ブックタイトルたった7日で株とチャートの達人になる! 改訂版

ページ
4/10

このページは たった7日で株とチャートの達人になる! 改訂版 の電子ブックに掲載されている4ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play
  • Available on the Windows Store

概要

たった7日で株とチャートの達人になる! 改訂版

&株価チャートの〝つくり?をマスターしよう?? 日目10株価チャートは証券会社のホームページや、ヤフーファイナンスなどの情報サイトで、無料で見ることができます(株価表示が約20分遅れのケースあり)。また、いくつかのネット証券では、取引している人を対象にかなり高機能なチャートソフトを提供しています。リアルタイムでチャートが次々と更新されたり、トレンドを判断するのに役立つ補助線を自由に引けたりするなど、便利な機能が満載です。一定額以上の取引をしていると無料になったり、安く利用できるようになります。たとえば楽天証券のマーケットスピードの場合、残高30万円以上か、3カ月内に一度でも取引をしていれば3カ月間無料で使用できます※。株価チャートはどこで見ることができるの?「株価」を表す最重要アイテム「ローソク足あし」ってなんだ?※「マーケットスピード」について詳しくは143ページから。株価チャートは、左ページ上のグラフのように株価推移を示したものです。特別なノウハウや分析法などを使わずに素直に見ているだけでも、「今、株価は順調に上昇してきているな」というような株価のトレンド(方向性)や、「株価は乱高下しているな」というような株価のリズムを、大まかに見て取ることができると思います。また、通常は、株価チャートの下には出で来き高だかの推移が棒グラフで表示されています。この動きで、相場のエネルギー(活力)やリズムをつかむことができます(詳しくは24ページ)。さて、この株価チャートをよく見ると、ローソクのような形のものが並んでいることがわかりますが、これを「ローソク足あし」といいます。この例の場合には、ローソク足1本で1日の値動きを示しています。また、ローソク足には白いものと黒いものがありますが、白いローソク足を陽線、黒いローソク足を陰線と呼びます。ローソク足は、「胴体」の部分があって、その上下に「ヒゲ」が伸びる形になっています。見方としては、陽線(白いローソク足)の場合、胴体の下辺がその日の始値はじめね、上辺がその日の終 おわり値ねとなっていて、始値から終値にかけて上昇している動きを示します。一方、陰線(黒いローソク足)の場合には、上辺がその日の始値、下辺がその日の終値となっており、始値から終値にかけて下落している様子を示します。そして、どちらとも、上のヒゲの先端が高値、下ヒゲの先端が安値を示します。このように、ローソク足はひと目見れば、「始値から終値までどう動いたのか」、「高値から安値までどのくらいの値幅があったのか」などがわかるスグレモノなのです。今の例では、ローソク足1本で1日の動きを示していましたが、その他にも、ローソク足1本で1週間の動きを示すこともできますし、1カ月や1分間の動きを示すこともできます。1日の値動きを示すものを「日ひ足あし」、1週間の動きを示すものを「週足しゅうあし」、1カ月の動きを示すものを「月足つきあし」、1分や5分などの動きを示すものを「1分足ふんあし」や「5分足ふんあし」などといいます。左ページの株価チャートは日足によって描かれているので、「日足チャート」といいます。日足と週足の関係は、日足を1週間分集めて凝縮すると週足に、さらに週足を1カ月分集めて凝縮すると月足になる……という具合になっています。逆にいうと、月足の動きをさらに詳しく見たものが週足に、週足の動きをさらに詳しく見たものが日足になります。一般的には、大きなトレンドをつかむには週足、きめ細かく売買タイミングなどをはかるのには日足を使うことが多く、また、デイトレードなどをする場合には分足を利用します。日足で売買タイミングを週足で株価トレンドをつかむ1日の値動きがひと目でわかるスグレモノ