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著者紹介
浅田 彰(あさだ・あきら)
1957年神戸生まれ。79年京都大学経済学部卒業。同大学院修士課程修了。現在、京都大学経済研究所助教授。専攻は経済学、社会思想史。
83年のデビュー作『構造と力』(勁草書房)は、現代思想の書としては異例のベストセラーに。84年の『逃走論』(ちくま文庫)でも「スキゾ、パラノ」などのフレーズが流行語となった。以後、哲学、文学、音楽、美術、映画、建築などさまざまな分野で批評活動を展開中。
著作に『ヘルメスの音楽』(ちくま学芸文庫)、『映画の世紀末』(新潮社)、対談集に『天使が通る』(新潮文庫)、『「歴史の終わり」を超えて』(中公文庫)、『20世紀文化の臨界』(青土社)などがある。
田中康夫(たなか・やすお)
1956年東京生まれ。小学校から高校までを長野県で過ごす。81年一橋大学法学部卒業。大学在学中の80年に著した『なんとなく、クリスタル』(新潮文庫)で文藝賞受賞。以後、作家として活躍するかたわら、阪神淡路大震災のヴォランティア、神戸市営空港建設反対運動などに積極的に関わる。2000年10月長野県知事に当選し、40年以上も続いた県庁出身者による県政支配を終わらせる。2002年7月には同県議会から不信任されるも、失職ののち知事選に出馬。9月に82万票以上を獲得して再選を果たす。
著作に『ナガノ革命638日』『一炊の夢』(以上、扶桑社)、『神戸震災日記』(新潮文庫)、『田中康夫主義』(ダイヤモンド社)、対談集に『脱「ダメ日本」宣言』(アスキー)などがある。
浅田彰と田中康夫の対談集
『憂国呆談』(幻冬舎)、『新・憂国呆談──神戸から長野へ』(小学館)。
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