目次


「超」アメリカ整理日誌

スタンフォードから日米を見ると…


[目次] [著者紹介]


表紙




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第1部 滞在者として見たアメリカ

第1章 国境を越える

 1 ゆく春のなか都を離れる
 2 世界は本当にボーダレスになったか
 3 手続きで再認識した「国境の壁」
 4 免許を取ってやっとカリフォルニアの住民

第2章 何をやるにもインターネット

 1 インターネット社会
 2 人手不足を救う「自動対応電話」
 3 インターネットでは送金ができない!

第3章 どこに行くにもクルマ

 1 クルマ社会の都市形態
 2 交通体系がつくる商店の日米差
 3 驚嘆すべきイケアの合理性
 4 小規模店と大規模店 どちらがよいか

第4章 シリコンバレーの夢は終わらず

 1 全米一豊かなシリコンバレー
 2 加速するシリコンバレーの成長
 3 ヒスパニックが支える経済

第5章 住宅はバブル?

 1 エッ!と驚く住宅価格
 2 これはバブルか?
 3 ライオンが出る町

第6章 アメリカ医療の光と影

 1 医療から見たアメリカ社会の現実
 2 快適なアメリカの病院
 3 医療に必要な市場メカニズムの視点
 4 貧困層の上に成り立つ豊かさ

第7章 政治こそ重要

 1 政治的平等を実現できる国、できない国
 2 最重要の課題を扱えぬ日本の政治
 3 地元紙の投書欄はフォーラム
 4 ルール形成における新聞の役割
 5 アカデミー賞と政治

第2部 アメリカから日本を見る

第8章 モノ作りに強くソフトに弱い日本

 1 日本車がいま強いのは事実だが……
 2 日本はなぜソフトに弱いのか
 3 顔が見えないからソフトに弱い

第9章 日本の物価は高すぎる

 1 日本のDVDはなぜ高い?
 2 日本のサービス価格はなぜ高い?
 3 高物価体質に風穴を開けよう

第10章 留学生事情で占う日本vs.中国・韓国

 1 留学生が集まるのは水準が高いから
 2 将来の国力を暗示する留学生数の逆転
 3 将来の日本は国際社会で蚊帳の外

第11章 日本人とアメリカ人の国際感覚

 1 外国事情に関心が薄いアメリカ人
 2 国際感覚の差はなぜ生じる?
 3 中国の成長に対する日米の反応差

第12章 改めて比較 日本とアメリカ

 1 東京とカリフォルニア どちらが住みよい?
 2 アメリカ生活で知った日本社会の歪み

あとがき

初出一覧

はやりことばの盛衰

記録帳

索引



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著者

野口悠紀雄(のぐち・ゆきお)
1940年、東京に生まれる。63年、東京大学工学部卒業。64年、大蔵省入省。72年、エール大学Ph.D.(経済学博士号)を取得。一橋大学教授、東京大学教授(先端経済工学研究センター長)、スタンフォード大学客員教授などを経て、2005年4月より早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授。専攻、ファイナンス理論、日本経済論。
[主要著書]
『情報の経済理論』(東洋経済新報社、1974年、日経経済図書文化賞)、『財政危機の構造』(東洋経済新報社、1980年、サントリー学芸賞)、『バブルの経済学』(日本経済新聞社、1992年、吉野作造賞)、『1940年体制—さらば戦時経済(新版)』(東洋経済新報社、2002年)、『「超」整理法』(中公新書、1993年)、『「超」勉強法』(講談社、1995年)、『「超」英語法』(講談社、2004年)、『「超」整理日誌−地動説を疑う』(ダイヤモンド社、2004年)、『ビジネスに活かすファイナンス理論入門』(ダイヤモンド社、2004年)。
ホームページ:http://www.noguchi.co.jp


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