第１章　無慈悲で残酷な人々

法律
　古代バビロニア戦慄の不平等法律
　ハンムラビ法典の非合理
　オスマン帝国の帝位と命を賭けた残酷法
裁き
　美乳の役得
　死刑執行人のための特別な裁判所
　女同士の決闘裁判
　想像を絶する食人裁判
　娘が死刑を免れた理由
　両性具有者への名裁き
制度
　市民の罪を洗い流すための人身御供
処刑
　生きながら皮をはぐ刑
　残虐きわまりない内臓取り出し刑
　美しくも恐ろしいアペカ像
　芸術家がつくった処刑器具「ペリルスの牛」
　悲惨な道連れつきの動物刑
　鞭打ち刑の三種の鞭
　民衆の恨みがなさせた刑
　男たちの復讐による乳房への拷問
　処刑にはいわれがある
　苦しみに差をつける火あぶりバリエーション
　ドラキュラ公お得意の串刺し刑
　世界一残忍な死刑法
　処刑は身代わり可能
　最期のご馳走には理由がある
　処刑はセックスの刺激剤
　切られた首に生命はあるか？
　ある死刑執行人の嘆き
魔女狩り
　悪魔との契約のあかし「魔女マーク」
　魔女狩りが盛んになった本当の理由
　被告をごまかしつづける方法
　処刑は祝賀行事の見世物
　魔女告発委員会の横暴
　魔女たちの真実の告白
ナチス・ドイツ
　地図から抹消された村
　悪魔の人体実験
　メンゲレの悪辣コレクション
旧ソ連
　飢餓に苦しむ捕虜たちの極限行動
　人間を無感覚にさせるＫＧＢ恐怖の訓練

第２章　歴史を華麗に騒がせた人々

悪女
　ネール城の王家の秘密
　淫蕩と奇行の王妃マルグリット・ド・ヴァロワ
　ボルジア家の乱交パーティー
　生きながらの氷像をつくる伯爵夫人
　情事をのぞき見する王妃カトリーヌ・ド・メディチ
　マリー・アントワネットの実は悲惨な私生活
　食事風景を一般公開していたフランス王家
　国王夫妻の寝室の秘密
　美しい王妃の悪趣味
　処刑を待つ王妃を訪ねる迷惑な面会人
　足裏のくすぐりを好んだロシア女帝
　愛人をあっせんされていた女帝エカテリーナ
　女帝の出産の秘策とは
　花びらの絨毯で祝宴を彩ったクレオパトラ
　勇敢で情熱的な女王の激情
　皇帝のまえで泥酔した楊貴妃
　稀代の悪女の見事な復讐劇
　刺青を再利用した収容所の所長夫人
　恋多き女の自殺の美学
　美女の最高の身分証明書
　自殺を見世物にした人気アナウンサー
暴君
　残酷なカリギュラ帝の究極の悪行
　異形の剣闘士集団をつくったローマ皇帝
　トルコ皇帝流・メロン泥棒の暴き方
　コキュに復讐されたフランス国王
　「罪なき人の日」に許される人とは
　乳房狂いの王ルイ十五世
　乳房嫌いの王ルイ十三世
　美女の笑顔で身を滅ぼした王
　異形の美女を愛した玄宗皇帝
　玉の輿狙いの女の策にはまった武帝
異能の人々
　名鐘を完成させた悲劇の孝行娘
　わが子を主君に食べさせた名料理人
　娘をも犠牲にする非情の芸術家
　バラのとげで死んだ詩人
　生首から蝋人形をつくった人々
　犯罪学者のぞっとするコレクション
　「木像、九十キロ、こわれ物」と記された謎の木箱
　自分の肉を食べる男
　奇妙でユニークな遺言
死刑執行人
　大虐殺中に唯一品行方正だった人々
　死刑執行人の真の素顔
　助手は「カメラマン」？
　死刑執行人の悲願は“転職”

