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プロローグ
サーティーン・クラブの謎
13にまつわる13の迷信
第1章 「不吉な13」はいつどこで始まったのか
「ひとつのテーブルに13人」の迷信
ひとつのテーブルに13人がつくと、そのうちの一人が一年以内に死ぬ
毎月13日に、13人でひとつのテーブルについて夕食をとる会
女性だけの「ウーマンズ・サーティーン・クラブ」の発足
「モルグ(死体公示所)・クラブ」「ゴースト・クラブ」「自殺クラブ」
名誉会員として名を連ねた5人の大統領
「サーティーン・クラブ」、1914年に正式に解散
「13日の金曜日クラブ」
第2章 「不吉な13」の罪
いつどのようにして、13は不吉とされるようになったのか?
「不吉な13」の起源に対する見解に大きな変化
12+1
バルドルの死
最後の晩餐より前からあった不吉な13の思想
13人で開かれるカブン(魔女集会)
月崇拝と13ヶ月
テンプル騎士団と13日の金曜日
第3章 「不吉な13」の台頭
いつから、そしてどこで「不吉な13」の思想は広まっていったのか
「英国年代記マニュアル」の「とても縁起の悪い日」
災難に遭い易い日、縁起の良い日と悪い日
タロットの死神のカードの数字
「ひとつのテーブルに13人」の登場
チャンスの法則…人が一年以内に死ぬ確率
ペストは神の怒りの表れ
アメリカでは縁起のよい数字だった「13」
そのほかの「不吉な13」の出現
時計が13回時報を打つと家族の誰かが死ぬ
パン屋の1ダース
13番のバッジをつけた警察官の運命
第4章 「不吉な13」の功罪
「最後の晩餐」説の限界
「最後の晩餐」説を支持する人たち
「最後の晩餐」説の限界
キリスト教における「縁起の良い13」
迷信の定義
Antiquitates Vulgare(一般大衆の古文化)
第5章 13日の金曜日
世界一有名な迷信「13日の金曜日」
比較的新しい迷信
「サーティーン・クラブ」と「不吉な金曜日」
13日の金曜日の台頭
1913年に初めて登場した「13日の金曜日」
64年前に作られたもうひとつの映画「13日の金曜日」
「13日の金曜日」とウォール街
黒猫に鈴を
政情の中の13
ヴェンボの13ヶ月カレンダー
映画「13の金曜日」
第6章 消えた13
不吉な13を回避する習慣
13階のない建物
現在の「消えた13階」
そのほかの「消えた13」
建物にまつわるそのほかの迷信
第7章 「不吉な13」の心理学
「13恐怖症」にとりつかれた人たち
「13恐怖症(triskaidekaphobia)」
精神分析学者と「13恐怖症」
13恐怖症に対する今日的研究と治療法
13恐怖症を食い物にする人々
「13恐怖症のエキスパート」ドナルド・ドッシー博士
恐れ? 不安? 恐怖症?
第8章 「13恐怖症」の現在
「13日の金曜日」不吉説を信じる確率
「有名な迷信ベスト10」
『不吉な13』に関するアンケート
マスコミの影響力
666…そのほかの不吉な数
第9章 「13びいき」の現在
増加する「13びいき」の人たち
昨今の13愛好家たち
13日に生まれた者たち
背番号13はラッキーナンバー
裏をかく13びいき
愛のおまじないがかなう日
第10章 陰謀の13
「不吉な13」は陰謀だったのか?
誰か別の愚かな人たち
キリスト教の陰謀
テンプル騎士団、ジェイソン・ボーリーズ、1ドル札
様々な陰謀説
第11章 13恐怖症・13愛好家の有名人たち
恐怖症のアドルフ・ヒトラー、愛好家のオスカー・ワイルド
13愛好家にとっての黄金時代
P・T・バーナム(1810‐1891)
エドガー・アラン・ポー(1809‐1849)
ベイヤード・テイラー(1825‐1878)
マシュー・アーノルド(1822‐1888)
ジョン・アレクサンダー・ローガン将軍(1826‐1886)
オスカー・ワイルド(1854‐1900)
エラ・ウィーラー・ウィルコックス(1850‐1919)
ジョージ・イーストマン(1854‐1932)
ウッドロウ・ウィルソン(1856‐1924)
アーノルド・シューンベルク(1874‐1951)
ハーバート・フーバー(1874‐1964)
リリー・ポンス(1898‐1976)
アドルフ・ヒトラー(1889‐1945)
第12章 13恐怖症のための旅行ガイド
世界の「13恐怖症」
13恐怖症の国のリスト
スペインにおける「13日の火曜日」現象
フランス版「サーティーン・クラブ」
アジアの「不吉な4」
第13章 「13」の未来
「不吉な13」はこれからどうなる?
「13」のこれからを予測
13愛好家の未来
訳者あとがき
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著者紹介
ナサニエル・ラッケンメイヤー(Nathaniel Lachenmeyer)
精神の健康およびホームレス問題を専門に執筆する作家。デビュー作 『The Outsider (2002)』では、実父の精神分裂症と家族との闘いを描き、Kenneth Johnson Memorial Research Library Book 賞と2000 Bell of Hope 賞を受賞した。2002年には、オーストラリアの画家と組んで、初の絵本を発表し、小さなスズメとホームレスの男との友情を描いた。この絵本では、精神の病に冒された人間の尊厳に焦点を当てている。「13」に続く最新刊では、精神科病棟の機構についての歴史を綴り、批評を加える予定である。ニューヨーク近郊に在住し、精力的に講演会をこなしている。著書には、『The Outsider:A Journey Into My Father's Struggle With Madness(アウトサイダー:狂気と戦った父の心を採る)』(未邦訳, 2001)『Broken Beaks(こわれたくちばし)』(未邦訳, 2004) 『The Stones of Madness(狂気の石)』(未邦訳,)がある。
[訳者]
早野 依子(はやの・よりこ)
翻訳者。1970年鎌倉生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。出版社勤務を経て、青木日出夫氏に翻訳を師事。大正大学講師。訳書は、『あなたに奇跡を起こすやさしい100の方法』(PHP文庫)、『いつか片づけようと思いながらなかなかできないあなたへ』(PHP文庫)、『ハリウッド・エンジェル—失われた少女時代を乗り越えて』(PHP研究所)、『恐怖の審問』(新樹社)ほか多数。
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