FX 一目均衡表ベーシックマスターブック page 3/10
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09第1章F X I C H I M O K U B A S I C M A S T E R B O O K これが一目均衡表ですが、移動平均線やオシレーター系のチャートなどのテクニカルチャートとはまったく異なった形をしています。また、チャートの形がと....
09第1章F X I C H I M O K U B A S I C M A S T E R B O O K これが一目均衡表ですが、移動平均線やオシレーター系のチャートなどのテクニカルチャートとはまったく異なった形をしています。また、チャートの形がとても複雑に見えるのではないでしょうか。初めて一目均衡表を見た人は、この複雑な形をどのように見ればよいのか判断に苦しむだけでなく、最初から利用を断念してしまう方もいらっしゃるかもしれません。 そこで、この一目均衡表をわかりやすくするために、分解して中身をひとつひとつ見ていきたいと思います。 一目均衡表で最初に目に付き、他のチャートでも見たことがあるものは? そう、ローソク足ですね。このローソク足も一目均衡表と同様に日本で生まれた日本オリジナルのチャート指標で、海外ではキャンドルスティックと訳されています。これは、キャンドルスティックを日本語にしたものではなく、日本語のローソク足を英語に訳したものです。雑学ですが覚えておくといいでしょう。 ところで、このローソク足ですが、ほかのチャートにはない優れた点があるのをご存知でしょうか。みなさんの中には気づいている方がいらっしゃるかもしれませんが、その優れた点とは情報量の多さです。 情報のひとつは「価格情報」です。海外で作られたチャートは、終値をベースに作られることが多いので、ローソク足のように、始値、終値、高値、安値といった4つもの情報を含んでいるようなチャートはありません。 さらには、ローソク足は始値よりも終値が高い「陽線」と逆に始値よりも終値が安い「陰線」の二種類にわかれており、この「陽線」か「陰線」かを見分けることで、その日の取引で買いが優勢だったのか、あるいは売りが優勢だったのかといった、売りエネルギーや買いエネルギーの強弱を知ることができます。 みなさんはローソク足を見る時、今お話ししたようなことを意識してみたことがありますか?これまで意識してみたことがなかった人は、ぜひ意識してみるようにしてください。そうすることで明日の価格動向を予測す