第３章　愛と性の秘密を追究した人々

結婚
　処女を装うための収斂剤の悲劇
　公開しなければならなかった処女のあかし
　ハネムーンの意外な起源
　結婚には姉妹が必要
　いとも簡単な離婚法
　セックス嫌いの人が住む島
　「理想の結婚社」仰天の契約内容
　自殺で判明した円満夫婦の予期せぬ実態
　中世的浮気の代償
割礼
　血まみれの結婚式
　割礼の実態
去勢
　女王の嫉妬がさせた究極の贅沢？
　志望者多数のカストラート
秘密結社
　女神の密儀の信じられない中身
　切除が必須の異端の結社
愛のコレクション
　エロティックな噴水の謎
　世にも淫らなさかずき
　高価な吸い取り粉で腹いせを
　ブランコの快楽
　愛を射止めるパン
　乳房マニアの古書コレクターの逸品
　仰天のフェイス・マッサージャー
　ひそかに流行した未亡人ヘア・コレクション
　美女の意外な「思い出の品」
　名女優は「棺」コレクター
　勇敢な女性たちの戦利品
マゾヒズム・サディズム
　風変わりな夫婦
　数奇な出会いをした謎の人物
　鞭打ちを愛した英雄アラビアのロレンス
　鞭打ち愛好症者の告白
　鞭打ちにはまった美人看守
　究極のマゾ男の異常な注文
死体愛好
　死者と性交した僧侶の顛末
　死体を抱かせるクラブ
ロリータ・コンプレックス
　名作童話の作者は元祖ロリ・コン
　世界一うぶな男
愛の事件簿
　女の髪の魔力
　「乳房の誘惑」も政策のひとつ
　常軌を逸した追っかけ
　「愛を探しにきたんです」
　愛ゆえの猟奇犯罪？
　恋人への風変わりな復讐
　墓場から取り戻した名作
　偶発的恋愛を楽しんだサルトル
地獄室
　禁書から発見された『悪徳の栄え』
　禁断の書庫の神秘なる呼び名

第４章　驚きと不可思議に生きた人々

毒
　蔓延していた毒殺
　毒殺愛好家の王妃の発明・毒入り手袋
　美容に用いられた砒素
　死の快楽をもたらすカンタリス
　もっとも危険なセックス
　高貴なる贈り物・毒娘の製造
死
　名家に伝わる埋葬前の奇妙な風習
　早すぎた埋葬防止の「待機霊安室」
　悲惨な死を避けるための遺言
　恐ろしい遺産
民間療法
　難しいヒル治療
恥
　トイレと仮面の不思議な関係
　食事は恥ずかしい
悪食
　ある神父の珍奇な体験
　食べられた宣教師
　想像を絶する人々
　おいしい部位はどこか？
　すさまじい殺し方
戦争
　理解不能の食料戦争
　捕虜を太らせておく理由
バラ
　バラ香水の優雅な発見
　バラは「秘密」のしるし
ファッション
　超セクシーな靴の利用法
　男性用カツラの大流行
　コルセットで勃発した女たちの戦い
　王妃が流行させた妊婦ファッション
　刺青は「点線にそってお切りください」
　緑のカーネーションの暗号
　ダンディの始祖のエレガント具合
流行
　血をすする貴婦人たち
　エッフェル塔より人気だった処刑見物
　処刑台への護送馬車の見送り方とは…
　英雄になった死刑執行人
　禁断のおもちゃ
　悪趣味なおもちゃを嫌悪したゲーテの母
　ギロチンという名のレストランのメニュー
　危険なシャンパン
　カジノでの自殺大流行
秘密クラブ
　ロンドンの超非行クラブ
　ヨーロッパを騒がせた自殺クラブ
　自殺偽装組織
奇妙なビジネス
　自殺の超非現実的解決策
　「あの世へのメッセージをお届けします」
　ミイラを売る人々

参考文献