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これから10年 長期投資のロードマップ

一生困らないお金を、のん気投資で手に入れる


[目次] [著者紹介]


表紙




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プロローグ ロングドライブに出かけよう!

第1章 長期投資をするときに考えておきたいこと

『ヴェニスの商人』は投資の本でもあった
利息は神様のお恵み!?
思い切って将来に賭けるか、周到に準備をしてリスクを避けるか
あなたは未来に賭けますか? それとも現在を買いますか?
未来派の投資家vs. 現在派の投資家
株式投資の中にも未来派と現在派がある!
未来派投資と現在派投資、一体どちらが有利?
しかし、時代と共に投資スタイルは変遷する
2005年春からの株価上昇=シャイロックの危機
投資には「時代」と呼べる特定の期間があり、それは繰り返す
では、10年先までのロードマップを示しましょう

第2章 これから10年長期投資のロードマップ

資本主義を貫く2つの法則
これから10年キ期投資のロードマップ
2005年〜2007年(景気の拡大期)
2008年〜2012年(景気は後退から再度の拡大へ)
2013年〜2014年(景気はピークアウトし、再び後退局面へ)
では、具体的に何に投資すればよいのか?
第1の転換点=小型株+債券投資の時代へ
第2の転換点=割安株投資の出番、
第3の転換点=小型株+割安株投資の出番
第4の転換点=再び大型成長株へ
為替は、2007年夏ごろにピークをつける

第3章 株価、金利、為替をどう読むか

景気と株価は地道なデータ観察から合理的に考える
日本の景気は2〜5年かけて拡大し、ストンと落ちる
株価の動きをデフォルメすると株価の循環が見えてくる
株価が景気に先行するのは25分の23の確率
株価はいつまで、どこまで上がるのか?
なぜ1年3カ月も株価が低迷したのか?
金利は株価には連動しない
平成大不況の特異性
為替の動きをデフォルメして為替のサイクルを見つける
ドルは米国金融政策に遅行する
株価、金利、為替、すべては米国経済が動かしている
日米の景気循環(修正版)のリズム
すべての源は米国にあった
米国景気を殺すもの
現実の世界は、そう簡単に方向転換できない
名目成長率+4%という分水嶺

第4章 リスクを制するものが投資を制する

リスクの存在
大不況は政治が引き起こす
平成大不況と世界大恐慌には共通した問題点がある
景気後退は台風と同じく、必ずある期間をおいてやってくる
日本銀行の失敗
金融政策の結果はマネーサプライに表れる
人間の知恵としての金融政策
今見えている具体的なリスクを整理しておこう
大不況が生み出すリスク

第5章 長期投資家としていかに生きるか

運用期間85年! 本物の長期投資家
一番安全で効果的なのは、歴史の波に乗ること
米国もかつては悩んでいた
高齢者を大金持ちにした米国の年金制度
世界大恐慌の結果、株式市場が大衆化した
長期投資の最大の目的は続けること。短期的な利益ではない
のんきな投資家になることのすすめ
統計は多くを教えてくれる
本を読んだり寝たりすることは機会損失か?
ロードマップを使い、余った時間で周りを見よう
休みながら進む。これが長期投資
長期投資家になるということ
時代の流れに上手に乗ろう
個人的な体験から
日本の過少消費・過剰貯蓄の本質
日本人が投資に目覚めるとき

エピローグ 旗尾リスの不思議な知恵



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著者

岡崎良介(おかざき・りょうすけ)
1959年、大阪府生まれ。83年、慶応義塾大学経済学部卒業。伊藤忠商事入社後、米国勤務を経て87年に野村證券投資信託委託(現:野村アセットマネジメント)入社、ファンドマネジャーとなる。93年、日本バンカーストラスト信託銀行(現:ドイチェ信託銀行)入社、運用担当常務執行役員として年金・投資信託・ヘッジファンドの運用に長く携わる。2004年、フィスコ アセットマネジメントの設立に参画。運用担当取締役CIO(運用最高責任者)。著書に『フリーランチ投資家になろう!』(ダイヤモンド社)がある。


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