お金の話を13歳でもわかるように一流のプロに聞いたら超カッキ的な経済本ができちゃいました!

お金の話を13歳でもわかるように一流のプロに聞いたら超カッキ的な経済本ができちゃいました! page 10/10

電子ブックを開く

このページは お金の話を13歳でもわかるように一流のプロに聞いたら超カッキ的な経済本ができちゃいました! の電子ブックに掲載されている10ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「電子ブックを開く」をクリックすると今すぐ対象ページへ移動します。

概要:
018お金ってどうやってできたの? chapter1 さらに、もう一つ。金きんとか銀とかを『お金』にすると、金きんをたまたま見つけた人たちが豊かになることができる。そんなことが実際に起きてしまいます。そう、小麦....

018お金ってどうやってできたの? chapter1 さらに、もう一つ。金きんとか銀とかを『お金』にすると、金きんをたまたま見つけた人たちが豊かになることができる。そんなことが実際に起きてしまいます。そう、小麦の時と同じですね。その問題はそのまま解決されませんでした。 とにかく、『お金』は、『もの』と交換できるもの、富を貯蔵できるものになっていった。そして、みんなが好きな金きんが一つの『貨幣(=今で言うお札とか硬貨)』がわりになりました。 しかし、金きんは重たい。そしてかさばるからたくさんの量を持ち歩くことは難しい。だったら、いっそのこと紙にすればいいじゃないか、ということになったんです。 ただし、無造作に紙を刷るわけにはいかないので、『これだけの金きんと交換できます』という、〝金きんの量と同じ?分しか、その紙を刷っちゃいけない、というルールができます。刷った紙の裏にそういうことが書かれていたんです。そして、勝手にその紙を刷るのではなく、国が認めた分だけ刷るようになっていきました。なぜなら、その紙を持っている人が「自分の金きんを返してください」と言ったら、その紙の裏に書かれた分の〝金きん?と交換してあげなければならなかったからなんです。 こうやって、今の形に近い『お金』ができました。お金があるからいろんなものを買える(=交換できる)し、貯めることもできる。便利になりました。