「2人」で知っておきたい 妊娠・出産・不妊のリアル page 6/10
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「2人」で知っておきたい 妊娠・出産・不妊のリアル
006 卵巣は、子宮とともに妊娠・出産に関わる大切な器官です。 次頁の図のように親指の頭ほどの大きさをしています。 冒頭で紹介しましたが、卵巣には生まれたときから原始卵胞が200万個ほどあります。思春期になると原始卵胞が成熟し、約1ヵ月に1個ずつ成熟卵胞となり、卵子を排出します。これを排卵といい、卵子は卵管を通って子宮のほうへ運ばれていきます。ちなみに排卵自体は1個でも、排卵に至らず途中まで一緒に育ち、消えて行く卵子は複数個あり、思春期には原始卵胞の数は20万個?30万個ほどに減少しています。 脳のところで触れましたが、卵巣からはエストロゲンとプロゲステロンが分泌され、女性らしい体をつくったり、健康や精神状態を安定させるために働いています。 卵管は「出会いの場」です。図のように子宮から左右に伸びる10㎝ 程度の管です。卵子は女性が生まれたときから存在する精子と卵子は卵管で出会う