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第1章 言葉のクセにその人が見えるって本当?
「覚えていない」「忘れました」
「なぜ私ばかり……」
「やればできるじゃない」
「私は聞いていません」
「みんなが言っている」
「私ならそうしない」
「頼まれたから、してあげた」
「君に任せるよ」
「わかっているんだけどね」
「困るなー」
「別にどうこうしてくれと言っているんじゃない」
「〜するけどいい?」
第2章 誤解される言葉、だまされる言葉
「ちょっといいですか」
「ちょっとお時間いただけますか」
「私は構いませんけれど」
「なかなか、いいじゃないですか」
「悪いところがあったら言ってください。直しますから」
「あなたの足手まといにならないかしら」
「私辛いわ」
「好きなようにすれば」
「大丈夫ですか。何かありましたらしますから」
「言ってくだされば、やりますから」
「そんなつもりで言ったんじゃない」
第3章 言葉のクセで自分に気づく
「どうするの?」
「それはちょっと」
「しっかりしてよ」「きちんとしなさい」
「えーと。えーとですね
「すいません、すいません」
「実は……」
「はあ……」
「もういい、わかったから」
「ほっといてください!」
「絶対に〜だと思う」
第4章 今より少し楽に生きよう
「昔はいい人だったのに」
「これはうちのものではないわ」
「よくもまあ、あそこまでやれるよな」
「どうせ私はダメなのよ」
「これ以上は無理だ」
「もう、死にたいよ」
「いつもそうして逃げるのね」
「もう、どうでもいいの」
「おまえが言ったからやったんじゃないか」
「つまり、こう言いたいんでしょう」
「もうどうなってもいい!」
「やっぱりわかってくれない」
「何とかなる」
あとがき——言葉のクセは生命力の証
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