目次


親を元気に育てれば、あなたの老後も安心です


[目次] [著者紹介]


表紙




 ↑ページトップへ


子が親を育てる時代に──はじめに


第1章 超高齢化社会の「新親子論」

今や、「子が親を育てる時代」に

1 親から子への世代交代と伝承が、できなくなった

親は子のために生きているのだが……
おばあさんの知恵が伝わらなくなった

2 親が長生きしていれば幸福か?

3 長寿で寝たきりになると、親の金も当てにできない

高齢者はお金持ち!?
親を元気にしておくことで、自分も豊かな生活ができる

4 お金だけでは解決できない心の問題

5 親の財産と、介護のお金について

親の財産があっても、あまり当てにならない!?
財産を持つ親、金のない子供──という現実

6 親子間のこころの交流がなくなりつつある

三世代が感動を共有する意味
共通する話題が持てることの大切さ

7 子供が親を育てる時代になった

いかに親を元気にしておくかを考える
親が歩けることこそ、最初の一歩


第2章 親をがんから守る

死亡原因の一位は、やはり「がん」

1 親はどういう病気で死んでいくのか?

「自分の親は大丈夫」と思ってはいけない
高齢になると死亡原因もあいまいになる

2 親を元気にさせると、結局は自分も元気になる

3 がんを防ぐために、これだけは受けさせておくこと

人間ドックだけではわからない
PSA
PETスキャン
大腸ファイバー検査
脳のMRI
肺のCT検査
ピロリ菌検査
腹部超音波検査

4 活性酸素を減らせ

歳をとるとからだは錆びる!?
活性酸素を減らす抗酸化物質を食事で摂る


第3章 親を寝たきりにさせないために

認知症、脳卒中、骨折を防ぐ

1 認知症にならないために

血圧をできるだけ下げる
コレステロールを下げる
痛み止めでぼけが治る?
これだけは、やめさせる

2 脳卒中、脳梗塞を予防する

増えてきた脳梗塞
脳梗塞をどう防ぐか
前兆はあるか?
もしも急に倒れたら
脳梗塞で倒れて症状が落ち着いたら
脳出血は冬に多い
脳血管性痴呆とは?
くも膜下出血を見つける

3 骨折を予防する


第4章 脳の老化とは、どういうことか?

脳が元気なら人生も楽しい

1 昨日のことが思い出せない

2 脳は過去にこだわる

3 新しいことへの戸惑いが生まれる

4 脳内の情報伝達に時間がかかる

5 記憶を体系化できない

6 人の名前が思い出せない

7 ものを使う順番がわからない

8 予定を立てて行動できない

9 脳はストレスに弱い


第5章 親をどう育てるか?

親を元気にしておく環境づくりをする

1 異性の友人をつくらせる

2 生涯「現役」でいさせる

3 ネットで本を買わせる

4 アクションドラマを見せる

5 新しいメカを使わせる

6 昔の友人に会わせる

7 スーツを着て食事へ行かせる

8 最新の流行を着せる

9 生まれ故郷へ旅させる

10 デジカメでアルバムをつくらせる

11 毎週親に会う

12 親と歩く

13 新しいスポーツのルールを覚えさせる

14 大画面テレビで見る

15 食事づくりに参加させてみよう

16 新しい家電を積極的に使う

17 客船で旅をさせる


親の健康は、子供の健康──おわりに



 ↑ページトップへ



著者

米山公啓(よねやま・きみひろ)
1952年5月10日山梨県甲府市生まれ。作家、医師(医学博士)。
神経内科を専門とし、超音波を使った脳血流量の測定や、血圧変動からみた自律神経機能の評価などを研究。在宅医療に10年以上参加、老人医療にも取り組む。1998年2月に聖マリアンナ医科大学第2内科助教授を退職、本格的な著作活動を開始。現在も週に2日、父親の診療所(米山医院)で診療を続けている。
主な著書に『脳がみるみる甦る53の実践』(小学館)、『健康偽装』(ビジネス社)、『医者が病院から逃げ出すとき』(ちくま文庫)、『メモする人は脳がどんどん若返る』(中経出版)があるほか、医学ミステリー、エッセイ、医療実用書など年間10冊以上のペースで書き続けている。
著者のホームページ http://yoneyone.com


お問い合わせは、webmaster までお願いいたします。
1996 - 2003 DIAMOND, INC. All Rights Reserved.