ブックタイトルいちばんわかりやすい確定申告の書き方 平成26年3月17日締切分
- ページ
- 2/10
このページは いちばんわかりやすい確定申告の書き方 平成26年3月17日締切分 の電子ブックに掲載されている2ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
このページは いちばんわかりやすい確定申告の書き方 平成26年3月17日締切分 の電子ブックに掲載されている2ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
いちばんわかりやすい確定申告の書き方 平成26年3月17日締切分
121-1準 備 確定申告では申告の内容によって、源泉徴収票や控除証明書、領収書など申告書以外の書類が必要です。この中には、確定申告の時期が近づくと各機関から郵送されてくるものもあります。 たとえば、例年10月頃になると保険会社などから契約者に「控除証明書」が送られてきます。また、給与所得者には12月に、公的年金受給者には翌年1月に「源泉徴収票」が交付されます。 一方、医療費の領収書(医療費控除を受ける場合)や必要経費の領収書などは個人の管理になります。紛失しないよう普段から気をつけ、郵送されてきたほかの関係書類とともにまとめておくとよいでしょう。 また、住民票の写しや登記事項証明書(住宅ローン控除を受ける場合)など、役所にもらいに行く書類もあります。間際になって慌てないように早めに準備しておきましょう。 必要書類が集まったら申告書の作成に入ります。 申告書は税務署に設置されていますが、「直接もらいに行く」ほか、「郵送してもらう」「国税庁のホームページ(http://www.nta.go.jp/)からダウンロードする」のいずれかの方法で入手できます。 税務署以外に広域センターでもらうこともできます。●確定申告は書類収集から始まる申告に必要な書類と申告書を用意しよう申告する所得や目的によって、申告書の様式は異なる 申告書には、「申告書A」「申告書B」「第三表(分離課税用)」の3種類があります。 申告書AはおもにサラリーマンやOL、公的年金や個人年金を受給している人、申告書Bは個人事業主や不動産賃貸収入のある人、第三表(分離課税用)は不動産や株式を売ったり、退職金をもらったりした人用のものです。 また、申告の内容によっては、別途、専用の計算書が必要なものもあります。 たとえば、住宅ローン控除を受ける場合には「(特定増改築等)住宅借入金等特別控除額の計算明細書」、上場株式等の売却による損失を繰り越す場合には「確定申告付表(上場株式等に係る譲渡損失の損益通算及び繰越控除用)」など。事前に確認を。 申告書を作成したら必要書類とともに管轄の税務署へ提出します(24ページ参照)。通常の確定申告の提出期間は、例年2月16日?3月15日(平成26年は2月17日?3月17日)となっています。税金が戻ってくる還付申告では、1月1日以降5年間は申告を受け付けてくれます。 なお、通常の確定申告では、提出期限を過ぎてしまうと「延滞税」や「加算税」が課せられてしまう場合もあるので期限は厳守してください。 申告後、納税額が決定したら期限内に税金を納めます。税金が戻ってくる場合には、申告書に記載した振込口座に還付金が振り込まれるはこびとなります(26ページ参照)。申告書以外の必要書類は普段から集めておく申告書を入手して記入する確定申告と還付申告の提出期間は異なる確定申告には、さまざまな書類が必要です。いつどんな書類が送付・交付されるかを知り、きちんと保管しておきましょう。ポイント