目次


環境プレイヤーズ・ハンドブック2005

サステナブル世紀の環境コミュニケーション


[目次] [著者紹介]


表紙




 ↑ページトップへ


巻頭言

はじめに

第1章 地球環境=生態系を守るための取り組み

 1-1 地球環境の物理的限界

  地球環境の物理的な限界
  地球環境問題の特徴
  地球温暖化
  オゾン層の破壊
  エネルギー・鉱物資源の枯渇
  有害化学物質
  砂漠化(淡水へのアクセス)
  生物多様性の減少
  森林破壊
  酸性雨

  時代を語る環境キーワード

   グローバル・コモンズ
   エコロジカル・フットプリント
   PRTR 化学物質排出・移動登録制度
   エコカー
  コラム 21世紀を見通す方法(原田憲一)

 1-2 国際的な取り組み

  人間環境宣言
  持続可能な発展
  共通だが差異のある責任
  ヨハネスブルグサミット
  京都議定書
  NGOとの連携
  持続可能な開発のための教育の10年

  時代を語る環境キーワード

   クリーン開発メカニズム
   UNEP
   UNEP親善大使
   アジェンダ21
   IPCC
  コラム 俳句と野生生物(堺谷真人)

 1-3 行政の対応

  政府の対応
  スウェーデンの国家プロジェクト
  海外自治体の取り組み
  国内各自治体の取り組みと環境広報
  自治体の環境ISO取得

  時代を語る環境キーワード

   自動車リサイクル法
   「アジェンダ21」行動計画
   もやい直し
  コラム 百年の愚行(上田壮一)
  コラム 四次元の水循環(久米谷弘光)

 1-4 企業の対応

  企業活動と環境問題
  環境会計の構成要素と機能
  環境配慮製品・サービス
  環境ラベル

  時代を語る環境キーワード

   ファクターX
   ESCO事業
   RoHS指令
   WEEE指令
  コラム 足りない! 日本〈発〉の環境情報(枝廣淳子)
  コラム テレビ省エネ大実験!(安川良介)

 1-5 消費者の対応

  時代を語る環境キーワード

   待機電力
   レジ袋
  コラム 芸術と環境問題(西岡文彦)
  コラム 市民の力が支えるデンマークの風力発電(高見幸子)
  コラム 自然享受権——自然は皆のもの(高見幸子)

 1-6 環境年表(1980年以降)

  コラム 消費者の力(ピーター・フランクル)


第2章 エコ・コミュニケーションのすすめ

 2-1 環境コミュニケーションとは?

  環境コミュニケーション
  環境コミュニケーションの分類
  戦略的環境コミュニケーション
  環境コミュニケーションと広告産業
  『持続可能な開発のためのパートナーとしての広告産業』要約

  時代を語る環境キーワード

   シナリオプランニング
  コラム 成功への近道—バックキャステイング手法(高見幸子)

 2-2 環境広告とは?

  環境広告
  環境広告に対する規制
  環境広告と企業イメージの関係
  環境広告——この3年に見る特筆すべき傾向

  時代を語る環境キーワード

   ハイブリッド電気自動車
   燃料電池車
   ヒートアイランド現象
   グリーン広告
  コラム ゴミ分別キャラクター「ワケルくん」大活躍(矢吹真理子)

 2-3 環境広報とは?

  ステークホルダーから高い信頼を得るための〈漢方薬〉
  メディアへのアプローチがPR活動の第一歩
  「記者懇談会」の実施と環境PR
  メディア特性を捉えた環境PR
  環境PRに欠かせないPRワイヤーサービスの活用
  一般生活者の行動に大きな影響を与える環境報道
  経営システムとしての環境PR活動の戦略フロー

  時代を語る環境キーワード

   ステークホルダー・ミーティング(ダイアログ)
   ノンフロン冷蔵庫
  コラム スウェーデンの環境配慮型ホテル(高見幸子)
  コラム エネルギー幸福論(木暮啓)

 2-4 環境配慮型販売促進ツールとは?

