目次

なぜ、それを考えつかなかったのか

最高の結果を生む聡明な思考法


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表紙




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第1章 なぜ、それを見抜けなかったのか?
    ——知覚を鋭敏にして考える


 見えたり見えなかったり
 事実をありのままの姿で見つめる
 知覚したことをダブルチェックする
 重要な事実に集中する
 的を射た質問をしなさい
 森と木の両方を見るようにする
 まず頭で考える(感情よりも理性が先)


第2章 なぜ、それに集中しなかったのか?
    ——慎重に考える


 熟考する
 自分が考えたこととその結果に責任を持つようにする
 判断を下す前に理解する
 治療しようとする前に診断に集中する


第3章 なぜ、それを見過ごしたのか?
    ——思考の品質管理をする


 1 それは明確か?
 2 それは正確か?
 3 それは包括的か?
 4 それは道理にかなっているか?
 5 それは知的に高潔か?


第4章 なぜ、それに気づかなかったのか?
    ——システマティックに考える


 すべての傑作の裏にあるメソッド
 システマティック・メソッド
 1 真実だとわかっているところから始める
 2 それらを関連づける
 3 賛否両論を比較検討する
 4 可能性を考える
 5 クリティカル・パスをたどる


第5章 なぜ、それを思いつかなかったのか?
    ——想像力を駆使する


 鮮明に生き生きと想像することを練習する
 勇敢に想像する
 逆境、挫折、そして失敗を切り抜けていく方法を想像する
 型にはまった常識にとらわれない
 ベストな解決方法を想像する


第6章 なぜ、それを感知できなかったのか?
    ——心の声に耳を傾ける


 理性だけではできないことを、直観にしてもらう
 直感の「感触」を学ぶ
 自分の直観を信頼する
 ニセモノの直観に気をつける


第7章 なぜ、それが理解できなかったのか?
    ——共感をもって考える


 他の人が何を考え何を感じているかを考える
 裏に潜んだ動機を明らかにする
(そう考え、感じ、行動するように仕向けるのは何か?)
 他の人があなたの言動をどう考えどう解釈しているかを学ぶ


第8章 なぜ、それを予期できなかったのか?
    ——飛ぶ前に見る


 考えもしないことまで考える
 予期せぬことを予期する
 結果の重要性と起こる可能性とを考える
 辛らつな批判を求め、それを大切にする


解答



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梗概

●あなたの思考法は今のままでベストですか?

きっとそうではないはずです。それに気づいていながら、つい「いつもどおりに考えてしまう」惰性的悪循環。それを破れば、後で「こうすれば良かった、ああすれば良かった」と後悔することはなくなります。

●挫折を完璧な勝利に変えるために想像力を駆使する

「エベレストよ、君は最初に私に勝った。でも、今度は私が君に勝つ番だ。なぜなら、君はもう成長するだけ成長してしまったが、私はまだ成長している最中だからな。」(エベレスト登頂に失敗した後で、エドモンド・ヒラリー卿)
逆境、失敗という暗闇の中でも、勇気を伴う鮮やかな「想像力を駆使する」(第5章)ことで、暗いトンネルの向こうに明かりを見出すことができるのです。

●「まあまあな意思決定」「まあまあな解決策」でよしとするのではなく、「ベストな意思決定」「逆転優勝をもたらすようなドラマチックな解決策」にしませんか?

複雑な手法を必要とするわけではありません。手の打ちようがないと思われるほど最悪な状況をいかにして自分、自社に有利な状況に一変させるか……その思考法について、歴史上の著名な人々の聡明な思考法を豊富に紹介しながら、また、興味深い具体例をあげながら、まるで物語のように語りかけてくれます。だから、----
実務的にも自己啓発のためにもとても役に立つ内容でありながら、実務一辺倒の退屈さや教条主義的なところがなく、一気にエキサイティングな気持で読破し、学んでいただけます。また----
各章のテーマ毎にユニークな練習問題やクイズが掲載されていますから、学んだ思考方法をマスターしているか、あるいは、自分の思考方法にはどういった欠点があるのかを、楽しみながら自己診断していただけます。

●「聡明な思考法」を身につけて、成功への扉を開ける「頭脳の鍵」を手に入れてください



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著者紹介

チャールズ・W・マッコイ Jr.(Charles W. McCoy Jr.)
カリフォルニア州の上級裁判所であるロサンゼルス最高裁判所判事。
ペパーディン大学のロースクールとサウスウェスタン大学のロースクール、2つのロースクールで講義を担当している。法律関係のジャーナルにも数多くの論説を発表している。


訳者紹介

ルディー和子
アメリカの化粧品会社エスティ・ローダ社マーケティング・マネジャー、出版社タイム・インクのダイレクト・マーケティング本部長を経て、現在、マーケティング・コンサルティングや講演活動を主業務とするウィトン・アクトン社代表。
著書:『データベース・マーケティングの実際』『ダイレクト・マーケティングの実際』(以上、日経文庫)、『IT顧客戦略まるわかり』『ウォルマートの儲けのしくみ』(あさ出版)。
訳書:多数。



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