目次

幸せなカップルになるために

エリス博士の7つのルール
原書名 Making Intimate Connections


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表紙




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第1章 どうして二人はうまくいかないの?
    ——上手なコミュニケーションのためのABC理論


  自分とのコミュニケーション
  コミュニケーションのスタイル
  非合理な思いこみの三つのタイプ
  論理療法と他者とのコミュニケーション


第2章 現実を受け入れるために必要なこと

  「ミッキーを愛していたのに」
  「欲すること」と「絶対必要とする」ことの違い
  「ルールで人生が変わった」フランクの手紙
  完璧である必要はない
  ともに苦難を乗り越えたカップル


第3章 「べき」と「ねばならない」を克服するために

  負けず嫌いのセルマとソマの関係
  フランクとフランシスの場合
  いいコミュニケーションは受け入れることから
  「べき」「ねばならない」は心の動揺のもと
  「間違っているのは私じゃない、君だ」
  コミュニケーションの正体
  現実と心理的問題


第4章 二人の絆を深めるための7つのルール
    ——よりよいコミュニケーションをめざして


  三つの人間関係の役割
  ミシェルの手紙
  クラリスのハリーに関する悩み


第5章 〔ルール1〕相手をありのままに受け入れよう

  人に影響を与える権利
  パートナーにもあなたを変える自由を
  お互いにゆずらないロンとセレナの場合
  試してみよう


第6章 〔ルール2〕感謝する気持ちを繰り返し伝えよう

  称賛の効果について
  プラスの点を見つける
  会話の流れを大切に
  思いやりのコミュニケーション
  建設的批判は非難ではない
  批判を称賛に置き換えよう
  違いが違いを生み出すとき
  善意の助言が悪意に見えるとき
  称賛すべき些細なことはどこにでもある
  称賛とお世辞の区別


第7章 〔ルール3〕真摯なコミュニケーション
    ——誠実さをあなた自身のために活用する方法


  多くの心理療法に隠された「べき」思考
  正直になることはむずかしい
  バートとマリーの場合


第8章 〔ルール4〕立場や意見の違いを正直に認めよう
    ——二人が満足できる結論に達するには


  違いに対処するには
  金銭感覚の違うカップル
  いいコミュニケーションには二人が必要
  違いがうまく伝えられないと
  違いは必ずしも明白ではない
  循環的対話連鎖法——相互理解へのコミュニケーション
  循環的対話連鎖法を気軽な会話に利用する
  受け手の責任
  送り手の役割
  感情的な障害
  違いをうまく伝える


第9章 〔ルール5〕相手がめざしている目標を応援しよう

  愛することと与えること
  真摯であること


第10章 〔ルール6〕相手にも間違いをおかす権利があることを認めよう

  正しくあることにプライドをもつな
  あなたには間違える権利がある
  自分のミスから学ぶ
  ルール6と真摯さ
  非難がもたらす悪循環
  あなたの失敗を告白しよう


第11章 〔ルール7〕かなえられない願望を目標としてとらえなおそう

  繰り返しのパターンを探す
  一三年越しの「権力闘争」
  「幻想」から「現実」へ


第12章 目標を達成するために固い決意を

  「違いを乗り越えられる」関係を築く
  ルール1…相手をありのままに受け入れる
  ルール2…相手を称賛し、感謝する気持ちを繰り返し伝える
  ルール3…真摯にコミュニケーションをとる
  ルール4…相手との立場や意見の違いを正直に認める
  ルール5…相手がめざしている目標を応援する
  ルール6…相手にも間違いをおかす権利があることを認める
  ルール7…今かなえられない願望を目標としてとらえなおす


第13章 7つのルールを活用するには

  ルールを身につけ、活用するためのヒント
  アイデアから実践に
  ここからがスタートライン


監訳者解説

訳者あとがき



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梗概

大切なあの人との絆を深めたい人へ

世界三大心理療法家の一人、アルバート・エリス博士が教える親密な関係を築くための7つのステップ。



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著者紹介

アルバート・エリス(Albert Ellis)
1913年生まれ。ニューヨーク州立大学卒。コロンビア大学で臨床心理学の博士号を取得。論理療法(REBT)の創設者。アメリカの臨床心理学者のあいだで、精神分析のシグムント・フロイト、非指示療法のカール・ロジャーズと並ぶ、三大心理療法家の一人として、高く評価されている。現在、アルバート・エリス研究所(ニューヨーク市)所長。主な邦訳著書に『神経症者とつきあうには』(川島書店)、『理性感情行動療法』(金子書房)、『性格は変えられない、それでも人生は変えられる』(ダイヤモンド社)など。

テッド・クロフォード(Ted Crawford)
コミュニケーション研究家。エリスに論理療法を学び、循環的対話連鎖法(RDS)を開発。


監訳者紹介

齊藤 勇(さいとう いさむ)
1943年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。現在、立正大学心理学部教授、早稲田大学講師。主な著書に『人はなぜ足を引っ張り合うのか』(プレジデント社)、『自己チュウにはわけがある』(文春新書)、『言うこととやることがあまりに違う人』(講談社)、『嫌われてしまえば、ラクになる!』(ダイヤモンド社)、訳書に『グズの人にはわけがある』(文春ネスコ)、『性格は変えられない、それでも人生は変えられる』(ダイヤモンド社)など。


訳者紹介

栗原 紀子(くりはら のりこ)
上智大学外国語学部卒。雑誌編集者、記者を経てニューヨーク大学大学院修士課程修了。雑誌を中心にフリーランスで翻訳、記事執筆。著書に『プレイン・ピープル アーミッシュの世界』(愛育社)、『ヴェネツィア 水の都の街歩き』(東京書籍)、訳書に『愛の贈りもの』(TBSブリタニカ)など。



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