  印刷業界のグリーン基準について
  「印刷物」制作の留意点
  「店頭における販促看板」(POP:Point Of Purchase)制作の留意点
  「イベント・スペース(展示・施設開発)」企画にあたって

  時代を語る環境キーワード

   VOC
   生分解性プラスチック
  コラム 広告制作とISO14001(仲道史)

 2-5 座談会 環境コミュニケーションのコツ

  コラム 生活者−NPO−企業を結ぶコーズ・リレイティッド・マーケティング(比留間雅人)

 2-6 「エコ・コミュニケーション」のすすめ

  環境コミュニケーションの難しさ
  環境用語の問題点
  京都議定書の驚異
  環境問題を改善するために必要な4本の柱
  環境意識と行動のギャップ
  知識、意識、そして行動
  エコ・コミュニケーションのすすめ

  時代を語る環境キーワード

   エコリテラシー
   国際標準化機構
   トップランナー方式
  コラム かっこよくてオシャレな『エココロ』(マエキタミヤコ)


第3章 エコライフスタイルのすすめ

 3-1 エコライフスタイルとは?

  無意識のエコライフスタイル
  米国で台頭するローハス
  スローフード
  環の国

  時代を語る環境キーワード

   サマータイム
   有機栽培
   My Hashi
   NGO・NPO
   屋上緑化
  コラム エネルギー利用をめぐる“作法”(新宮秀夫)
  コラム アマゾンで考えた(本田亮)

 3-2 エコツーリズム

  時代を語る環境キーワード

   インタープリター
  コラム 与えられた風土、自然、文化を守るということ(加藤登紀子)
  コラム スポーツを通じた環境教育(岡田達雄)
  コラム ロシアにおける市民参加型の地域活動(八代英美)

 3-3 体験型の環境学習

  エコセンター
  参加型・体験型の環境学習
  企業エコセンターと環境教育

  時代を語る環境キーワード

   環境教育推進法
   ネイチャーゲーム
   クライン・ガルテン
  コラム 珊瑚礁の缶ビール(新井満)

 3-4 住民参加の手法

  時代を語る環境キーワード

   環境影響評価法
  コラム モノの力(隈研吾)

 3-5 グラウンドワーク——地域での環境行動

  グラウンドワークとは?
  英国グラウンドワークの仕組み
  日本でのグラウンドワーク
  企業にとって広報活動となるグラウンドワーク

  時代を語る環境キーワード

   Think Globally, Act Locally
   グラウンドワーク・トラスト
   コミュニティ・ビジネス
   グリーンマップ
  コラム 環境保護と観光復興をめざして(野口健)

 3-6 パブリック・ジャーナリズムによるまちづくり

  地域、市民のためのジャーナリズム
  米国におけるパブリック・ジャーナリズムの発展
  日本型パブリック・ジャーナリズムの可能性
  市民主体の、まちづくりミーティングの方法論
  まちづくりにおけるパブリック・ジャーナリズム実践の課題
  パブリック・ジャーナリズムへの期待

  コラム 芸術と環境コミュニケーション(土屋壽満)
  コラム まちづくりのためのテキスト(佐野吉彦)

 3-7 森林認証とは?

  森林認証とは何か
  FSC(森林管理協議会)での認証
  FSCの認証制度とパートナーシップ
  基準・指標とさまざまな認証制度
  認証取得の国際動向
  速水林業にみる認証取得による効果
  森林認証とラベリング

  時代を語る環境キーワード

   世界遺産
   グリーンツーリズム
   モントリオール・プロセス
   鎮守の森
  コラム 森へおいでよ(森永麻美子)
  コラム 緑の百年物語(新井満)

 3-8 ゼロ・エミッションとは?

