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まえがき
スピードを上げるから、勉強できる。
第1章 本は、買ってきたその日が、一番速く読める。
本は、買ってきた日に読むのが、一番速く読める。
薄い本で、とにかく速く読む。
本を読むのにかかる時間は、意識で決まる。
この本は何分で読めるか、読む前に決める。
辞書は、薄くて、語彙の少ないものがいい。
同じ本なら、10時間で読むより、1時間で読んだほうが得るものが多い。
同じ時間なら3時間で1冊じっくり読むより、3時間で10冊読んだほうが得るものが多い。
本ほど、安いものはない。モタモタ読んでいるほうが、時間のムダづかい。
本の全部を理解することが目的ではない。わかるところが得るものだ。
数式・専門用語・外国語・脚注を、飛ばすだけで、本は圧倒的に早く読める。
小説以外は、50ページ読んで面白くない本が、突然面白くなることはない。
本は、最初の50ページを読めば残りはあっという間に読める。
ベストセラーには、人を引きつけるパワーがある。
前に読んだ本でも、かまわず読み返すと発見がある。
第2章 勉強が足りないのではない。勉強の仕方が間違っているのだ。
スピードをつけないと、勉強できない。大人の勉強は、スピードが命。
勉強が足りないのではない。勉強の仕方が間違っているのだ。
あなたの付加価値は、脳の稼働率で決まる。
「頭が悪い」には自覚症状があるが、グズには自覚症状がない。
気品は、環境からではなく、知性から生まれる。
生かすことで、知識は知恵になる。
知恵とは、問題を小さなパートに分ける能力だ。
アウトプットばかりではダメ。インプットばかりでもダメ。
昔話が多いのは、インプットが足りないからだ。
吐き出すことで、頭の回転が良くなる。
人生の価値は、アウトプットをどれだけしたかで決まる。
自分の役に立つ勉強は、必ずまわりの人の役に立つ。
学校にいるから学生ではない。学ぶ者が、学生である。
アイデアをつくれるだけでは、アマのアイデアマン。アイデアを大量生産できる仕組みをつくるのが、プロのプランナー。
あなたの知性が、あなたの資産になる。
第3章 速く考えたほうが、速く理解できる。
速く考えたほうが、深く理解できる。
質問癖をやめないと、前へ進めない。
「それだけで足りるか?」と聞く人は、どうせ一生できない。
効率を優先すると、スピードは落ちる。
講義中にレジュメを見る人は、吸収できない。
かったるい上司や先生が話している時は、“内職”をする。
解き方がわかったら、先に進もう。
質問をして満足するな。
他人の間違いを訂正している時間があったら、自分で勉強する。
第4章 字を速く書くと、頭の回転が速くなる。
字を速く書けるようになると、頭の回転が速くなる。
消しゴムを使わないことで、頭の回転が速くなる。
スペースをぜいたくに使うと、頭の回転が速くなる。
紙の裏を使わないことで、頭の回転が速くなる。
自分のためのメモは、汚くていい。
考えている順番とスピードで書くと、読む人にはわかりやすい。
書き間違いをその場で直さない。後で修正できる。
何を書こうかは、書き出してから浮かぶ。
いいカッコをすると書けなくなる。
どこででも書けないと、スピードアップできない。
紙がなかったら、銀行に飛び込む。
メモしないで覚えられるアイデアは、たいしたアイデアではない。
本の裏表紙は、メモ用紙である。
「走り書き」はわからないからいい。(1)何だったか、頭を使える。(2)別のアイデアがそこから生まれる。
食事中だからメモできないと言っているようでは、アイデアの神様に愛されない。
書きながら、考える。考えているプロセスを書く。
何でも文字にすると、頭の回転が速くなる。
前置きをしているうちに、書きたいことを忘れてしまう。
第5章 暗記には6つのコツがある。
暗記には6つのコツがある。
ルールブックを最後まで読んでいたのでは、スポーツは一生できない。
齢をとったほうが、理解力がまさっている。
第6章 学ぶことは、最もぜいたくなレジャーになる。
学ぶことは、最もぜいたくなレジャーになる。
10年続ければ、学問にならないものはない。
集め始めると、集まり出す。
遊んでいると、学ばざるを得なくなる。
同じことをしても右脳と左脳に分かれる。
あとがき
勉強すれば、人生が楽しくなる。
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