はじめに

第一話　「喜久醉」青島孝　ふるさとの米と水で醸す甘露なる一滴

第二話　「醸し人九平次」久野九平治　世界を舞台に闘うデッカイ男の一滴

第三話　「凱陣」丸尾忠　ただ独りで醸す“日本酒”を超えた日本酒

第四話　「王祿」石原丈径　神々の故郷、出雲で挑む魂の酒造り

第五話　「奥播磨」下村裕昭　大人の色気漂う燻し銀の名酒

第六話　「十四代」高木顕統　日本酒新時代の誉れ高きプリンス

第七話　「飛露喜」廣木健司　若々しさ漲る次世代型の味わい

第八話　「秋鹿」奥裕明　米からの「一貫造り」が生む稀代の食中酒

第九話　「磯自慢」寺岡洋司　輝き続ける日本酒界永遠のスター

蔵元の情熱を味わうこの一献── シーンと料理で選ぶ100本

旨い日本酒は、この酒販店で買える── 著者推薦の酒販店リスト・全国版

あとがき

参考文献

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著者紹介

山同敦子（さんどう・あつこ）
● 食と酒のジャーナリスト。
● JSA認定ソムリエ、SSI認定酒師。
東京生まれ、大阪育ち。上智大学文学部卒業、新聞社を経て、出版社に勤務。編集者として元・吟醸酒協会会長の篠田次郎氏と全国の酒蔵を訪問したとき、造り手の姿勢に感銘を受けて独立。フリーランスの食と酒のジャーナリストとして、日本酒蔵、焼酎蔵や海外のワイナリーなどの取材を続けている。多くの雑誌に執筆するほか、テレビのレポーターや講演なども行っている。著書に『旨い！本格焼酎〜匠たちの心と技に触れる旅』（ダイヤモンド社）、『ヴィラデストワイナリーの手帖』（新潮社）がある。