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破綻寸前!? 国のサイフ 家計のサイフ

大増税時代と格差社会を生き抜く方法


[目次] [著者紹介]


表紙




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はじめに

第1章 「破綻」の時代がやってきた!

 「小さな政府」という名の「大きな政府」
 自治体が「破綻」する!?
 「確実なもの」が次々と失われた、私たちの社会
 国の借金は、1分につき6000万円ずつ増えている!
 国家財政より先に、家計が破綻する
 借金だらけでも、日本国の評価はAランク
 800兆円の借金は、私たちの子供が背負う
 進まない、国の「無駄削り」
 真に豊かな国だった日本は、もはや過去のものか
 対談:金子勝(慶應義塾大学教授)

第2章 家計のサイフはどうなるの?

 グローバル化がもたらした格差社会
 日本に「改革」を「指示」するアメリカ
 ソ連の崩壊で、過酷な資本主義が始まった
 「姉歯問題」の遠因は、アメリカ追随の市場開放政策にある
 規制緩和が、ホリエモンの錬金術を可能にした
 アブナイ牛肉を無理やり食べさせられるのは、なぜ?
 国が、弱者のセーフティーネットになれない
 中小零細企業の倒産は増加
 これでいいの? 弱者から強者に富が移る構造
 本当に、景気回復しているのか?
 「中流」が消え、一握りの「勝ち組」と多数の「負け組」が出現
 企業を変える「株主資本主義」
 古き良きアメリカは、なぜ失われたか
 過熱する米・住宅バブルが恐慌の引き金に?
 奪われたくなければ、奪う側に立つしかない競争社会
 対談:村尾信尚(関西学院大学教授)

第3章 大増税時代がやってくる!

 税金は、給料が高い人のほうが有利
 「定率減税廃止」で、庶民の減税だけがなくなる!?
 専業主婦は、ニートではない!!
 サラリーマン大増税の柱は、「給与所得控除の縮小」!
 退職金も、増税のターゲットにされる!?
 老人と低所得者に重税感のある税制改正は問題!
 消費税のアップは、どうなる?
 お札が減ると国債が売られる
 「マクロ経済スライド」で、公的年金が実質目減り!?
 金利が上がっても、利息は上がらない!?
 対談:浦野広明(立正大学教授・税理士)

第4章 国のサイフは火の車!

 「財政破綻」と言われる日本には、財産もある
 そもそも「財政」って、何なの?
 国のサイフは、どうなっているの?
 国の「裏のサイフ」、特別会計ってどんなもの?
 「特別会計」は、なくせるの?
 予想外の出費があったら、どうするの?
 私たちは、どんな税金を払っているの?
 日本は、いつから財政赤字なの?
 国のお金が足りなくなったら、どうするの?
 財政が悪化しても、国が破綻しないこともあるの?
 もし財政破綻したら、日本はどうなるの?
 対談:工藤泰志(言論NPO代表)

第5章 「破綻」に負けない、家計をつくろう!

 生活レベルが、下がるということ
 家族力を、強化しよう!
 今、やっておきたい、3つのこと
 プラスの財産、マイナスの財産を把握しよう
 デフレの中で借りたお金が、インフレで膨れ上がる
 家計の将来かかるお金、稼げるお金を推測しよう
 公的セーフティーネットの、安心度をチェック
 保険の保障(補償)は、必要最低限の把握が必要
 これからは、社外人脈がセーフティーネットに
 インフレ対策は、インフレが来てから
 借金までして、株、不動産を買う必要はない!
 「大きく増える」という誘惑で、悲劇が
 これからの格差社会は、競争よりも共存で生き抜く!
 対談:三木由希子(情報公開クリアリングハウス室長)

おわりに



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著者紹介

荻原博子(おぎわら・ひろこ)
1954年長野県生まれ。経済ジャーナリストとして、女性誌から週刊誌、ビジネス誌、新聞、テレビなどで幅広く活躍。バブル崩壊後の地価下落をいち早く予測。デフレを見越して、借金を減らし投資を控える資産防衛を一貫して提唱。保険、金融、住宅問題など実践的な解説や提案は、若い女性、主婦、ビジネスマンまで幅広い支持を集めている。現在、テレビ・雑誌・新聞などを通じて、不況時の生活防衛策や、保険、金融、住宅問題など、実践的な提案を発信している。
著書には『2008年 破綻する家計 生き残る家計』『生命保険は掛け捨てにしなさい!』(ともにダイヤモンド社)『トクするソンする暮らしに役立つお金の常識』(講談社)『小池栄子と荻原博子のいちばんやさしい保険のはなし』(日本経済新聞社)『荻原博子の家計まるわかり読本』(学習研究社)ほか多数あり。


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