ブックタイトル2014-2015 世界のマネーは米国に向かう
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2014-2015 世界のマネーは米国に向かう
7 第1章 世界最強の米国経済の復活② 技術革新世界では、約10年ごとに大きな技術革新が起こってきた。1980年代は、日本の電機が世界をリードした。コンパクトディスク、ビデオテープレコーダー、半導体など当時のハイテク商品において、日本が圧倒的な市場シェアを持っていた。日本のバブルとあいまって、日本の電機、精密などのハイテク株が大きく上昇した。1990年代に世界をリードしたのは、米国のインターネットと移動体通信であった。IT株は世界的に大きく上昇し、ITバブルが発生した。1990年には、パソコン、携帯電話、インターネットを持っている人はほとんどいなかったが、1990年代末にはほとんどの人がこれらを持っていた。2000年代には、これがアマゾン・ドット・コムや楽天などに代表されるEコマースとして進化した。そして、環境技術として、ハイブリッド車、太陽光発電などが登場した。2010年代には、モバイルインターネット、すなわち、スマホやタブレットPCが、われわれの生活を大きく変えようとしている。アップルやグーグルの株価が大きく上昇したのが、この時期である。