ブックタイトル新・よくわかるISO環境法【改訂第10版】
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新・よくわかるISO環境法【改訂第10版】
143 環境側面に関係する法律 規格は環境側面に関係する順守義務(法的要求事項)を特定するよう求めている。しかし、環境側面とは何かがわからないと特定できない。 定義では「環境と相互作用する又は相互に作用する可能性のある、組織の活動、製品又はサービスの要素」としている。これを図にすると図4のようになる。 環境側面とは、図4の中全部をまとめたもの。例えば、××工程で消費する電気、○○施設から排出された排水、△△部署で使うコンピュータ用紙などである。 環境側面に関係する法律を、図4に沿って分類すると次のようになる。①事業活動に投入されるものエネルギー、化学物質(材料)、部品、商品、サービス等の調達及び加工等の外注先などに関する法律図3広義のコンプライアンス経営が求められる①法令を順守する行動②自主的ルール等を順守する行動③法令の精神、目的に沿った行動④企業倫理を順守する行動コンプライアンス経営①②は、内部統制の確立が重要③④は、誠実さを基盤とする組織を目指すこれには、価値判断基準を企業の中核的な管理システムとして維持するこのアプローチの担い手は経営者自身となる法令を超えた倫理的な判断基準を構築しないと妥当な判断が下せない