ブックタイトル新・よくわかるISO環境法【改訂第10版】
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新・よくわかるISO環境法【改訂第10版】
●ISO 14001と法律との関係 9ールになっている。ISO 14001:2015の構造を示した図1の中の緑字の要求事項がこれに該当する。②戦略的な環境マネジメント・ 変化する「内外の課題(4.1)」と「利害関係者のニーズ及び期待(4.2)」を含む「組織の状況」をふまえ・「 リスクと機会(6.1)」を特定し、著しい環境側面(6.1.2)及び順守義務(6.1.3)への取組みを計画し(6.1.5)・ 事業戦略と整合し、事業プロセスに統合してPDCAを回し(5.1)・ 組織と環境の双方にとって有益な「EMSの意図した成果」の創出を目指す(5.1)③組織の状況を把握(新しい要求事項) 組織の目的に関連し、かつ、その環境マネジメントシステムの意図した成果を達成する組織の能力に影響を与える「外部及び内部の課題」を決定しなければならない。これらの課題には、組織に影響を与える又は組織の影響を受け得る環境状況を含む。(4.1)④リスク及び機会の決定(新しい要求事項) 組織の外部・内部の課題と利害関係者の要求事項を、考慮し、「リスク及び機会」を決定する。(6.1.4)「リスク」と「機会」は相対する概念ではなく、組織の目的を達成するための「不確かさの影響に対する行動」と「時機を得た時にすべき行動」としてとらえると理解しやすい。⑤トップマネジメントのリーダーシップ・ 環境方針及び環境目的を確立し、組織の戦略的方向性及び組織の状況と両立させる。(5.1)・ 組織の事業プロセスへEMS要求事項を統合する。⑥持続可能な発展、CSR観点の重視 ISO 26000(SR:Social Responsibility社会的責任)が意図した成果:・ 環境パフォーマンス向上・順守義務への適合・環境目的の達成など内部・外部の課題を特定する方法の例:SWOT分析、3C分析、PEST(LE)分析などリスク及び機会の決定に当たっては利害関係者の要求事項の特定も必要「リスク」と「機会」は相対する概念ではなく、「不確かさの影響(eff ect)」と「行動すべき時(time)」という別の概念戦略的思考で本来業務との統合を目指す・ トップのリーダーシップが今まで以上に求められる