ブックタイトル大学図鑑!2018

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大学図鑑!2018

42「馬場歩き」 JR山手線の高田馬場駅から早稲田までは都バスが走っている。それをあえて徒歩で行き来することをこう呼ぶ。道中の早稲田通りは古書店街でもあり、有名ラーメン店や喫茶店も多い。地下鉄の定期を持っている早大生でも、気が向いたら寄り道をしながらブラブラ歩きを楽しむのである。「ダイエットのために歩く」という女子学生も。「わせ弁」 早稲田キャンパス近くにある「わせだの弁当屋」。安くてボリュームたっぷり。「俺は『ベストからあげ弁当』を熱烈に勧める」「早稲田に入ったなら、とにかくここの『餃唐(ギョーカラ)』を食ってみるべし」「『ナス唐』こそ早稲田魂」などと、偏愛する早大生がいっぱい。名物食堂「三品食堂」は「世界で唯一、カツ牛めしを出す店」として有名。それにカレーをかけた「ミックス」や、超大盛りの「赤」など、いずれも腹をすかせた早大生たちに人気だ。味の評価が高い定食屋「エルム」は残念ながら2016年に閉店。早稲田を知る書店 地下鉄東西線早稲田駅を降りてすぐの「あゆみブックス早稲田店」は、ふつうの書店でありながら、なかなか個性的なラインナップとなっている。哲学・思想、サブカルチャー、ファッション、就職対策、さらには学生発行のミニコミ誌など、まさに早大生のための品揃えといってもいい。同じく駅前にあった「成文堂」は2014年に閉店してしまった。■ 早稲田キャンパス(政経・法・商・教育・社学・国際教養) 通称「本キャン」。地下鉄東西線の早稲田駅から歩いて5分、JRと西武新宿線の高田馬場駅からもギリギリ徒歩圏内、おまけに路面電車の都電の駅も近くにある。早大の本部機能を有する早稲田キャンパスの交通事情は、かなり便利だ。キャンパス周辺には書店や定食屋、居酒屋、雀荘、学生ローンがいっぱい。エリア全体がワセダ関係で盛り上がっている。 近年、社会科学部や法学部のガラス張り校舎など、従来の早稲田のイメージを打ち破る華やかな建物が急増。ボロボロのままで君臨し続けてきた政治経済学部の校舎も2014年に新しくなった。 メディアネットワークセンター、語学センターなども充実。22号館には24時間開室のPCルームがあり、終電がなくなった学生の避難場所として使われている。床がギシギシいう演劇博物館は、さすが有形文化財に指定されているだけあって貫禄たっぷりである。中央図書館の蔵書数260万冊は、日本の私大で一番だ。総じてとても恵まれたキャンパス環境だが、「いろいろありすぎて使いこなせていない」「とにかく人が多すぎ」というのが、ほとんどの学生に共通する本キャンへの認識である。