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プロローグ
第 1 章 仕手株とは何か
かつて仕手は相場のヒーローだった
仕手の歴史
「街の投資顧問」という存在
個人投資家への「助言」と「一任」
街の投資顧問を仕手筋に変貌させるピラミッド構造
第 2 章 歴史的変遷を知る
昭和30年代以前 戦後の高度成長期
昭和40年代 低迷する相場を仕手株が牽引
昭和40年代 成長株か仕手株か
昭和50年代 業績相場の時代と信用売りの活用
昭和60年代から平成ひと桁 バブルから相場の冬へ
第 3 章 職業としての株式投資
“仕手戦”をやっているのは仕手筋だけではない
(1)証券会社と証券マン
証券会社の様々な仕事を経験し、見てきた私
証券会社の栄枯盛衰
株の世界では「販売力=相場形成力」
出れば必ず株価を上げる調査レポート
大量推奨大量販売スキームの大成功例
相場形成のしくみは仕手株と同一!?
不祥事によるスキームの崩壊
(2)投資信託、運用会社、年金基金
アナリストという名の“本尊”
ファンドマネジャーの実態
機関投資家という名の仕手筋
(3)外国人投資家、ヘッジファンド
仕手相場を活況づかせたヘッジファンドの登場
(4)仕手筋と呼ばれる人々
街の投資顧問を束ねて仕手戦
金融屋という存在
金融屋の危険なつながり
第 4 章 現在の株式市場と仕手筋の錬金術
株価操縦に関する法律の抜け穴
80年代バブル相場のカラクリ
転換社債という錬金術
ワラントを使った錬金術
90年代仕手相場の牽引役
仕手株冬の時代
ベンチャー企業の経営者たちがきっかけとなったITバブル
連続ストップ高を呼ぶ分割株上げスキーム
ITバブルが起こったわけ
ネット証券が生んだネット仕手筋
ITベンチャーの錬金術
第 5 章 投機的株価形成のしくみ
インデックス運用の登場
インデックス運用の対極にあるもの
ファンダメンタル分析では将来はわからない
数値が株価を動かす市場
それでもファンダメンタル分析が必要なわけ
仕手筋流ファンダメンタル分析
IT起業家の「本当の」錬金術
ファンダメンタル分析は株価を予想するものではない
究極の企業分析方法
仕手筋のロジック
仕手戦バリエーション
仕手戦のためのファイナンス
新たな錬金術
ネットトレーダーの「得意銘柄」の罠
個人投資家をだます個人投資家の手口
仕手株に“だまされない”ために
第 6 章 市場の未来
株価が「見栄え」で決まる現状
堀江氏が犯した罪
最近の仕手戦の特徴
仕手筋が負っているリスク
買収劇での思わぬリスク
企業価値を試算することの重要性
ライブドア事件の本質とは
投資=世の中に貢献するきっかけをつくること
掲示板の書き込みで動く株価
仕手筋のホールディング化による可能性
株式投資で大切なこと
起業家よ、実業家たれ!
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