目次


ビジネスの勝ち方は学ぶことができる 勝つ力


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表紙




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はじめに

序章 大逆転時代到来!

  混沌から生まれる新時代
  進化ではなく突然変異が求められている
  新しい主役は混沌の時代からしか生まれない
  常識革命は起き始めている
  消費型社会から循環型社会へ
  チャネル社会からコンテンツ社会へ
  チャンスは偶然では手に入らない

第一の鉄則 負けない努力をせよ

  人生は条件付き確率の連続
  リスクがあるからこそ人生は楽しい
  勝つべくして勝つ法則がある
  負けないための鉄則はルールを守ること
  崖っぷちで勝負してはならない
  プロとして勝つ大切さ
  自分が何をやりたいか明確にできてこそプロ
  求められるプレゼンテーション力
  自分の運命をコントロールせよ

第二の鉄則 志とミッションを持て!

  戦う準備はできているか
  自分とは何者で、何ができるのか
  切磋琢磨してミッションを磨き上げていく
  ミッションを支える「志」
  就職を決めた自身の不変の志
  だから、会社ではなく仕事を選べ
  何のためにお金を儲けるのか
  「旅」をすればミッションに出会える
  「旅」で感じた発見がビッグビジネスを生む
  就職してからミッションを探すのでは遅すぎる

第三の鉄則 自らの地図を持て!

  志を絵空事にしないために
  自らの行動指針が分かるもう一枚の地図
  何年もかけて精度を上げていく根気
  閃いたらすぐメモするメモ魔になれ!
  自分の好き嫌いを明確にする
  図式化する癖を
  常に手直ししていく習慣
  自分という個人を大切にしてくれる会社を選べ
  自分の成功の基準をどこに置くかもしっかり決めておく
  マクロ的地図で、今の日本を知れ!
  金利・株・為替とGDPの波に注目
  法律の徹底研究は必須
  商慣習は、絶対的ルールではない
  競争相手の存在も重要
  自分の運命をコントロールするために不可欠な二枚の地図

第四の鉄則 時系列とクロスセクションを読みとれ

  時系列とクロスセクションが分析の軸
  時系列だけでは分からなかったバブルの先
  今の日本は大恐慌時のアメリカと酷似
  金融の複線化がアメリカ経済を強くした
  インフラの整備の意味もはき違えている
  金融孤児・ニッポン
  退化した日本の金融システム
  滅亡の足音がしても、賑わう銀座
  アメリカの政策を変えるきっかけになった日本の一証券マンのレポート
  プラザ合意は、当時のマクロ的地図では当然の結果
  時系列分析だけでは見えなかった「歪み」
  歴史年表を作る要領で時系列とクロスセクションを考える
  マッピングがニーズを導く
  プラザ合意が、「地図」の変更を告げた
  新しい地図が突きつけた限界
  新しい地図で、ゴールドマン・サックスに新事業を立ち上げさせた

第五の鉄則 悲観的に準備して、楽観的に行動する

  地図をいかに生かすかは、どう行動するかがカギ
  考えうるあらゆることに備えておく
  三〇秒しか悩まない
  時には、勝ち負けではなく自己を方向付けるために行動すべし
  二、三割の法則
  営業とは提案から始まる
  目先の利益の前に相手の立場に立った提案から始める
  トップ企業から攻めよ
  ライバルがやらないことをやる
  ライバルも仲間にしてしまう
  顧客は別のものを求めている
  楽観的に行動するために、悲観的にチェックする

第六の鉄則 満員電車には乗るな!

  「自分の主人」になるために
  学生時代の投資が大きなリターンを生む
  あり余る時間を有効に使え
  日本の大学の欠陥に注意
  満員電車には乗るな
  人気企業は、今がピークかもしれない
  やりたい仕事はせいぜい一〇%
  タクシー通勤した新人時代
  自主的に完全週休二日を導入した
  早起きは三文以上の徳
  思いついたことを声に出す
  提案書は毎日書く
  常に具体的な提案をする姿勢
  記録魔になれ!
  自分マニュアルをつくれ
  投資効果のバロメーターは、より高いリスクをとれること

第七の鉄則 挫折が挑戦を生む

  転職は成功ではなく挫折
  ゴールドマンへの転職も挫折から
  自分自身の「地図」を変えなければならない時がある
  転機は他人の誘いでは生まれない
  転職のタイミングを計る「月旅行の原理」
  ゴールドマン・サックス会長に提示した二枚の地図
  次の一〇年で何がチャンスかを示したもう一枚の「地図」
  外資系企業が絶対ではない
  決断はトップの姿勢
  小さな村のようなグローバル企業
  ロールアップ・スリーブの精神を重視
  パートナーとして扱ってくれる会社を選べ
  出る杭は打たない
  自分がゲームの主導権を握る
  プライベートな状況も軽視しない
  挫折がなければ成功はない

第八の鉄則 大逆転時代のビジネスを見抜け!

  大逆転時代に勝利するための「地図」
  見逃せない中国の存在
  日本の経済システムにおける今後の課題
  富は地方が享受すればよい
  偏差値至上主義の終焉
  循環型社会への移行は地球規模の要請
  求められる企業の社会的責任
  田園からの産業革命で、日本は循環型社会の先進国になれる
  新しい金融システムへのいくつかの柱
  新しい時代の金融の形
  組織から個人の時代へ
  中国・アジアとの新しい関係の構築
  求められる中国とのクロスボーダー・ビジネス
  新しい日本をリードするさまざまなビジネス
  日本のプラットフォームを再確認する時

エピローグ 新たなるミッションを胸に

  大いなる挫折の果てに行き着いた答え
  政治システムを変えることが経済変革を呼ぶ
  すべては一人の想いから始まる



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著者

山崎養世(やまざき・やすよ)
昭和33年生まれ。福岡市出身。東京大学経済学部卒業。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)で経営学修士号(MBA)取得。大和証券に入社し、日本初の証券化商品に投資する投資信託「ジャンボ・アルファ」(1990年度日経金融最優秀商品賞受賞)を開発するなど、さまざまな金融業務に携わった後、米ゴールドマン・サックス社に移り、日本での資産運用ビジネスを立ち上げる。ゴールドマン・サックス投信(株)及びゴールドマン・サックス・アセット・マネージメント・ジャパン・リミテッド社長、ゴールドマン・サックス本社パートナー(共同経営者)にも就任。在任中、ゴールドマン・サックス社の企業広告が第48回日経広告賞(グランプリ)を受賞。資産運用の認知度を飛躍的に高めた点が評価された。退社後、徳島県知事選挙に挑戦し、その後、山崎養世事務所を設立。金融、財政、国際経済問題等に関する調査・研究・提言活動を積極的に行なっている。2003年11月の総選挙において、「高速道路無料化」及び「郵政資金の中小企業への活用」が民主党のマニフェストに採用され、民主党政権が誕生したときの国土交通大臣に指名された。
著書に『大逆転の時代』(祥伝社)『高速道路はタダになる!』(共著 新風舎)『日本列島快走論』(NHK出版)『投資信託革命—21世紀の資産運用』(共著 日本経済新聞社)などがある。発表論文等多数。多くはホームページで見ることができる。
http://www.yamazaki-online.jp/
「新しい日本をつくる国民会議(21世紀臨調)」運営委員、「農林水産業から日本を元気にする国民会議」幹事でもある。


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