  ゼロ・エミッション
  海外の先進的な例
  日本での動き

  時代を語る環境キーワード

   ZERI
   拡大生産者責任
   環境効率
  コラム ゼロ・エミッションの新ビジョン(グンター・パウリ)
  コラム コウノトリ野生復帰と環境再生(中瀬勲)

 3-9 ナショナル・トラスト、エコミュージアム

  ナショナル・トラスト
  エコミュージアム

  コラム エコツアーのメッカ、コスタリカ(足立直樹)
  コラム 新領域型NPO(赤池学)


第4章 サステナブル・マネジメントのすすめ

 4-1 企業の社会的責任=CSRとコミュニケーション

  企業の社会的責任=CSRをとりまく状況
  CSRに関する国際的な動向
  わが国の動向
  CSRコミュニケーション

  時代を語る環境キーワード

   持続可能性報告書
   エコファンド
   グローバル・コンパクト
  コラム 森へ差し入れ(本田亮)

 4-2 サステナブル・エンタープライズ

  「サステナブル・エンタープライズ」と「CSR」の違い
  グローバリゼーションとサステナビリティ〜背景
  企業にとってのサステナビリティ〜歴史的認識
  トリプル・ボトムライン理論〜サステナブル・エンタープライズのバックボーン
  サステナブル・エンタープライズ視点から見た環境問題〜3つの視座
  第一の視座〜ビジネスチャンスとしての環境問題
  第二の視座〜環境問題の根源治療的な解決へのトライアル
  第三の視座〜「見えない」経済システムに対応する
  「日本的経営」を新しい角度から見る

  時代を語る環境キーワード

   トリプル・ボトムライン
  コラム ピーターラビットの湖水地方(新井満)
  コラム 自然の値段(佐々木緑)

 4-3 サステナブル・マネジメントとコミュニケーション

  環境経営とコミュニケーション
  環境格付け
  社会的責任投資(SRI)の動向
  リスクマネジメントとリスクコミュニケーション

  時代を語る環境キーワード

   赤道原則
   GRI
   DJSI
  コラム ベトナム/住民の手による森林の復活(国井宣明)

 4-4 環境ブランド戦略

  なぜ今「環境ブランド戦略」か?
  環境ブランド戦略の定義と意義
  企業価値と環境価値
  環境ブランド価値
  環境ブランド戦略と環境経営
  エコインセンティブの開発・設定
  環境ブランド価値の測定
  環境ブランド価値向上戦略のセオリー

  時代を語る環境キーワード

   LCA
   グリーン調達
   グリーン購入
   環境パフォーマンス評価
  コラム 江戸の街のインダストリアル・エコロジー(関口憲義)
  コラム CO2が取引される?〜排出権取引の現場から(春田五穂)

 4-5 IT活用によるサステナブル・ビジネス戦略

  ITの進展とエネルギー消費
  ユビキタス社会と環境保全
  日本のIT未来戦略〜EU、USの先進事例と環境eマーケットプレイス構想

  時代を語る環境キーワード

   電子Book
   高度道路交通システム
   エコマネー
   HEMS
  コラム またぎ村が消えて(白田博彦)
  コラム エコカーとITビジネスのこれから(赤池学)
  コラム 100万人のキャンドルナイト(マエキタミヤコ)
  コラム 「誰もがみんなエコノザウルスだ。」(本田亮)



 ↑ページトップへ



著者紹介

電通エコ・コミュニケーション・ネットワーク
広告コミュニケーション産業である電通グループ内のさまざまなプロジェクトにおける環境関連の課題を一括支援することを目的に構築された横断組織。
(株)電通のプロジェクト・プロデュース局、アカウント・プランニング本部、消費者研究センター、コーポレート計画局、(株)電通総研、(株)電通パブリックリレーションズ、(株)電通テック等が中心となって活動を進めている。「環境ブランド戦略」や「環境コミュニケーション戦略」などについての調査研究、ソリューションの開発を行なっている。また、企業・行政・市民団体における環境活動上の課題に対し、コミュニケーションの側面から支援を行なっている。


お問い合わせは、webmaster までお願いいたします。
1996 - 2003 DIAMOND, INC. All Rights Reserved.