お金の話を13歳でもわかるように一流のプロに聞いたら超カッキ的な経済本ができちゃいました!

お金の話を13歳でもわかるように一流のプロに聞いたら超カッキ的な経済本ができちゃいました! page 9/10

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017 13歳でもわかるお金の本社会に出回る量が限られて、『お金(= 金きんや銀)』が世の中にたくさんありすぎる、といったことが起こりづらい。小麦のように大量に生産して〝金持ちになる?ということにはなりづらい....

017 13歳でもわかるお金の本社会に出回る量が限られて、『お金(= 金きんや銀)』が世の中にたくさんありすぎる、といったことが起こりづらい。小麦のように大量に生産して〝金持ちになる?ということにはなりづらいわけです。 あとは、これは不思議な現象なのですけど、なぜか人間は金きんというものが好きで好きでしようがないんです。フロイトという精神分析の有名な先生も「人間はなぜ金きんが好きなのか。それは理屈を超えて人間の本能的な部分でお金というものにすごい惹かれるからだ」なんてことを言っています。 ということで、『もの』の交換の手段として、富の貯蔵の手段として、金きんや銀といった『お金』というものができてきたんです。 それでも、金きんや銀といろいろな『もの』との交換の比率はどうするのか、とか、金きんや銀がたくさん取れなくったらどうする、という問題は起きてしまいます。『お金』が少なくなっちゃうと、お金の量によってみんなの活動が制限されてしまう。つまり、パンを10個作って10個売って、そのお金で洋服を買おうと思っても、十分な量の『お金』がないと交換することができないのです。パンを売ってもその代金がもらえない、ということが起きるかもしれない。だから、『お金』が『もの』の量と釣り合わない、足りないとそれでみんなの活動が制約されてしまうんです。