそうした挑戦から生まれました。
パワフルな展開を続ける書籍事業ですが、それを根底から支えるのが編集、宣伝プロモーション、営業の緊密な連携です。これらの部門が三位一体となって、企画の誕生から販売促進まで、常に協力を徹底しているのはダイヤモンド社書籍事業の大きな特徴と言えるでしょう。
1冊の本には読者の人生や世の中を変える力がある──そのことを信じ、これからも製販一体で、良質な本を一人でも多くの方にお届けすることを目指します。
「週刊ダイヤモンド」「DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー」
「ダイヤモンドZAi」「テレビステーション」などの定期刊行物のほか、
これらから派生する別冊、臨時増刊、ムックを発行しています。
「週刊ダイヤモンド」は経営幹部、ビジネスパーソン必携の総合ビジネス情報誌です。ダイヤモンド社創業(1913年)と同時に創刊され、100年以上にわたって経済ジャーナリズムの一翼を担ってきました。経済・経営、産業・企業に関わるあらゆる事象に対応するため、経済記者たちが日夜取材活動にあたり、紙+デジタルを駆使しながら、タイムリーな情報を的確に発信しています。
世界最古のマネジメント誌「ハーバード・ビジネス・レビュー」とのライセンス契約に基づいて発行している「DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー」は、「優れたリーダー人材に貢献する」を編集方針に掲げる月刊専門誌。世界各国のトップ・ビジネススクールの教授陣やグローバル企業の経営者、ノーベル経済学賞受賞者などによる第一線級の論考をいち早く紹介してきました。
「ダイヤモンド・ザイ」は、日本一の発行部数を誇る月刊マネー情報誌です。学生からリタイア層まで、非常に幅広い世代の個人投資家に毎月ご愛読いただいています。マーケットの予測や気鋭のアナリストによる銘柄紹介など、投資にまつわる多岐にわたるレポートが売りで、特に優待品をカタログ化して伝えるページ作りを最初に手がけ、現在の株主優待ブームを牽引してきました。創刊以来、投資信託を使った長期的な資産形成に関する記事にも力を入れています。
ウェブは、書籍・雑誌と並ぶコンテンツ事業の柱です。
ビジネスとマネーという当社のコア・コンピタンスをテーマに、
「ダイヤモンド・オンライン」「ザイ・オンライン」「ザイFX!」を展開しています。
「ダイヤモンド・オンライン」は、経営者・マネジャーなどの意思決定層をメインターゲットとする、日本を代表するビジネス情報オンラインメディアです。識者・専門家による論説やコラム、編集部が取材する独自のジャーナル記事など、幅広いコンテンツが揃います。テーマ的にも、マクロ経済、国際情勢、企業の経営課題といった大きなものから、マネジメント術、職場の人間関係、スキルアップやキャリア形成などの身近な話題まで幅広く網羅。ビジネスパーソンの関心に即したハイクオリティな記事を月に数百本提供し、日本のトップ層に高い支持を得ています。
「ザイ・オンライン」「ザイFX!」は、幅広い個人投資家に日々読まれている、日本最大級のオンライン・マネー情報メディアです。世界の株式、為替についてのアナリストや有力個人投資家によるコラム、編集部が取材する投資情報記事など幅広いコンテンツと、ユーザーの立場に立って金融取引業者を徹底調査した比較サイト、チャートやニュースなどが人気を博しています。クレジットカードのお得な使い方、住宅ローンの賢い見直し方、またふるさと納税の情報から節約情報まで、クレバーな消費者として生きていくためのTipsも充実しています。
経済出版社の資産とネットワークを活かし、
企業にとって最も重要な経営資源である人材の採用、育成、組織活性化にかかわるコンテンツを開発し、
人事部門に提供するB2Bビジネスを展開しています。
人材開発編集部のビジネスは、「テスト事業」「テキスト事業」「研修事業」に大別されます。
「テスト事業」は適性検査「DPI」をはじめ、知的能力検査、ストレス耐性テスト、DLL(OJT診断テスト)、TLR職場活性サポートシステムなど10種類を超えるバリエーションのテストを開発し、企業の採用・育成・組織開発に活用していただいています。
「テキスト事業」は内定者フォロー・ツール、新入社員研修教材、ビジネススキル教材など多様なラインナップをそろえ、入社からエキスパートへと成長していくビジネスパーソンの節目節目をフォローしています。成長支援のための新たなニーズをふまえて、つねに新たな切り口やテーマによる新規商品を開発しています。
「研修事業」は個別企業からの依頼に応えたインハウス研修と、公開講座の2種類があります。自社開発した前出のテスト・テキスト群を使用したオリジナリティのあるプログラムを提供する点に特徴があり、毎年、数多くの研修実績を積み重ねています。
人材開発編集部は“アカデミックな知見と現場をつなぎ人と組織の活性化を支援する”を標榜し、経営学や教育学などの分野における「最も旬な」研究者と連携しながら価値ある知見を人材採用と育成の現場に提供することを、他社にはない強みとしています。
企業や経営者、ビジネスパーソンの抱える課題について、
雑誌・Web、書籍、冊子、セミナー、データベースなど、
様々なメディアやツールを活用して、解決策を提供していく事業です。
マーケティング、プロモーション、ブランディング、顧客獲得、人材採用、社内コミュニケーション強化など、企業の抱える課題は多岐にわたります。こうした課題に解決策を提案し、実現するための各種事業を展開しています。顧客のニーズを丁寧にヒアリングすることからスタートし、本当の課題はどこにあるのか、その解決のために最も効果的な方法は何か、ということを考え抜いて、出版社の持つ機能や資源をフル活用した解決策を提示します。
課題解決に活用するメディアは様々です。雑誌・Webを活用した広告展開、企業の事業内容や経営方針を丁寧に説明する書籍、顧客の業界について深掘りし、読者に伝えるための雑誌(ムック、別冊等)、企業の活動を取引先・関係先などに広報するPR誌やWebサイトなどのオウンドメディア、各種セミナー、イベントなどを、幅広くプロデュースして、いかにクライアントに貢献出来るかが求められます。
出版社とメディアの持つ知識と編集力で、顧客の期待を超える結果を残すこと、そしてクライアントや読者の反応をダイレクトに感じることが“やりがい”につながります。